このページは、カンボジア旅行記 2002冬 です

  私の日記


  12月24日(火)
                  晴(最高気温35度C)
  ===
アンコール遺跡群(初日)===============
  早朝: アンコール・ワット Angkor Wat
  午後: 昼寝
  夕方: プノン・バゲン Phnom Bakheng
                      シェムリアップ泊2
 
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  5.00 起床
  今日はゆっくりスタートするつもりだったのに朝早く目覚めてしまい、その
  ついでにアンコールワットまで日の出を見に行くことにした。

  途中で腹が減ってはいけないので、宿の隣にあるコンビニで朝食らしきもの
  を購入した。日本と同じようなコンビニエンス・ストアが、そこにある。
  <調達したもの>
  ・ 米チップス
  ・ 豆のジュース
  ・ 日本製の缶コーヒー
  ・ 20ドル紙幣を出して、小銭をいっぱいもらった

  それから、ガソリンスタンドや宿の前にいるバイク・タクシーに、「アンコ
  ールワットまでいくら?」と声を掛けたが、1ドルの相場はなかなか下がら
  ない。1500リエル(0.4ドル)で交渉成立したが、その運ちゃんは途中で
  気が変わったのか、「いくらだ?」と言い出すので、私はバイクを降りて金
  を返してもらった。不思議に爽やかな気分だった。それから暗い夜道をさく
  さく歩いた。バイクがたくさん走っいるので、問題ないと思った。何回か声
  をかけられ何回めかにして3000リエルで交渉成立。どうやら、この辺りが
  観光客用最低料金らしい。通常の観光客は5〜6ドルで日出から日没までバ
  イクを貸切る。

  5.40 アンコールワット着
  タイミングは悪くない。懐中電灯なしで歩けるようになっていた。

  感動するかと思ったけれども、何回もテレビや写真で見ているので当然のよ
  うに感じている自分を発見し、悲しくなった。また、大型バスから湧き出る
  日本人、飛び交う日本語も私を倒錯させた。

  参道を歩き、1番の初めの山門をくぐった。そこには、たくさんの観光客が
  日の出を待っていた。


  (上:朝焼けに染まる雲とアンコールワット)

  その山門や参道、さらに100メートルほど歩いたところにある聖池は日の出スポッ
  トなのでたくさんの人がいた。私は人影のない寺院に足を踏み入れた。高いところ
  から静かに見ようと思った。

  暗い寺院に足を踏み入れるには、懐中電灯が欲しかった。

  さて、私のいる中央塔に登るための階段はたいへんな急斜面である。誰かが「登
  られることを拒否している」と話していたが、よく言い当てた表現だと思う。

  
  (上:階段の傾斜は70度ぐらい。)


  (上:窓からもれる光と影)

  朝焼けが終わると、美しいデバダー(女神)を捜すことにした。職人によって、
  仕上がりに相当な差がある。神殿の壁のあちらこちらに散在しているものを1つ
  1つ丁寧に見てまわった。
  
  (上:まず、この女神さまが気に入った。)

  アンコールのデバダーはとってもセクシーだと思うのは私だけだろうか。そもそも、
  何で上半身裸なんだろう。(よくよく見ると乳房の下に何かある)それに、手に持
  っているものや仕草がとても怪しいのである。

  (上:魚眼レンズで撮影)

  ふー、
  中心部のデバダーを全部見るのに2時間近く使った。
  ヘトヘトになり日陰で横になった。
  
→ ヘトヘトになりたい人はクリックして下さい


  (上:中心部をバックに記念撮影)

  これで帰れるかと思ったら、1番外側の壁面にある彫刻がすごい。
  さらに1時間鑑賞するために、朝寝第2回戦を余儀なくされた。


  (上:一番有名な壁画は全長50メートル)
  手前にある神様と奥になって見えない悪魔が綱引きをしている。
  綱になってるのはヘビである。

  このスケールの壁画が8面ある。


  (上:当時の色なのか、誰かの悪戯なのか)

  → さらに壁画を見たい人はクリックして下さい
   (クリックする人は、結構チャレンジャーかも知れない)


  (上:戦い終えて記念撮影。もう、ふらふらであります。
  (上:2番めの参道にて)

  ===

  12.00 宿に戻る
    ・ バイクタクシー3000リエル

  12.20 ホット・シャワー
    ・ 新しいTシャツに着替えて気持ちいいです

  12.40 昼食
    ・ 宿のレストランは2回目
    ・ 味が良いので問題ない

  (上:チキン・ピラフと野菜ラーメン)
  どちらの味も、大変よろしい。香辛料を入れると美味しくなると思いきや、完成
  されたソフトな味が勝っていたのでびっくり仰天なのである。とくに、ラーメン
  は中国製の乾麺を茹でてものであるが、その微妙な味付けは驚くばかりである。

  ===

  食後はマックで日記を書いて疲れた勢いで昼寝 →
  爆睡!

  16:30 起床
  日の出のチャンスを逃したかと思ったけれど、何とか大丈夫そうだ。
  予定通り、プノン・バゲンという小高い山に登ろう。
  ・ バイクタクシー 3000リエル

  17.00 プノン・バゲン Phnom Bakheng
  入り口は、たくさんの車と人でごった返していた。また、ツアー観光客のほと
  んどは象さん(15ドル)で登っていた。約10分。


  (上:プノンバゲンの登り口)


  (上:登り終えたところにある小さな神殿)
  脚が折れた仏像が、まるで火葬されているかのように放置されていた


  (上:プノンバゲンからアンコールワットを望む)
  アンコールワットが森林の中にあることが良く分かる


  (上:プノン・バゲンの頂上)

  18.30 下山、とはいっても10分足らず

  19.00 シャワー
  19.30 夕食
  宿の食堂がいっぱいだったので近くの中流レストランにいったら、トムヤンクンが
  3ドルもした。味はどこのレストランでも同じように美味しいと思うので、値段が
  高い分だけ損。
  
  21.00 消灯

続きをどうぞ!

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