B 私の日記[7月22日を提示しました

  私の日記               7月22日(晴)

  ==◎今日の日程====================
  ・ 旧市街(国立劇場、宗教美術館、フランス広場)散策
  ・ 新市街(文化人類博物館、現代美術館)散策
  ・ ミラフローレス(パナマ運河)見学
  ・ チャコル自然道散策  
  ・ サミット動植物園見学
                       パナマシティ泊
  ============================

    電気を付けたまま寝ていた

  1口だけ残されていたワインをボトルから直接飲み干し、電気
  を消す。歯みがきはしない事にした

    暑くて目覚めたついでに歯を磨くと、力を入れ過ぎて歯茎
    から血が出た

    洗面台下のパイプが外れていて、口をゆすいだ水が床に飛
    び散った

    ===

  隣の部屋のシャワーの音がする
  窓が明るくなりベットから出る
  そのままフロントまで降り、時計を見た

    6時35分
    

  まだ7時前!
  とても得した気分になり、シャツを着替えて散歩

  まずは国立劇場

  オラ!
  入口で挨拶して、そのま
  まするするーっと入り
  舞台に立つ。
  1曲歌うオプションもあ
  ったが、早朝なので遠慮
  した
 (右:舞台から客席を写す)

  宗教美術館
  入場料0.75$だったが
  それでも高いと思う。
  芳名帳の日本名は6ヶ
  月遡らなければならい

 (右:その内部)
  フランス広場
  何が在る訳でもないが
  いい感じ。ぶらぶら散
  歩したり、ちょいと座
  って弁当したい

 (左:広場から新市街を
    眺める)

    ※ 以上3箇所は旧市街(歴史的地区、カスコ・ビエホ)

  ここで一旦宿に戻り、サングラスと帽子を持つ。忘れたのはコン
  パス(方位磁針)で、失敗だったなー

  文化人類博物館
  09.40 開館時間なのに閉まっている。入口を探して1周する。
  それにしても、建物の隅に溜まっている大量のごみを見ると、こ
  こしばらく開いていないのだろう。おじさんがスペイン語で説明
  してくれたけど不明

  現代美術館
  1階は『売り絵』の展示室
  だった
    価格:2〜70万円

  結構な値段で売っています
  なー、ということで観る価
  値なし

  2階は常設展で、1枚の絵
  だけがとても気になる
 (左:その絵の部分)

    腹が減ってきたが、郊外バスに乗ってパナマ運河『ミラフロ
    ーレス閘門(こうもん)』に行く

  パナマ運河
  ここ(ミラフローレス)は1番の見晴しと聞いていたが、実際は
  ご覧の通り(下の写真2枚)。しかし、よい勉強になりました

<上> 船の前後左右4ヶ所を
 ロープで止められ、細い運河
 を引っ張られていく大型船。

<下> その船が通過していく
 この写真では間近に見えるよ
 うな気がするが、実際はそれ
 ほど感動しない


 その後、細い運河の水位を変
 えることで、
  太平洋←→カリブ海
 となる

 このような閘門は、他にもあ
 るが観光客が見学できるのは
 ここだけ

  昼食は、駐車場にあるスタンドバーで
  ・ ホットドック・コンボ
  ・ ブラック・コーヒー
  そして、デザートはバニラ&ストロベリー。このアイスクリーム
  が圧巻で、おばさんが大盛りダブルにしてくれたお陰で、滴り落
  ちるアイス汁と戦いながら、あっという間に平らげた。また、こ
  のスタンドは見晴しが良い

    次は、ここから20キロ北にあるサミット動植物園、チャコ
    ル自然散策道に行きたい。だけど、私の言葉が不自由でバス
    を逃して待ちぼうけ(50分)。結局、英語の分かる運ちゃ
    んに拾ってもらい、自然散策道『入口』に降ろしてもらった

  チャコル自然散策道
  入口には1枚の案内板と細い道があるだけ。しかし、心細いなど
  と思ってはいられぬ。前進あるのみ

(写真左)散策道に架か
 るつり橋を渡る

※ ここは2時間あれば
 十分に歩ける初心者コ
 ース

  無事に帰ってきた後は、サミット動植物園へ移動しなければなら
  ない。バスもあると思うけど、ヒッチをしたい
  猛スピードで走る車を何台か止めようとしたが連続無視。なるほ
  ど、こんな所を歩いているのはロクな者じゃない

  と思いながら歩いていると
  おや?
  ぬいぐるみ?
  ナマケノモ?
  誰が置いたの?
 (右写真)

  じーっと見ていると、ゆっ
  くり動く。本物である
  オラ!
  と声を掛け、首がぐりー
  と回ってきたところでシャ
  ッターを切った

  でもさー。彼は何をしてい
  るんだう?

    そして、ぶらぶら歩き始めたら『逆ヒッチ』

    若いトラックの運ちゃんが乗れっ!てね。こんな事も
    有るもんだよ。もう少しスペイン語で話をしたかったけど、
    会話が出来ない分だけナイス・スマイル

  サミット動植物園
  園内では、疲れて眠った

 
(左) だだの竹薮なんだ
 けど若竹が気になる


(左)『幸福の鷲』この動物園の
 看板だけあって迫力がある。顔
 は人間みたい

 
(左) 園内には、沢山のハキリ
 アリが『菌類』を育てるための
 葉を運んでいる。初めて見つけ
 た時は感動したけど、いたると
 ころで観察できる


(左) 名前は知らないけど
 気になる植物なので撮った

    ===
    KFC(ケンタッキー・フライドチキン)にいる

    隣には沢山の書類を持ち込み仕事に打ち込んでいる青年がい
    て、まるで20年前の私だ。ここパナマでは、快適に仕事(
    学習)をするための空間として、クーラーの効いたこぎれい
    な場所は貴重である。僅かな金銭(コーヒー1杯50¢)で
    気分転換しながら数時間集中できる

    プランター(植物)の向こうには若いカップルが並んで行儀
    良く食事している。彼の支払った金は5ドルを超えているだ
    ろう。物価が日本の5〜10倍とすると2500〜5000円に
    なるから、ちょっと腹ごしらえとは違う。この場の雰囲気も
    十分に楽しまなければならない。だから、直角に曲がった彼
    の首が彼女の肩に乗っている事は簡単に理解できるし、(プ
    ランター越しに、またちょいと伺えば)彼女の左肩にじっと
    留っていたはずの彼の左手が自在に動き始めた事も、まった
    く自然である。

    さらに追加すると、この店内には小学生や子供、赤ちゃんが
    いるが、無表情な男性清掃員と共に完全に溶け込んでいる。
    勿論、アーミーベストを着た青年風東洋人にも違和感は無い。

    ===

  それからシャワーを浴びて寝たのは失敗だったな。疲れた気分に
  浸るのは止めて、タクシーに乗って街に繰り出すべきだった。あ
  ー馬鹿だ。

  0時12分

  目はギンギンに冴えて、今から1階バーでビールでも飲んで無理
  矢理寝る事にしよう。そして、明日は『温泉』に行こう

  (左: バーにて)

続きをどうぞ!

私の日記 23日

   

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