このページは、学級通信2年D組『枇杷林檎びわりんご』です。 |
枇杷林檎 200号 2001年2月28日(水)
200号と201号は27日(火)授業後に書いたものです。
200号おめでとう!!
前号までに100回を越えた仲間を紹介します
148回 多田尚矢
106回 船橋研太
113回 新井多佳美
106回 石原名津美
135回 興津香織
101回 神田さやか
124回 比企麻里子
200号に寄せて 吉岡二三代
本を読むことは大好きだ。また、子ども達に本の読み聞かせをしたり、作文を書かせたりすることも好きだ。かといって、私も作文を書くかと言うと、必ずしもそうとは言えない。しかし、この枇杷林檎に投稿するようになって、書こうという意欲が芽生えてきた。書くことの楽しさが分かってきた。とはいえ、書いたもの全てが掲載されたわけではない。1つわかったことは、推敲すいこうに推敲を重ねたものは即そく却下きゃっかされ、すらすらと書けたものは、文句なしに採用された。編集長いわく、「うまい文章は誰にでも書ける。そんなのは期待しない。心がストレートに表れているかどうかだよ」。ごもっともなコトです。
推理? 新井多佳美
今日の数学の時間、「縮図の利用」というのをやった。私は持ってきていた分度器を使った。しかしっ!それは、少しずれていて使えない分度器だった。でも、私はその分度器しか持っていなかったので、仕方なくそれを使った。すると、答えが3.7cmになった。その時!私は、こう推理?した! (このような問題で、初めてなのにこんな複雑な答えがでるはずがない。う〜む・・・これらのキーワード?をもとに考えると・・・答えは・・・4cmだ!)おおっ!なんと見事な名推理! 私は探偵になれるのではないだろうか・・・。今日ねむいわけ !!!
今日、私はスゴクねむたい。なぜかと言うと、夜中の1時ぐらいに、もうそろ×2ねようと思ったんだけど、辺りがし〜んとしてさみしかったんでテレビをつけたら、14年前、事故にあって両手両足を失ってしまったある人の特集をしていた。その人は、野田さんという人で、なんと口に筆をくわえて絵を描くんです。みんなはガタ×2の絵を想像するかもしれないけど、口で描いたとは思えないほど、うまいし、心温まる絵でした。野田さんの絵を見ていると、私が悩んでいることや、できないと今まであきらめていたものが、ちっぽけに見えてきました。最近、私は将来についてヨク考えるようになったんだけど、なんかハッキリと見えたような気がしました。人間は、一生懸命ガンバレば何でもできます!・・・そして、気づいたら2時30分でした。
友だち ミミズ研究会を復活させた人
わたしは、いっつも友達に頼ってばっかり。1人じゃ何もできないのかなぁ。それって、すごく悲しいことかも知れない。心では、自分もしっかりしようと思うけれど、ゼンゼン行動に移せれない。そして、今日もまた友だちに頼ってしまった。本当は、すごく感謝しているけど、ふだんは、こういうことで「ありがとう」とはいえない。だから、今言おうと思う。私の友だちへ・・・ 「ありがとう。」とくめい希望SANのグチを言った人へ 千鳥生
とくめい希望さんに、悪グチを言ったのは誰だ??どれだけ傷つくかわかってるの?人の気持ちを考えたことはあるの?自分がそうやって言われたら、どう思うの?本トいい加減にしなさいよ# 今、自分が悪グチ言われないと思ってるの?それはきっと、後で倍になってくると思う。そんなクラスなんだ・・・2Dって・・・。 「人の事をいやだと思ったら、心の中にしまって。」と言われても、しまってもおけないのが中学生なのかな。自分がよければ、いーの?人の気持ちはどうなるの?スコシは人の気持ちを考えて。そんな事いわれたら傷つくんだから、消えたいって思うよ・・・そりゃあ・・・。とくめい希望さんへ 無印良品
やっぱ悪口言われると傷つくよね。私も言われたらけっこう傷つく。うれしいことは一瞬で終わるのに。いやなことは長いような気がするよね。だけどガンバッテ。私はガンバルよ!でも、このクラスにそんなにひどく悪口を言う人がいるんだね。なんかショック。ちょっと・・・ ピース
今日、枇杷林檎を読んで「とくめい希望」のところで目が止まった。読んでいて、なんか私までムカついてきた。はっきり言って、かわいそうだと思う。でも、元気出してください。みんな味方だから!!のせて!!! 201号
今日の作文は200号にのる記念すべき作文なので、いつもと違ってカッコイイことを書いて載せてもらうようにしようと思ったけど、全然思いつきません。あっっ、でも、とくめい希望さんの作文は心につきささるっていうか、なんか心が痛んだ。とくめい希望さん!!!なんかあったら相談して下さい!!!私は、クラスのみんな、友達だと思っていますから。枇杷林檎200号、そして、さようなら C
祝枇杷林檎200号イエーイ。だが、もうすぐ修了式で2Dともお別れ、そして、いつも見ている枇杷林檎ともお別れだ・・・。
いったいどこまでいく枇杷林檎ーーーーーーー。(予想230号)
歯止めの授業参観 保護者H
私は子どもに「来るな」と言われても、授業参観をとても大切にしています。うちの現中学生は2人目の子どもなので、どこかで無関心でほったらかし。二番煎じになりがちな自分自身の気持ちを、学校にかかわることで戒めようと思います。高校になれば子どもの行事に参加するなんてコトありません。どんな友達とどんな顔で学校生活しているか全くわかりません。子どものことをより多く知る私のチャンスはあと1年です。また、同じ地域に住むお母さんと知り合う機会としても貴重な場だと思います。近所に知り合いがいるだけで何となく心強いし安心です。これからずーっと先、子育てを終えたあとも、いい関係が作りやすいと思うんです。次回の参観日には、知り合いの数が何人か増えるといいナと願っています。
話の玉手箱20 かた雪
「かた雪カンコ しみ雪シンコ」は、宮沢賢治の『雪わたり』に出てくる歌の一節である。かた雪は、2月ごろ北海道や東北地方で見られるもので、降り積もった雪が根雪(解けない雪のこと)となり、やがてかた雪となる。気象条件は、1) 日中、太陽に照らされ、表面が解けること。2) 夕方から冷え込み、表面が氷の状態になること。こうしてできたかた雪は、大人が歩いても埋まらない。子どもたちは、田んぼや畑の上を跳ねながら学校に行くのである。いつもの道路を通らなくても歩ける楽しさと走ってもぬからない喜びで、歓喜の声があちこちから聞こえてくる季節である。
「粉雪 つぶ雪 綿雪 ザラメ雪 水雪 かた雪 氷雪」(『津軽恋女』より)
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