私の日記
2004年8月3日（火） 快晴
◎ カウナス市内見学 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・ ジリンスカス美術館
・ パベイクスリウ・ギャラリー
・ 国立チュルリョーニス美術館
・ 悪魔の博物館
16.50 カウナス（バス）→ 17.50 ヴィリニュス
・ ヴィリニュス旧市街散策（夜明けの門、聖三位一体教会）
ヴィリニュス泊
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
7:05 起床
9:00 朝食
ホテルの食堂から自室へサラダとコーヒーを持ち込んだ。サラダ（５Ｌｔ、１８０円）、コーヒー（２Ｌｔ、７０円）。どちらも大変美味なので機嫌が良い。／ 食後も仕事がはかどった。
（上：いきなりのコーヒーで胃痛。それでも御機嫌。）
さて、今日の予定はカウナスの美術館・博物館巡りだけれど、写真撮影禁止＝ つまらない＝ 期待してはいけない場所が多い。展示（作）品に自信がなかったり、建物全体が金儲けになっている可能性が高い。
11:10 ジリンスカス美術館
・ 入館料５Ｌｔ（１８０円）
・ 写真撮影不可
・ 日本の象牙を使ったニミチュア彫刻がすばらしかった
・ 他はとくになし
12:20 昼食
・ 屋台で買った揚げパン（１Ｌｔ、３５円）の中の肉が危なかった
・ アイスクリーム（２．３Ｌｔ）はそこそこ
12:50 パベイクスリウ・ギャラリー
・ 入館料３Ｌｔ（たぶん）
・ 写真撮影不可
・ 常設展（リトアニアの作家）は、展示数が少ないけれど濃い
・ 企画展では、非常に面白い現代の作家を扱っていた。今回は３人の作家を取り上げていたが、そのうちの１人は床面積８００平方メートルほどの巨大空間を使っているので、しだいに彼のペースにはまり込んでしまい危険だった。危ない音（楽）も流れていた。
14:20
・ スーパーマーケットで、果汁を買って飲む
・ 駐車禁止で捕まってた可哀想な車を見た。捕まえた人（警察官？）は、その車の近くで立っていて、運転手が帰ってくると金を罰金を徴集する。料金は分からないが、小銭をちゃらちゃら使って払っていたので大金ではないと思う。なお、車輪を固定する道具は１つしか持っていないので、ちょっとだけ止めて戻ってきそうな車（運転手）を狙うのがポイントだと思う。パーキングチケットの自販機はある。
（上：可哀想と同情するとともに、これで生計を立てている人もいる？ような気もする。）
（上：本日、火曜日休館のヴィタウタス大公戦争博物館の前で）
14:30 国立チュルリョーニス美術館
・ 入館料５Ｌｔ（１８０円）
・ 写真撮影不可
・ リトアニアを代表する画家＆音楽家であるチュルリョーニスのために新館が増築されていた。とても幻想的な作品で、バルト３国の他国に翻弄されてきた歴史を感じさせるものだった。夢や幻想、王様や国、雲のイメージ、寝入ってしまうような音楽、ソナタ第５番と第６番。
（上：手前が新館、奥が旧館。入り口は旧館のみ。）
16:00 悪魔の博物館
・ 入館料５Ｌｔ（１８０円）
・ 写真撮影可
・ 午後５時閉館なので焦っていたが、１０分で終了
（上：展示室の風景）
16:50 カウナス発（大型路線バス）→
主な博物館、美術館はすべて見学したので、これからリトアニアの首都『ヴィリニュス』に向けて出発する。１時間に満たないバスの旅だと思う。
・ １３Ｌｔ
（上：大型路線バスの車窓からカウナス近郊を写す。街並に特徴はないけれど、どこか日本の風景に近いものを感じる。）
（上：片道２車線の自動車専用道路。片側工事中なので対面１車線、のろのろ運転になってしまった。道路に立っている人は、おそらく長距離バスを止めようとしているのだろう。ところで、この写真で注目して欲しいのは行く手に現われた暗黒の雲。この直後、激しいスコールに見舞われた。）
（上：ほらね。）
（上：リトアニアの首都『ビリニュス』市街に入ると、道路の排水が悪いようで、水上ボートのようにして車が走っていた。動けなくなった車も数台見た。）
17:50 ヴィリニュス着
バスの終点は、ビリニュスの鉄道駅だった。冷たくて雨脚の早い雨が降っていた。宿が決まっていない私は、構内に駆け込んだ。ツーリストインフォメーションセンターがあったので、宿の手配をしてもらった。
（上：本日のお宿）
午後６時半 ヴィリニュス旧市街のお散歩
高緯度のヨーロッパはこの時間でも明るいはずなのに、今日は分厚い雲が空を覆っている。
