このページは、ロンドン旅行記 2001春 です

  私の日記


  3月31日(土)                晴 れ
  ==◎本日の日程======================
  ・ ギルドホール・ギャラリー
  ・ バービカン・アート・ギャラリー
  ・ テート・ブリテン(2回目)
                          ロンドン泊
  ==============================  

  7.00 起床
  朝からテレビを見てしまう。

  7.35 ホテルでの朝食
  まあ、いい感じ。だけど、牛肉のソーセージが出てきたので食べちゃっ
  た。燃えて真ん中が炭になった塩付けベーコンも食べちゃった。これで
  牛乳も飲んだら、最近はやりの「牛の病気(狂牛病、口蹄病)」になり
  そう。くわばら、くわばら。

  しばらくしてから、1人の夫人がとなりのテーブルに座ったが、バター
  やマドレードの包み紙をテーブルいっぱいに散らかして食べてる。彼女
  がもっている冷えたトーストには、こぼれ落ちそうな白いバターとオレ
  ンジ色のマドレードが、これでもかこれでもかと乗せられている。
  「ちゃっ、ちゃっ。」
  彼女の口元から、あの不思議な音が聞こえてきたのでそろそろ退散しよ
  う。

  
  (上:これをイングリッシュ・ブレックファストと言う)
     注意:このベーコンは
焦げていません

  10.30 ギルドホール・ギャラリー
  絵画作品の中には特筆すべきものがなかったけど、誰もいない空間でゆ
  っくりすることができた。最近、実家を立て直す計画があるので、その
  構想と練っていたら3時間経っていた。

  土地は20坪
  基本はシンプル、何もない空間であること
  自分のやりたいことを最優先
  デザインは不要
(機能が美しければよい)
  レベーター付き、4階建て
(屋上あり)
   
・ レベーターは身体不自由者への配慮
   ・ 階段は狭く、小さくてよい
   ・ 不便な方が面白い
   ・ 作品が運べるだけのスペースを配慮する

  1、2階はギャラリー

   ・ 入口側(半分)に中2階、中3階をつくる
   ・ そこにテラスを作り、1、2階フロアー(奥)を見れるようにする
   ・ 入口側の高さは、低いほどよい(奥のスペースが広く感じる)
   ・ 水・トイレは中2階、および、2階?

  3、4階は住居
(将来的にはアトリエ)
  各階の床下は、広い収納スペース
  各階に水・トイレを設置
  
※ 今の家の設計図を見直すことも有効だ
  

  
  (上: 旧ロンドン市壁)

  14.30 バービカン・アート・ギャラリー
  企画展を2つ同時開催していたけど、つまらん。(合計7ポンド)
  ・ BACON' S EYE
  ・ ROBIN AND LUCIENNE DAY
  とくに、フランシス・ベーコンなんて、グロ(気持ち悪い)だけ。
  へんな作家。彼の顔写真をみても気分悪くなってしまう。

  もーこれで、私立美術館は懲り懲りって感じ。
  
  17.40 テート・ブリテン(2回目)
  閉館まで10分しかなったけど、ロセッティの唇を模写したくて来た。
  それほど興味のない「唇」の勉強ためである。

  
  (上:ギルドホール・ギャラリーにて)

  
  (上:ギルドホール・ギャラリーにて)

  
  (上:テート・ブリテンにて)
  ◎ 感 想
  ロセッティは、目より唇が好きな人だった。彼は唇から描きはじめ
  たに違いない。そして、これだけ唇を書き込むと、目なんか描く気
  がしなくなる。どちらかしか描くことはできない。

  20.30 消灯

続きをどうぞ!

私の日記 4月1日

 このページのTOPへ



 (c) 2001 fukuchi takahiro [
→home]