このページは旅行記『パキスタン』PAKISTAN DEC.2003- JAN.2004 です |
遺跡の裏は山の斜面につながっているので、人の出入りを妨げる設備が必要ない。(写真下のように)どこからでも内部に入れるようになっているが、あえて私は外壁の外から見学した。 私は石垣に挟まれた階段(写真下)に立ち、記念写真を撮りたかった。何の変哲もない階段がだけれど、そこに立った誰もが崇高に偉大になれる舞台装置のように感じた。 ダルマジカ・ストゥーパ(写真下、中央奥にある崩れかけた山のような建造物)に出会った。大きい。人々が集まっていた頃は、偉大な人間を感じる存在感を持ってと思う。大小さまざまな仏像に囲まれ、生きている人間に囲まれ、楽しく華やかに生活していたと思う。
太陽が沈むと急に寒くなり、写真の光量も激減した。ガンダーラの気分に浸っていたいが、フェンスに囲まれている重要な遺物を駆け足でまわった。(写真下など)
(上:記念撮影をして終了)帰りは、幹線道路に続く正面入り口から出た。検札所には誰もいなかった。
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