このページは、ロンドン旅行記 2001春 です

  私の日記


  3月27日(火)               くもり
  ==◎本日の日程======================
  ・ テート・モダン
  ・ シカゴ(ミュージカル)
                          ロンドン泊4
  ==============================  

  1.30 たぶん、この時間に起きたと思う。

  ここはツインルームなので、ルームメイトに迷惑を掛けないようにし
  なければならない。とはいっても、こんな深夜に「パソコン」と「キ
  ーボード」と「電源コード」、それに、食料を持ち出し、おっとその
  前に、セーターを2枚重ねて、靴下を履いたから、まるで夜逃げだよ。
  起こしちゃうのも当然だよ。音は、ぜんぜん立てなかったんだけど、
  、、、

  5時近くまで仕事をして寝る。時計を見ない生活が始まり、僕は幸せ
  である。ただ、美術館の開館時間だけは守ること。

  次に起きたら8時24分だった。シャワーを浴びて外に出た。今日は、
  現代美術を見たい。昨日からうずうずしてたけど、ついでに見たかっ
  た近くのギャラリーが月曜休みだったので今日になった
。目的地はテ
  ート・モダン。

  朝食にケンタッキー・フライドチキン手羽3本セットが食べたいけど、
  見つからない。

    仕方ないので、地下鉄に乗る。
    降りてから探そう。

  外に出ると「テムズ河」だ。初めて見た。初めて広くて灰色で、ま、
  想像通りだったけど、嬉しい。満足。だけど、これからまた何回かぼ
  んやり眺めたい。どんどん違う感想を持ちたい。

  
          (上: テート・モダン最上階からみたテムズ河)
  ◎ 今日の感想
  ・ 大都市は、河の近くにできるんだなあ。
  ・ ロンドンの人は、この水を飲んでいるんだなあ。
  ・ この水はまずそう(酸っぱい)だなあ。
  ・ 川越しに見る街並は、ヨーロッパみたい。
  ・ 水のよごれは、ガンジス河と変わらないだろう。
  ・ 橋がいっぱい架かっているけど、全部かけたらただの『地下水道』
  

  朝食は、小さなレストラン風の店で『朝食セット』を頼んだ。
  ・ 目玉焼き  2つ(塩もかかっていない)
  ・ 煮 豆   ちょっと甘い(赤い)
  ・ ベーコン  大きいのが5枚(狂牛病が心配)
  ・ ソーセージ 本当に病気になりそう  
  ・ トースト  まあまあ
  ・ コーヒー  ミルクを入れてもらったけど、これが1番美味しい
  ・ 3.2ポンド(640円)

  ===

     テート・モダン

  9.45 開館15分前についた。

     中に入れない。
     テムズ河を見ながらぼんやりする。
     身体はあたたかいけど、30分もいたら寒くなるだろうな。


  (上: テート・モダンのエントランスホール)
     → 上の写真の一部拡大

  10.00 入館
      ・ 入館料無料
      ・ 特別展『CENTURY CITY』のみ8.5ポンド
      ・ コーヒー1.55ポンド、マフィン1.85ポンド
  10.15 ギャラリーオープン

  ◎ 感じたことを羅列する
  1 南米・ボサノバ(音楽)は、軽くていいよ。暑い日には最高だね。
  2 何をしでかすか分からないパワー。文章だって、日常生活だって。
  3 頭飾りだけに集中する力、否、それ以外の何ものかに集中してい
   て、もはや何も関係なくなっている。
  4 エゴンシーレがいたので、模写1時間。もっとしたかったなあ。
  5 それにしても、言葉にすることがあまりに少なくて嫌になる。だ
   って、8時間過したのに、たったこれだけの感想なんだから。
 
  ◎ 私のスケッチブックから(下の2点)
  

  

  18.00  退館

  19.16 もう、めっちゃ疲れたので、ここで(自分の)電源を切りたいとこ
  ろだけど、そうはいかない。8時からのダンスCHICAGOのチケットを
  買ってしまったからだ。今は食事を終えたところで、あと13分もすれば、
  自分の席で眠ることができる。

  今日は、テート・モダンで全部時間を使っちゃたけど、それでも時間が足り
  なかった。裸体を見ていたら気持ち悪くなりそだったけど、それは気のせい
  だった。やっぱり、私は絵画や人物が好きなのだ。

  それから、16時ぐらいから、アーティスト・モードになって、見るものみ
  んな芸術に見えてきた。これは大変良いことである。日常生活や学校生活で
  も、事物が同じように見える日も近い。もしかして、自分で右脳と左脳を自
  由に行き来する日がくるかもしれない。そんな予感がしてきた。私のロンド
  ンでの生活は、すべてこうした時間の使い方(練習)で終われば良いと思う。
  思えば、学級通信『枇杷林檎』は(生徒をとりまく内容を含んでいるので)
  とても左脳を使った。もっと自由に文章が書ければ、、、そう!! 作文に
  おいても、絵画と同じような瞬間・時間が訪れるはずだ。それを感じよう。
  意識しよう。きっとできるはずだ。

  20.00 CHICAGO開演
  ・ ADELPHI・シアター(WC2)
  ・ 35ポンド
  ・ E22
  ・ 1/4ほど寝てしまった

  22.30 終了。
  ふらふらになって、出てきた。
  ダンスだと思ったら、ミュージカルで、英語が分からないので面白さ1/3
  だった。ちょっと残念。

      雨が降っていたので、カサをさして歩く。
      でも、すぐに止んだ。

  ホテルに戻ると、ドアが閉まっていたので呼び鈴で開けてもらう。
  それからシャワーを浴びて寝た。

    ルームメイトは起きていたけど、
    私と入れ違いにどこかに出ていった。

  23.30 消灯

続きをどうぞ!

私の日記 3月28日

 このページのTOPへ



 (c) 2001 fukuchi takahiro [
→home]