このページは、旅行記アフリカ南部 2002夏 です |
私の日記
7月23日(火)
晴れ
==◎本日の日程======================
マセル(タクシー)→ とあるジャンクション(ヒッチ)→
マレアレア・ロッジ
・ ホース・トレッキング
マレアレア泊
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3時半に目が醒めたのに
知らない間に布団の中に戻り
そのまま寝てしまった
ほどんどの夢は忘れてしまったが
昔懐かしいあの人が登場したことだけ覚えている。
それなのに顔を忘れ、
空白の天井を見つめながら、
脳味噌のどこか違う部分を動かそうとしている愚かな自分を楽しんでいた。
6.15 起床
外で小さな音が「パチッ」としたので起きた。何の音だか分からないけど、
人は何でも良いから外的な刺激が必要なことを見つけて目を開けた。
旅に関する夢は『「ポニートレッキングは止めよう』という内容だった。だ
から、今日も時間を無駄にしながら移動しようと思う。無駄と思うことをする
のも一興だ。
旅をはじめて3日という時間が流れたが、特筆すべきことはない。あえてあげ
るなら、文章を書くことに少々慣れてきたこと。そうそう、私の職場では上司か
ら激しい校正を受けるので、まったく自信を失ってしまう。彼等に悪気はないし、
私自身にも時間的な余裕があれば嬉しいけれど、とにかく作文がとても嫌いにな
った。転勤してから3ヶ月。しかし、今の私はまた違う環境で進化している。
7.00 朝食
・ ホテルの食堂にて
・ セルフサービスだけかと思ったら、オーダーを取りに来た
・ マッシュルームのオムレツ
・ 黒パンのトースト
・ ヨーグルトをかけたフルーツ
・ フレーク5種類
・ クロワッサン
・ ハムとチーズ
・ コーヒー
・ 食べ過ぎでお腹いっぱい
10.00 チェックアウト
10.10 乗り合いタクシーで長距離タクシー乗り場へ
・ すぐに乗車できた
・ 5ラント硬貨を渡したけれど、お釣の3ラントが返ってこないので請求する
・ 『@@@』に行きたいと話をしたら、乗客が全員降りてから少し走ってくれ
たけれど、話題がおかしくなってきた。「少なくとも150ラントで車を用意し
よう」など、お金の話になってきたので降りた。結局、長距離タクシー乗り場
へはたくさん歩かなければならなかった。
・ 嫌な感じ
10.30 『@@@』行きタクシーに乗車
・ 私が乗り場の入り口で声をかけたタクシーが、幸運にもそれだった
・ 乗客は4人
・ 2時間の道のり
・ 隣には英語が上手ないい感じの男性
・ 道路がとても快適なので、寄り道をしたくなってきた
ポニー・トレッキングをしたくなってきた。ガイドブックを急いで読むと、
10km先の交差点で乗り換えて30km行ったところにレソト随一のトレッキン
グ・ポイント『マレアレア』がある。隣の男に相談すると、簡単にアクセスで
きるというので運転手に行き先の変更を告げた。料金は9ラントだった。ここ
まで1時間の道のりだったと思う。
11.40 トラックをヒッチする
交差点で降りると、次の『乗り合いタクシー』がいたので荷持をおいて座席
を確保した。定員14人のところに3人しか集まっていなので、ぶらぶら歩い
て小用を足したて時間を潰した。20分待っても状況は変化しない。「ヒッチ
しよう!!」。5台目にして成功した。しかも、遠回りをして『マレアレア・
ロッジ』まで乗せていってくれるらしい。無料!!
急いで『乗り合いタクシー』に戻り荷物を取ろうとしたら、さっきから待っ
ていた乗客の女性が「ダメだ」と言い、運転手が扉の鍵を閉めてしまった。信
じられない状況。無理矢理開けようとすると、女は「金を払え」と言った。運
転手に料金を尋ねると「9ラント」言うので、私はその金を払って開放された。
とても複雑な心境だった。
ロッジまでの道は快適だった
最後の7kmは未舗装だった
12.10 マレアレア・ロッジ着
・ トラックの運ちゃんには「ただで良い」と言われたけれど50ラント渡した
・ 2ベットのコテージに入った
・ 私を案内してくれたザリックという青年?は、ここで14年間働いている
・ 最近5年間 は、政治的な理由で観光客が減ってしまったそうだ
(上:マレアレア・ロッジの入り口)
・ 翌朝9時に撮影したもの
13.00 昼食
お腹は空いていなけれど、くいっぱぐれるよりましだから注文した
・ ツナサンド
・ 卵サンド
・ アボガド、ピーマン、オリーブ、レタスなどのサラダ
・ オレンジジュース
・ チョコレート・バー
・ コーヒー
・ 35ラント
15.00 ホース・トレッキング
・ ガイドは、25才のパガーニ
・ 目的地は、the top of maharin (マハリン)
・ マハリン川のビューポイントらしい
・ 往復2時間
・ ポニー(ろば)ではなくてホース(馬)だった
・ 行きは性格のおとなしい馬だったけれど、帰りに交換した馬は
馬間距離をとらない激しい気性だった。
(上:馬トレッキングのはじまりです)
(上:私の馬は足が遅いので、どんどん遅れてしまいます)
・ でも、私1人なので気楽なトレッキングです
・ 馬が遅い時は、両足で腹を蹴ってやります
(上:ガイドのパガーニと記念撮影)
・ 彼は25才で近くの村に住んでいる
・ 今年20歳になる彼女と結婚して、2才の子供がいる
・ あと2、3人欲しいそうだ
(上: 頂上で交換した馬は、すぐ後を突くようにして歩く)
あるいは、駆け足をしてしまう。とくに、登りが好きなようだ。
(上:寒くなってきたので雨具を着た)
・ 春や夏なら一面の花畑だそうだ
17.00 ロッジ着
時計ではかったように2時間で帰ってきた。私は風邪をひいてしまったようで
食欲がない。ベットに横たわることもできたが、今寝てしまったのでは夜が恐い。
吸い寄せられるようにバーの扉を開け、ビールを注文した。冷蔵庫の中には、数
種類のビールが並んでいた。一番たくさんあるものにした。たったの5.5ラント
(80円)だった。サービスのポップコーンを食べ、リラックスしている自分を感
じた。
食堂で、水筒一杯の『湯』をもらった。湯たんぽのようにして布団の中を暖め
た。寝袋も広げたし、毛布もベッドの下に折り込んだし、懐中電灯も用意した。
ロウソクに火をつけ目を閉じた。知らない間に眠りに就いていた。
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