このページは、旅行記ミャンマー2000冬です

  私の日記
          

  1月2日                (晴れ)
  ◎ ピンダヤ初日 =======================
  午前: ニャウンシェ−の散策(市場)
     ニャウンシェ−11:00 (貸切タクシー)→ 14:50ピンダヤ
  午後: ピンダヤ洞窟寺院
  夜 : ピンダヤの新年祭
                            ピンダヤ泊1 
  ================================

  6:30 起 床
       今朝はだれてしまった。
       昨日までの3日間充実していたから?
       カゼっぽいから?
       だけど、それを理由にしてはいけない。

  7:00 朝 食
       同席したのは、スゥェーデンの警察官(推定年齢45歳)。
       彼は1ケ月ミャンマーを旅しているけど、飯をちゃっちゃ、
       ちゃっちゃと食べるし、席を2回もはずすし忙しい。

  今日はピンダヤに移動しようと思っている。ピックアップ・トラックか
  貸切タクシーにするかはまだ決めていないけど、20FECなら貸切に
  しようと思う。

    シャワーを浴びて散歩しながら考えよう。

    <モンミュにみたミャンマー人>
    散歩に出かけようとすると、モンミュが待っていた。客がいないの
    で村を案内してくれるのかと思った。

    一緒に市場まで来ると、「金をくれ!」と言われて面喰らった。私
    は「昨日までにたくさん渡した」と言ったが、モンミュの本心は違
    っていた。『初めに契約したボート代』を請求しただけだったのだ。
    
    それなら、それと言ってくれれ良いのに、彼は切り出せない。「ガ
    ソリンを買いたい」と繰り返すだけ。私が「いくら?」と詰問し、
    彼が「34ドル」と答えて気付いた。彼のやさしさを感じるととも
    に、自分の無神経さと卑しさを思い知った。

    その後、11時に出発する私を見送りにきてくれたモンミュに、1
    0ドル手渡した。「これはボート(夢)のために貯金しなさい。」

   
                     → つづく(独り言)
    

  ニャウンシェ−の市場  
  大きな市は、5日ごとに開かれる。
  明日がそうなので、今日は小さい。

  

  (上:女性の僧侶が花を抱えて帰っていく。)

  
  (上:キュウリを売る)

  
  (上:インレー湖で捕れた魚)
     一番大きいものでこれぐらいだった。明日はもっと大きなものが
     並ぶだろう。他にはナマズ、海老、体長2cmぐらいの小魚。

  
  (上:ここでしか食べれない思う料理。)
     卵の入ったト−フ
     油揚げ
     生野菜(キャベツ、パクチ)
     ピーナツを小さく切ったもの
     チリ・ソース
     オイル
     白い調味料
     これをおかずにして、白米を食べる。

もっと見たい方
→ ニャウンシェ−の市場

  ニャウンシェーの村
  市場の北側の水路には小さな祠があって、少女がドラムの練習をしてい
  る。その隣では、ちょっとむさくるしい男が口紅を持って、きれいな女
  性の唇に色を塗っていた(写真下)。
  
  (上:何なのか全然わからない。結婚式でも、お参りでもない。)

  次に出くわしたのは、小中学生のブラスバンド(写真下)。
  けっこう上手でした。

  

  11:10 出 発
        インレー湖よ、さようなら。
        モンミュ、さようなら。
  
  12:20 アウンバン通過
        のはずだったのに、運ちゃんが「腹減ったので昼飯」「車
        が壊れたので修理したい」と言い出す。目的地に早くつく
        ために金を払ったのに、なめんじゃねー、と怒鳴りたいと
        ころだが、動かなければ仕方ない。

        今は、とあるレストランでMacを打っているが、ギャラ
        リーは集まるようで集まらない。コンピューターは知って
        いるけど、もっと刺激の強いものじゃないと興味をもたな
        い。

        13:05 アウンバン出発
        事情は良く分からないが、車と運転手が変わった。

  (上:赤茶けた土が増えてきた。バガンのようだ。)

  14:50 ピンダヤ着

  「ホテルはどこがいい?」と聞くので「分からない。見てから決める。」
  と答えた。ピンダヤにある5つのホテルを全部まわって、1番ながめの
  よい部屋にした。料金は20FECを15FECにしたものの、昨日まで
  の5倍だ。それだけの価値があるかといえば、まあまあ。

    自転車借りて、洞窟に出発。
    <自転車料金>
    ・ 400K(500Kを値切った。バガンは300K)
    ・ 半日だと半額

  ピンダヤ洞窟
  ・ 入場料3ドル(FEC)
  ・ 8:30?〜 18:00
  ・ 内部は明るいので懐中電灯は必要ない
  ・ 足元もしっかりしている
  

  (上:天然洞窟の中に、8000体以上の仏像が林立している)
     仏像は、レンガを積み上げたものを加工してある。
     信者によって金箔を貼られたものがある。

  
  (上:洞窟の高さは、最大30mぐらいだろう)

  
  (上:登り口からピンダヤ洞窟を望む)
     汗だくになって登った。曲がりくねった道なので、自動車でも7、
     8分かかる。車を降りたところから超近代的なエレベーターがあ
     ったけど、もちろん歩いた。

もっと見たい方
→ ピンダヤ洞窟

  17:30
  宿の近くの中華料理やでチャーハン(250 K)をくう。

  18:30(仮眠)→ 20:00

  ピンダヤの新年祭
  午後6時頃からオールナイト、というので楽しみにしていったら、カラ
  オケと賭博(写真下)だけ。がっかり。
  
  (上:大人から子供まで現金を賭けて楽しんでいる。)
     6種類の絵の上に現金を置き、3つのさいころを転がす。さいこ
     ろには絵が書いてあって、同じものが出たら2倍の金額がもらえ
     る。私もやったが、負け犬になって帰ってきた。おかしいなあ、
     確率的には負けも勝ちもしない50-50なのに、、、

  22.22 今はホテルの部屋に戻って日記を書いている。
      調子いいけど、寝ようかな。

  23.08 ちょっと頭が痛くなってきたけど、礼について記す。

      パゴタや寺院では、入る時と出る時、無条件に頭を下げれる
      ようになった。もう、何も願うことはない。ただ、ご挨拶申
      し上げるだけ。それに、どんな意味があるかじゃなくて、た
      だ頭を下げるだけ。だけど、次の効能もある。
      ・ 来た時、気持ちが切り替わる。 
      ・ 頭に血がめぐって、すっとする。
      ・ 写真をとるなど無礼を働いても許される感じがする。
      ・ 帰りがけには、忘れ物がないか考える時間になる。
      ・ 別れの後に、振り返らない。

      ===

      23.16 消 灯

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私の日記 1月3日

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