このページは旅行記『ヨーロッパ北東部』 2004 jul -aug です |
現代美術館
ヘルシンキ、フィンランド
2004年7月25日(日)→ 私の日記へ戻る
(上:館内カメラ撮影自由)
入場料5.5ユーロ。
入場券のかわりにシールを貼る。
月曜日定休
胸に入場シールを貼ったら、美術館散策の始まりです。
各作品の下には、私のコメントを記しました。
本物?の人の髪の毛でできている? その後ろに写っているのは鶏の骨でできたシャンデリア。
床にあるロウソクの垂れた痕も美しい。美術館内のトイレ。
美術作品ではないけれど、写真を撮りたくなる作品でした。タイトルは『ノスタルジア』。
ノスタルジアと題された作品は他にもあったけれど、
これは、いろいろな木の実にゴム製のタイヤを取り付けたものだった。何だかよく分からなものが、自動的に砂絵を描いていた。 厚さ30cmのセメント製の壁の裏側が壊されていて、小さな模型の消防車や救急車両が瓦礫に埋もれていた。私は、その壁の裏側にできた城壁のような影を撮影した。 この作品には他の場所でもであったことがある。
椅子の下に、丸みをもった白い布が置かれ、そこに女性の顔がプロジェクターで投影されている。彼女は笑ったり怒ったり変な顔をしている。壁面に映し出されたダンスをする6人の男女。鑑賞者は、ばらばらに踊る6人の共通点や相違点を見つけだそうとしている。また、無意識のうちに、「あっ、間違えた。」と他の人とは違う動作を見つけ、それを指摘することで笑おうとしている。これは悪意のある指摘ではなく、一緒に踊りながら間違いを楽しんでいるかのようだった。 キリストとの戦い。キリストが勝つと『ハレルヤ』が流れ、阿修羅が勝つと『?』が流れる。宗教戦争を彷佛させる作品だった。/ 宗教の目的が平和から政治的目的へ変化し、現代においては、個人的な癒しや金儲けになったことを表現していた。この作品では純粋な遊びへと昇華した。平和=遊び、としてのメッセージもある。 タイトルは、I am not I.
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