このページは、旅行記ミャンマー2000冬です |
インレー湖では、ボートが300ドル、エンジンが300ドル、舵とスクリ
ューが200ドルで買える。だから、私の渡した10ドルは、そこそその金
額になる。
金のことで厭らしいが、契約した以外に手渡した金(チップや食事代)
の合計は約40ドルになるので、5人乗りのカヌーなら買える金額だ。
私は、彼の夢であるボートの購入資金にして欲しくてプレゼントした。
自分のボートであれば、1日に6〜10ドル(適正料金)稼ぐことがで
きる。しかし、今は運転手として0.7ドル日給(不定)をもらっている
だけなのだ。同じ仕事をしていても、収入が10倍違うわけだから、彼
に自分のボートを持って欲しい。『金貸し』があるなら、金を借りて
仕事したら、と強く勧めたい。
さて、今回の10ドルはどうするのか?
1 家族のために使う
2 仏のために使う
3 友達のために使う
4 飲んでしまう
5 本当にためる
私には分からないし、彼の金だからどう使っても自由だけど、、、
貯金することって、知っているんだろうか?
誰かが教えてあげないと永遠に使いっぱなし!
とも思った。
いずれにしろ、彼は彼の国に住んでいる。
現役のミャンマー人として、インレー湖で生活するものとして
豊かに暮らして欲しいと願うだけだ。
あー、
金なんてあげて良かったのかなぁ?
私のようなツーリストは、
遊びに行ってはいけないのかなぁ?
? ? ?
本当に思い悩むのである。
(c) 2001 fukuchi takahiro [→home]