このページは、旅行記アフリカ南部 2002夏 です |
私の日記
8月19日(月)
晴れ
==グレートジンバブエ国立公園(ジンバブエ)========
ブラワヨ(大型バス)→ マシンゴ(貸し切りタクシー)
→ グレートジンバブエ国立公園
午後: 遺跡内を散策
グレートジンバブエ国立公園泊
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5.30 起床
6.30 チェックアウト
6.45 大型バスに乗る
(上:乗客が少ないので嬉しい)
天井に取り付けれた小さなスピーカーからは陽気なジンバブエ音楽が流れ、
開放感あふれるバスの旅だった。1000z$(200円)
約2時間走って、ちょっと大きな町に停まった。
バス乗り場周辺が市場になっているようだった。
カメラを取り出し、おそるおそるバスの扉からシャッターを切った。
(上:闖入者の私に驚いているようだった)
(上:私も恐いので運転席の窓越しにシャッターを切った)
(上:学校に行けず仕事をしている少年達の姿があった)
(上:バスを待っているのだろうか。)
大人達も仕事がないように見えた。
10.50 マシンゴ着
街のツーリストインフォメーションで情報を得てからマシンゴで宿泊するか、そ
れとも、グレート・ジンバブエ国立公園で宿泊するか決めようと思っていたに、
私を乗せた大型バスは市内から2km離れたターミナルまでいってしまった。
タクシーをチャーターしてツーリストインフォメーションセンターへ移動する
と、公園内に宿泊して夕日を見ることを勧められるた。ホテル代も800z$で
安い。さっそく、タクシーと交渉して2000Nドルでグレートジンバブエ国立公
園へ向かった。約27kmの道のりである。
(上:途中の風景)
枯れ草と冬を耐え忍ぶ小さな緑のコントラストが美しい
(上:公園内には美しい花と野生の猿)
11.50 グレートジンバブエ国立公園着
ゲートで、入園料と宿泊料(1500z$、1500z$)を支払う。
(上:運転手さんと記念撮影)
コテージの前まで送ってもらった
(上:私の部屋)
・ ツインベットのコテージ
・ シャワーは別棟
12.15 昼食
ゲート手前のホテルまで700メートル歩いて戻った。
マンゴジュースは美味しいけれど、サザはまあまあだった。
私のほかに観光客はいなかった。
(上:本日の昼食はサザ、マンゴジュースで825z$)
それからシャワーを浴びて3時まで昼寝
15.00 グレートジンバブエの遺跡散策
まず、博物館に入った
(上:国のシンボル『ジンバブエ・バード』、全長1メートル)
次に、谷の遺跡と呼ばれることころを歩いた。
(上:大きな石盤の上に小さな石が積まれている)
ちょっとがっかりしながら歩き進むと、大きな城壁に囲まれた『神殿』が現われ
た。今度は期待できるかも知れない。
(上:素晴らし光が城壁の内部を照らしていた)
(上:正面奥には、円錐形の塔がある)
何のために作られたのかハッキリしないが、存在感のある楽しいものだ。これ
は私の推測だが、当時は同じような小さな円錐形はあちらこちらにあって人々
を楽しませていたのではないかと思う。政治的・宗教的な意味もあったかもし
れないが、難しいことぬきに人々を楽しませようという目的があったと思う。
(上:記念撮影)
さて、これから遠くに見えるけれど800メートルほどの距離にある丘に登る。
ここは『アクロポリス』と呼ばれている。(写真下)
(上:面白い岩がたくさん積まれている)
(上:城壁を外から見たもの)
アクロポリスに登ろうとしたが、遠くから楽しい音楽が聞こえてきた。その方向を見ると
さっき写真で見た『観光客用の民家』があって、ダンスを踊っている人々がいた。
(上:伝統的な民家)
ここには住んでいなくて、近くの村から働きに来ているそうだ。
(上:ダンスを踊る人々)
けっこう思いっきり踊っていた。
私の他に観光客はいないので、目ざとく遠くから私を見つけると、音楽と踊りで誘き寄せ
たのだ。
(上:粘土でお土産物をつくる)
(上:石を削って彫刻を作る人)
『滑石』を使っていた。人の爪よりも柔らかい石である。以前、ブローチを買おうとした
ら、爪で削れてしまうので何を使っているのか疑問だったが、これで分かった。また、こ
の辺りに地面には、たくさんの滑石が露出している。
(上:丘を登る)
巨大な石に挟まれるようにして、階段が続いている。道のりは約500メートルだが
変化に富んだ創造力をかき立てる道である。
(上:丘の頂上にある城壁)
正面から夕日があたって良い感じなのである。
しかも、私の他に誰もいない。
(上:城壁の内側、クリックすると拡大します。)
・ 遠くには、Lake MUTIRIKWEが見える
(上:一番高い石に登った。)
当時の人々は登ることはなかったと思うけれど、遊び心あふれる人達なので許してくれると
思う。もちろん、城壁などはすぐに崩れてしまうので登っていません。
しばらく黄昏を楽しんでから丘を降りた。
そのままレストランへ向かった。
18.20 バーでライオンビールを飲む
レストランが開いていないのでバーに入ると、さっき出会った日本人2人がいた。
人生の話をしてしまった。
19.00 夕食
・ サザ
・ 魚
・ ライオンビール
・ 900z$
(上:本日の夕食、とにかくビールが旨いのである)
部屋に戻ると早々にベットに潜り込んだ。
21.30 消灯
目覚めたら神殿まで歩き、その中央で横になろう。
以前、シリアのパルミラ神殿で霊感を受けたように、
今回も何かが訪れるかも知れない。
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