このページは旅行記『ヨーロッパ北東部』 2004 jul -aug です |
私の日記
2004年7月28日(水) 曇り&小雨(体感温度16度C)
◎ のんびりし過ぎないようにバルミエラ市内散策 =====
午前: 執筆活動
午後: バルミエラ市内散策
バルミエラ泊2
===============================5:30 起床
今日は、この街とホテルでゆっくりしようと思う。フィンランドもエストニアも熱病に罹ったような速さで移動してきたから、ここでひと休みするのも悪くない。旅に出る前、日本で調べた情報はあまりに少なく、しかも事前に調べた土地は何処も観光客に汚染されていたけれど、何の情報もないこの街は、私の旅心を刺激する。7:00 朝食
(上:部屋の隅からテーブルを移動させた。ベランダには洗濯物が干してある。)9:00 シャワー
自分の気持ちと文章がちょっと一致してきたように思うけれど、まだ全然ダメ。
修行はこれから。書きながら読みながら(クロッキーと同じように)楽しむことを覚えよう。12:20 街の散策
雨が振り出しそうな空を見上げ、
デジカメと折りたたみ傘を持って出発。寒い。
Tシャツと長袖では体調を崩しそうなので、元気一杯な振りをして歩かなくちゃね。
(上:最初に訪問した博物館は改修工事中だった。作業中の人もいる。)ホテルのフロントでもらった市内地図の散策コース通りに歩いた。
(サイクリングコースも載っている)
(上:バルミエラ市内中心を流れる川。豊かな流れだった時代もあったと思う。)小雨で貸自転車は乗れないけれど、晴天でも徒歩の方が良いと思う。
街はコンパクトにできている。
(上:兵器を持たずに戦うバルミエラ市民の記念碑、だと思います。)小高い丘には、市民が戦った記念碑があった。ラトヴィア語で書かれているの詳細は不明だが、人々の衣服から判断しても大昔ではない。こうした小さな戦いの記念碑は、バルト3国のあちらこちらで見かけるので、悪政との命を賭けた戦いはまだまだ続いていると感じた。さて、日本国に目を向けると、こうした記念碑は見かけない。私が知らないだけか、本当にないのか、あるいは、記念碑ができる以前の悪政(他国を苦しることも含む)が続いているのか、はたまた、善悪の区別がない理想的な国なのか。
(上:ラトヴィアでよく見かけれる集合住宅)住宅状況をちょっとだけ報告すると、一戸建ては少なく、写真上のような集合住宅が目立つ。室内の様子は分からないが、観葉植物や花で飾られたベランダで人々がくつろいでいる姿が目立つ。どうして、こんなに沢山の人がいるのだろう。今日は水曜日なので休日はなさそうだし、夏休み?、それとも、失業中?。いずれにしても、人々は落ち着いた時間の中でゆったりと生活しているように感じる。
(上:道路の鋪装工事中)
日本の風景と変わらない。ただ、日中でも暗いので、車はヘッドライトを点灯して走行していることが多い。
(上:由緒正しい教会。正式名称は忘れてしまった。)
(上:散歩している人が目立つ。)
ゆったりとした時間の中で生活していることは間違いない。忙しいだけのテレビ情報や経済至上主義にかき回されることがなければ、幸せな生活を営んでいると思う。===
それから、街の中心部にある遺跡らしきところを散策した。
いくつかの展示スペースに入った。
(上:いくらかの入場料を払って、小さな企画展を見た)
(上:建物全体を暖めるため、地下には大きな暖炉がある。)
(上:屋根裏にある煙突)
(上:小さな街には自然が溢れていた)
マーキングしたくなる気分。
(上:公園もよく整備されている)18:00 夕食
ホテルのそばには食堂がないので、今晩は、生ハムとビールと果物にした。
消灯時間不明
外は寒いけれど、室内は暖かい
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