私の日記
                 1997 07 28(月)晴れ
 ナクル湖国立公園

 ==◎今日の日程====================
 午前:ナクル湖国立公園内にてゲーム・ドライブ
 午後:ナクルの街を散策
    『トロロ行き』国際バス(ケニア→ウガンダ)を手配
 23:00 ナクル発。
                         バス内泊
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 「どうして、誰もいないの?」
 今は、6時半。
 ツアーの仲間もサファリ・カーもいない。
 「私は置いてきぼりにされたの?」

 7時。
 キャンプ場の人が起きてきた。
 朝食の準備を始めている。
 「皆さんどこにいったんですか?」
 「ナクル湖に行ったよ。」
 「えーっ、そんな馬鹿な。」
 私は、ガイドのジョンに会いたかった。

 7時半。
 テントの中から女の子2人が出てきた。
 一緒に朝食を食べる。
 「私達以外は、朝食前に出発する予定だったんだって。」
 そんなの聞いてない。

 私達3人は、8時に出発。

 数分でナクル湖に着く。
 フラミンゴだけでなく、湖周辺の野性動物も見応え十分だ。
 それに、マサイ・マラとは全然違う。
 「ここに来て、良かった。」

 ナクル湖は、とても美しい。

(写真上:フラミンゴ)
 『ピンク・フラミンゴ』。ソーダ湖にのみ
 生息する。現在100万羽。
(写真上:フラミンゴ)
 ナクル湖の周りはフラミンゴの糞で一杯。
 とても、臭い。
(写真上:ウオーター・バック)
 大型のレイヨウ。雌には角がない。良く見
 られる。上は、雄同士の喧嘩。
(写真上:ウォット・フォッグ)
 『いぼ猪』。野性の豚の中でも、最も良く見
 られる。雄には、良く目立つ牙がある。
(写真上:ナクル湖をバックに記念撮影。)
 唯一ともいえるこの展望台は、夕方に訪れた
 い。鮮やかなピンクは順光で見たい。
(写真上:トカゲ)
 恥ずかしい話し、名前は分からない。雌は、
 岩と同系色。良く見られた。体長20cm。

 ナクル湖をぐるっと廻って4、5時間だが、十分に堪能。
 でも、1日で十分。
 不満は、日の出前に出発できなかったこと。

 それから、私達はナクルの街に向かった。

 13時。
 ガイドのジョンは、私が『ウガンダ行きのバスに乗りたい。』
 と言ったので、街のチケット売り場まで乗せてくれた。
 売り場は、中心から離れていたので助かった。

 小1時間かけて『トロロ行き』国際バスのチケットを買う。
 今晩の9時発。800Khs(1600円)。
 その間、ジョンはずっと付き合ってくれた。

 14時。
 私だけ、ナクルの街の中心地で降りる。
 ジョンと女の子に別れを告げた。
 「ありがとう。」
 「良い旅を!」

 洋服屋を見つけた。
 店先にたくさんのワッペンが並んでいる。
 「これで、スボンの穴を塞いでもらおう。」

 
 (写真上:私のズボンを直す主人。50Khs(100円))

 それから、レストラン『Gilani's』に入る。
  ・ 手羽先とフライドポテト(155Khs)
  ・ ビール        (110Khs)
  ・ バニラアイス     (45Khs)
  + チップ(30Khs)
 アイスクリームが美味しかった。チップは不要だったかなあ。 

 お腹が一杯になったので、お買い物。
  ・ トイレットペーパー(10Khs)
  ・ 石鹸       (23Khs)
  ・ 飴        (30Khs)

 その後は公園で寝たよ。
 しかし、若者たちのバンドがとてもうるさい。

 それから、ナクルの街を散歩。
 ビデオカメラを持っていると危ない感じがする。
 酔っぱらいが多い。
 道路の端にはごみが目立つ。
 街の人も言っていた。
 『経済は発展したけど、汚い街になった。』
 確かに、その通りなのだ。
 
(写真上:ナクルの街。左手奥の露天で、1時間ほど
    よも山話し。英語が生活の一部になっている。)

 19時。
 バスの出発まで2時間ある。
 バーに入って待つことにした。

 バーといっても、ただ机と椅子があるだけ。
 私はギネス・ビールを注文して日記を書く。
 ギネスはうまい。あまい。
 香がよい。
 泡が美しい。
 70Khs=180円
 安い。
 ここの物価は日本の3分の1と考えると、だいたい計算が合う。

 23時。
 2時間遅れで、バス発車。

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私の日記
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29 jul 1997

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