バゲハット/バングラデシュ1999/日記 26 DES/taka を提示しました

  
  私の日記            
 12月26日(晴れ)

  ==◎今日の日程====================
  モングラ(フェリー・バス・リクシャー)→ バゲハット
  ・ バゲハット遺跡(モスク)巡り
   
 (ダウンロート途中にクリックすると正しく表示されない場合があります)
  ・ バゲハット市内散策
                        バゲハット泊
  ============================

  6時半、屋上に上がる
  
  雑踏やざわめき、騒音を好きになることがある。普段は、鬱陶
  しいだけなのに、静かな環境を愛する私なのにどうした事だろ
  う。

  渡し船のエンジン音
  コーランの響
  リクシャーのベル
  
    それらが脳髄まで浸みていく

      東に太陽が登り、西45度に月がかかる

      ====

      カランチョロン、カランチョロン

      7時ちょうど、教会のチャイムが鳴ったけど、あんな
      に早く鳴り止んではいけない。コーランはいまだ叫ん
      でいるではないか!

    ああ、どうして喧しさを好きになってしまったのだろう?

    人はうつろい易く10年の歳月でも、1日単位でも移
    ろう。否、もっと短い時間でも変化する。

    ===

  少年が石畳を掃いているのを眺めて「奇麗好きは良い」「何も
  できなくても掃除ができればよい」と思っていたら、それは自
  分の露店を作るためであった。そして、集められたゴミ(泥砂)
  はどうするのか?と思っていたら、道路の中央部に集められ、
  放置。やがて、それはリクシャーの美しい車輪の跡を残すよう
  になったので、私は1枚の写真を撮った(下)。
  

  (もとのゴミへと移ろい
、今日の終りには、、、

  朝食後、1人で旅立った

  森長さんは桟橋まで送ってくれた
  「いつか何処かでの再会」を約束して
  
  バス内でガイドブックを読み耽りバゲハットに行くことにした
  そこは素晴しい街だった

   <クルナからの道のり>
   バス15taka→(乗り換え)→バス8taka→リクシャー5taka

  宿に着いたが、言葉が通じない
  悪戦苦闘20分

  お互いの意思が通じたときは、固く握手を交した。その内容は「
  4時にオーナーが戻る」。私は荷物を預かってもらい、さっそく
  遺跡巡りに出発した。
  <目的地>
  1 Shait gombad Mosque
  2 Chunakhola Mosque
  3 Babi begni's Mosque
  4 Nine-dome Mosque
  5 Zinda Mosque (基盤のみ)
  6 Ronvijorpur Mosque

  一番遠いShait gombad Mosqueまでリクシャー(20taka)
  で向かう。

  
  (上:Shait gombad Mosqueの外観。屋根がドーム状になっている )

  
  (上:その内部では信者達がコーランを読んでいた)

  そこから徒歩で15分。とてもいい感じの道を歩く。ヨーロッパからの
  カップルに出会ったが雰囲気ぴったり。道は、途中からブッシュに変わ
  り、子供達に案内されるままに歩く。初めは「煩わしい」と思っていた
  けど、この案内が無ければたどり着けなかった。

  
  (
上:Chunakhola Mosqueは、広い畑の真ん中にある)
     現在は使われていない。この小さなモスクが、今回のバングラ
     デシュの旅で1番印象に残るモスクだった

  
  (上:案内してくてた子供達。)
     人なつこいのは時間が有り余っているからか、それとも、バ
     クシーシ(金)をネダロウとしているからか。

  
  (上:そこには沢山のジュートとカメラの好きなおばさんがいた)
     怒られるかと思ったが正反対。カメラをむけると彼女は大喜び

  
  (上:
Babi begni's Mosque。ここも印象深いが、前の方がより良い )

  
  (上:内部天井は1つのドームになっている)

  再び、リクシャーで移動した
  約3キロ離れているし、太陽も傾いてきた

  

  (上:途中、店先から礼拝するムスリムを見かけた)

  
  (
上:Nine-dome Mosque。名前の由来は天井にある9つのドーム)

  
  (上:その内部)

 
 (上左:モスクで一人コーランを読む男性)
 (上右:それに比べて怪しいムスリムと日本人)

  
  (上:Ronvijorpur Mosque。大きく楽しい感じがする)
     これは地元大学生達が案内してくれたからだろうか

  
  (上:そのモスクを正面から見た)

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  リクシャーで帰る
  15taka(30円)
  とっても寒い

  

  (上:リクシャーの上から写す)
  運ちゃんが「道」を迷ったお陰で、夜の観光ができました

  宿に戻るとオーナーがいた
  英語はやっぱり通じないけど、部屋は貸してくれた
  ダブル、シャワー付きで80タカ(160円)

  一休みしてから、バゲハットの街を徘徊する
 
 (上左:男子専門の服屋。布地が多いけど、どうするのだろう。腰に巻くだけなのだろうか?)
 (上右:ビスケット屋。手前に秤(はかり)がある。)

 
 (上左:ここは、大旦那が座っているだけで客がいない)
 (上右:男女入り乱れて賑わっていた。全員、鶏のようにこちらを向いたけど好意的。)

 
 (上左:小さな服屋で、子供ドレスの品定めをしている。)
 (上右:ここも小さいけど、これぐらいの大きさの店のほうが多い。)

  腹が減ったと思っていたが、社会福祉事務所に勤める青年に声を掛け
  られ、勧められるままに彼の家に入り込み、夕食をご馳走になった。

  
  (上:今晩の夕食)
     ご飯、魚カレー、マトンカレー、塩、水。大変美味しかった

  
  (上:青年の家族と記念撮影)
     左から彼の弟、母親、妹、妹、青年、私。青年は30歳で、
     英語を良く話す。給料は3400円/月なので大変低いと思う
   
     妹は自分から握手を求めてきたけど、母親はムスリムなの
     で拒否された。

  楽しい一時だったけど、気を使い疲れた。

  「茶を飲んで体制を立て直そう。」とレストランに入ったら、また
  また大勢に囲まれて大変な目に合う。

  
  (上:仕方無いので撮影してあげる)
     私を含めて全員、むさ苦しい男ばかりである。また、このレ
     ストランには当然『酒』はない。茶と煙草のムスリムの世界。

  
  (上:ビッグ・ティーで喜ぶ著者)

    このレストランでは『ベンガル語』を教えて頂いた
    茶:   チャー
    熱い茶: ゴラム・チャー
    豆:   スバリー
    パン:  ビトル
    水:   パニー(ジョル)
    砂糖:  チニー
    砂糖抜き:ノーチガチニー
    愛(ラブ):バロバサ(プレム)
    結婚:  ビバホ
    父:   ババ(ピーター)
    母:   アンマ(マ)
    兄弟:  バイ
    姉妹:  ボン(ヌ)
    友達:  ボンドゥウ
    ありがとう:ドンノーバット
    手:   ハット
    H:   ファニース
    バナナ: コラ
    美味しい:マジャ
    味:   シャト
    上着:  ジャマ

  22時消灯

続きをどうぞ!

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