このページは、カンボジア旅行記 2002冬 です

  私の日記


  12月26日(木)
                             快晴
  ===休息日(お仕事)==============
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  早朝: オールド・マーケット Old Market
  日没:  プノン・クロム Phnom Krom

                     シェムリアップ泊4
 
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  6.30 起床、そして、散策
  朝の涼しいうちにオールドマーケットまで散策(約1.5km)。
  その後は、どこにもでかけずに仕事をするつもりだ。

  広角レンズをつけたカメラを肩に掛け、
  帽子もリュックもなし、
  地図も頭の中に入れて歩き出した。

  15分歩くとシェムリアップ川に出た。通勤通学ラッシュと重なり、たった
  10mの道を横切ることができない。この様子を写真に収めようと、橋のたも
  とに移動して撮影した。

   (
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  10分ぐらい撮影しただろうか。

  橋を戻ってオールド・マーケットに入ったが、ガイドブックに書いてあるような活
  気ではなく、静かな落ち着いた賑わいを感じた。「これから発展していくよ。だけ
  ど、それほどせこせこしないよ。」といった雰囲気を感じると共に、来年はどうな
  るか分からない危うさも感じた。


  (上:花を売り歩く女性)

  朝7時をまわったというのに、オールド・マーケットのシャッターはほどんど閉っ
  たままだ。私は、花売りの後を追い掛けて小さな通路を入り、アジアのどこにもで
  も見られるような小さな店が並ぶ薄暗い通路を進んだ。

  ほとんど何も見るべきものがないので、そのまま外に出た。


  (上:肉売り場の前で撮影)

  しばらく通りで時間を潰した。
  もう少し待てば、店も開くし明るくなるだろう。


  (上:とれたての野菜売り場は、暗いうちから賑わっている。)

  市場の中にある食堂で食事。
  ここで食べてしまうとトイレに困るかもと思いながら食べてしまう。


  (上:画像処理したのでかなり明るく写っています)


  (上:本日の朝食、バーバーbaubau)

  やっと旅している気分になってきた。いろいろな香辛料もあったけれど、パクチの
  香りをベースにした薄い味付けで十分に美味しかった。

  これで市場を後にして、宿に戻った。
  暑くなる前に帰りたい。

  何軒か安宿を覗いてみたけれど、エアコンとホットシャワー付きの部屋は15ドル
  が相場だった。プノンペンまでのスピード・ボートは22ドル(朝6時出発)。飛
  行機の情報も仕入れたかったけれど、他の客で忙しそうだったので止めた。バイク
  のレンタルは新しいもので6ドル、古いもので5ドル、24時間貸切っても同じ料
  金の店もあった。


  建築ラッシュとはいかないまでも、建設中の建物が目に付いた。生の丸太を組み合
  わせた足場は芸術的だけれど、安全ではなかろう。また、20歳前の女性もたくさ
  ん働いていた。私は、宿に帰ってシャワーを浴びてクーラーの効いた部屋で日記を
  書こうとしているというのに、何という生活環境の違い!本当に申し訳ないと思
  う。


  (上:砂利を洗い運ぶ女性達)

  こうしてできた建物は、彼女達と全く無縁なんだなあ、と思うと悲しくなる。
  私にできることなら何とかしたいけれど、あまりにも大きな社会システムの
  前にどうにもならない。こうしたことは私達の気が付かないところでもっと
  たくさん起こっている。

  9.30 宿に帰ってきた
  暑いのはご免である。さっそくシャワーを浴びて、マックで日記を書き初めた。
  とっても熱心に仕事をしたので、気がついたら午後4時半になっていた。その
  間には、食事をしたりコーヒーやシェイクを飲んだり、明日のツアーについて
  話し合ったりしたけれど大きな問題ではなかった。昼寝をする時間もなかった。
  
  仕事
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  仕事
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  仕事
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  仕事
  ↓
  仕事

  これから夕焼けを見るために、トレンサップ湖の北端にある山(プロン・クロ
  ム)に登る。

  ===
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  16.00 プノン・クロム Phnom Krom
  ・ バイクタクシー 往復で2ドル
  ・ 南へ約9km


  (上:バイクタクシーの後部座席から撮影した)
  この兄ちゃん達は、プノンクロムで船のドライバーをしている。観光客の私を見つ
  け、走りながら声を掛けてきた。私は断ったけれども、現地についてから他の観光
  客にさかんに声をかけていた。


  (上:山の中腹からトレンサップ湖を望む)
  ここからプノンペン行きのスピード・ボート(毎日6.00発、22ドル)が出ている。
  私はそれに乗ってプノンペンに移動するつもりだ。また、今は乾期なので水が少な
  いが、雨期になると湖の面積が3倍になるという。この辺りはほとんど平地なので、
  そのように面積が広がるのだろう。
  手前から湖に注ぐ川はアンコール文明を支えたシェムリアップ川である。


  (上:頂上にある寺院の前で記念撮影。右から永田さん、福田さん、私。)


  (
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  18.20 引き上げる
   雲がうまい具合にかかっていないので黄昏を楽しむより、帰り道の安全を選んだ。

  18.40 屋台で夕食
  プノンクロムで意気投合した日本人、永田さんと屋台で食事をした。
  バイクタクシーには途中で降ろしてもらい、お金を払ってさようならをした。


  (上:まず、内臓を買った)
   妙なる香りのどろどろした黄土色のタレ、生野菜をそれぞれ別のビニール袋に
   入れてくれた。2000リエル。

  
  (上:主食なるかも知れないような物を買った。)
   餅米の粉を蒸したものかと思ったら、デンプンを蒸したものの中に甘いものが
   入っていた。デザートだと思う。小さいもの500リエル。大きいもの1000リエル。


  (上:次はヘビを買った。)
  値段がたったの2000リエル。安い。そのまま食べるのかなと思ったら油で揚げは
  じめた。味はまずい。残してしまいそうなので隣の人にも勧めてみたが、見事に断
  られた。一応、おつきあいで嫌々1つ摘んでくれた。
  → クリックするとヘビのアップ!!やめた方が良いかも、、、


  (上:永田さんを写しました)
  買った物はすべてビニール袋に入っているので、何処かに座って皿に移して食べ
  たい。麺を売っるおばさんが良い感じなので、そこで冷麺と温麺を注文した。そ
  したら、おばさんは写真上のようにヘビをチョップしてくれた。ありがとう。


  (上:テーブルに並べられた本日の夕食)


  (上:永田さんと私)

  20.30 宿
  シャワー
  ↓
  アンコール・ビール
  ↓
  消灯

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