このページはイタリア旅行記 2001冬 です

  私の日記
  1月2日(水)    
                            (快晴)
  ==◎ ミラノ観光2日目 ================

  ・ ボルディ・ペッツォーリ美術館
  ・ ブレラ絵画館
                          ミラノ泊2
  =============================

  8.10 起床
  1.15 シャワー
  8.30 朝食
  いやあ、もう新年2日になってしまいましたねえ。昨日は、ぼけぼけ日本のTVを見
  てしまった。正月番組を見るなんて何年ぶりのことだったろう、小さな音量で聴いて
  いたけれど隣の部屋の人が咳きをしているので消してしまったけれど「お笑い」番組
  は珍しかった。それから、思い出したのでついでに書いておくと、日本の浮世絵を企
  画展示を見て『極めポーズ』は美しいと思った。イタリアでは『ごてごての装飾』が
  多いから、日本はさっぱりした『余白の美』を追求しているかと思っていたけれど、
  実際は随分描きこんである印象だった。

    ===

    小さな窓から見る限り雲ひとつない。
    快晴だ。

    ===

  10.00 ボルディ・ペッツォーリ美術館
  
  ↑ クリックして館内へ

  13.00 昼食
  ・ 近くにあったバール
  ・ チキンのホワイトソース
  ・ 9200リラ(客のほとんどはユーロで払っていた)
  
  (上:ちょっと塩っぱい)

  ===

  ブレラアカデミー(美術学校)の自販機でコーヒーを飲む
  
  ・ コインで600リラ(36円)を入れる
  ・ はじめに砂糖がじゃらじゃらっと入る音がした
  ・ うい〜んといいながらコーヒーをいれる音
  ・ 1分ほど待つ
  ・ スプーン付きで出てきた
  ・ コーヒーの量は10ml
  ・ 味は良好
  
  
  13.00 ブレラ絵画館
  ・ 12000リラ(オーディオガイド7000リラ)
  
  ・ 宗教絵画が中心であまり感動しませんでした
  ・ オーディオガイドを使って勉強したんだけどなあ
  ・ 慣れてしまったのかなあ
  ・ というか、幼いキリストを抱いたマリアを見ているだけも嫌悪感を感じるよう
   になってきた。宗教絵画が、人殺しを正当化するための道具に見えてきたのだ。
   だって、生々しい殺し合いの場面、正義と悪、正義はキリスト、それらの正当化。
   私には理解できない。美しさはない。あまりに醜い。この時代の宗教画は間違っ
   ている。初期のものは「心の安静」を目的をしているので賛成できる(美しい)
   けれど、この時代では「人殺し正当化の道具」に変貌している。一般大衆はその
   ことに気がつかなければならない。誰が何の目的に描かせた物かしっかり見極め
   てみよ。偉大な芸術家、美しい平面(絵画)、人類の負の遺産、為政者の欲望が
   入り乱れている。気づかない間に古くなり、腐り。そう! 「古い」という言葉
   の意味は「悪い」に近い。「新しい」が「良い」でもいいけれど、1分過ぎれば
   古くなるので、「新しい・古い」ではなく「今」という言葉で創造しなければ人
   類は滅亡する。

  19.10 夕食
  ・ Mac
  ・ ビッグマック、フレンチフライ、コーヒー

  20.00 夕食2
  ・ 自室にて
  ・ 海老、鮭のサラダ
  ・ 赤ワイン

  21.30 消灯

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私の日記 1月3日

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