このページは、旅行記アフリカ南部 2002夏 です |
私の日記
8月6日(火)
曇り→ 晴れ
==tour 11: アザラシの群棲(ケープクロス、ナミビア)===
午前: アザラシの群棲(ケープクロス)
SWAKOPMUND→ CAPE CROSS→ SPITSKOP
夕方: スピトスコップ
スピトスコップ泊
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夢
アフリカにはたくさんの動物が住んでいたけれども、西洋人達が大地にフェ
ンスを作り続けるので動物達が行き来できなくなり、しかも、無差別に狩り
をするのでその数が激減していった。そんな中、私は動物達を救うために、
何故か地面に直径10cmほどの穴をあけ、そこにトウモロコシの粒を入れた。
けっこうな量を入れたと思う。何日かすると、トウモロコシの粒は発酵して
新しい食物となり、動物たちはそれを食べるようになった。彼等は地下に潜
り、迷路のように発達した洞窟の中で伸び伸びと生活し始めた。数も種類も
どんどんふえた。地上にいる動物たちより、はるかに多い数量となり、この
ままでは地下洞窟がふえ過ぎて、地上の建物が沈没してしまうのではないか、
そして、地下で動物たちが生活していることがバレてしまい、また殺されて
しまうのでないかと危惧した。また、トウモロコシが勝手に発酵したわけで
あるが、これは人類最古の発酵技術ではないかと思われる。
5.45 起床
7.20 シャワー
8.00 朝食
10時まで自由時間があった。
部屋で仕事をしてから博物館に行った。
9.45 博物館
集合時間まで15分しかないけれど入場してしまった。
(上:正面から見た)
(上:世界1大きな水晶を背景にして)
10.00 ピッカンペイ集合
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スワカパンド発
↓
約10km北の海岸で停車
↓
地衣植物の観察
(上:地衣植物の群落)
(上:これも地衣植物の群落)
相当マニアックな世界だと思うけれど、地球的規模からすれば本当に貴重な
生態系の1つだと思う。絶対に残しておかなければならない。
11.00 アザラシのコロニー(SEAL COLONY)
こんなにたくさんいるとは思わなかった。はやる気持ちをおさえてゆっくり
近づく。突然、バキューム・カーの中に入ったような激臭が鼻を襲った。ア
ザラシ達のふん尿は並み大抵ではない。
(上:ごろごろごろごろ見渡す限りに転がっている)
(上:寝ているのか休息しているのか何もしていないのか)
(上:理由はさっぱり分からないけれど、彼女達は喧嘩をしている)
(上:ミルクを飲むものとミルクを与えるもの)
(上:何だかわからないもの)
(上:アザラシがいることは分かったけれど、これだけのアザラシの食料と
なる魚はどこにいるんだろう)
(上:背黒ジャッカル)
と同時に、アザラシを食料とするものもいる。アザラシよりも、それを取り
巻く環境のほうが遥かに興味深く想像力とかき立てる。それに水を差すのは
人間で、ジャッカルの耳を見たまえ。発信器が付いているではないか。
(上:アザラシの子供の死骸)
(上:骸骨)
自然の摂理にあっては全てが美しいと思った。
(上:魚を捕るアザラシと、アザラシの隙をうかがうジャッカル)
私達もここで食事をした
それから長い時間トラックに揺られた
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17.00 SPITSKOP着
ここは平原に突然現われた巨大な岩山である。日没が近づいていたので寝袋を
広げると、急いで山に登った。
(上:たぶん溶岩でできていると思う)
(上:岩をおしやって生きている。↑クリックするとアングルが変わります)
これで4、500年らしい
(上:小さな葉と大きな棘)
植物を撮影しながら山を登った
(上:手前には粘度の高いマグマが一気に固まったような形がみえる)
(上:それがつながっていて)
夕日の見える位置を探して岩山を歩き回ったけれども、頂上を超え
るとまた次の頂上があって、とうとうあきらめた。仲間と一緒に静
かな黄昏を楽しんだ。
帰り道、動物達の糞を撮影した
(上:表面も中身もかりかりの糞)
(上:この植物の茎の先端はプラスチックのように水分の蒸発を防いでいた)
(上:落ちていた鳥の羽とスピトスコップの岩山)
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19.00 夕食
21.00 就寝
今日はマットと寝袋で寝た
テントは組み立てなかった
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目の前は満天の星があった
静寂さが騒がしい夜だった
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