私の日記
                   1997 07 26(土)
                       曇り時々晴れ
 サファリ・ツアー『3日目』

 ==◎今日の日程=====================
 午前:マサイ・マラ国立公園内にてゲーム・ドライブ
 午後:キャンプ地周辺をハイキング
                          テント泊
 =============================

 昨夜ガイドに、
 「明日は、早く出発するぞ。」
 と言われて準備していたものの、15分早いだけ。
 拍子抜け。

 さて、今日は昨日と違う道を走る。
 たくさんのヌー、コモン・シマウマ、ウォーター・バッファロー、
 トピ、トムソン・ガゼル、グラント・ガゼルなどを見る。
 象の大家族も見たぞ!
 写真で見た通りなので満足だ。

 情けないのはライオンだ。
 いくら強いからといっても、一日中SEXではだらしない。
 一度、狩りをしているところを見てみたい。

(写真上:バッファロー)
 『水牛』。雄雌共に角を持つ。
 人にとって、最も危険な動物の一つ。
(写真上:交尾するライオン)
 狩りは日没から日の出前まで。
 昼間はSEXを1回/6分。200回もする。

(写真上:エレファント)
 『アフリカ・ゾウ』。アジアのものより
 大きい。体重は6.5tに達する。
(写真上:ヌー、ワイルド・ビースト)
  『ヌー』。バッファローではない。
  馬面で、髭がある。非常に良く見られる。
(写真上:サファリを楽しむ私。)
 8月頃、ヌーの大群がセレンゲッティ国立
 公園からやって来る。(時期は要確認。)
(写真上:インパラ)
  牛科のレイヨウ。角(成長と共にねじれ
  てくる)は雄だけ。尻には『川』の字が。

 13時。
 キャンプに戻ってきて昼食。
 とてもうまい。
 『満足』の一言に尽きる。
 そして、午後の昼寝。
 とろとろになった。

 15時半。コーヒーを飲んでハイキングに出発。
 ガイドの名前は『サーマリー』。
 若く元気いっぱいのマサイ人だ。
 
 (写真上:私達に、火起こしの方法を見せるサーマリー。)

 18時半。
 昨日と同じように、日記を書く。
 シャワーも浴びた。
 髪も洗った。
 朝と夕で2回洗ったので、とても優雅な気分である。
 
 外は雨の音がする。
 それでも、マサイの人々の音楽が聞こえる。
 彼等は、薪火を囲んで歌とおしゃべりに興じている。

 夕食のとき、イタリア人のパウロが一人で食べていた。
 「カラはどうした?」
 と尋ねると、高熱を発して寝込んでいると言う。
 「マラリア?」

 2日前、彼女のスープに蛾が入った。
 それを、けらけら笑いながら飲む笑顔を思い出す。

 22時消灯。

              
続きを、どうぞ!

私の日記
『サファリ・ツアー最終日』
       27 jul 晴れ

[home]
Copyright(c) 1997-2005 fukuchi takahiro, All rights reserved.