このページは『イラン旅行記 2004冬』 2004 dec -2005 jan です

私の日記
2004年12月30日(木)      快晴
                      
◎ エスファハン市内散策2==================
午前: 仕 事
午後: エスファハン市内散策とマスジェデ・ジャーメ
21:10 エスファハン(飛行機)→ 22:00シーラーズ
                            シーラーズ泊
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6:00 起床
 イラン時間に慣れてきた。1時間ほど仕事をしてから、朝倉さんの部屋を訪ねる。彼はキャノン55を修理に出していたけれど、完成まで20日かかるという話なので、イランでのカメラ購入を計画しているそうだ。

本日の予定
・ 午前、ホテルで日記
・ 午後、市内散策
・ 19:10、飛行機でシラーズへ
・ そして、新年はペルセポリス!!

7:30 朝食
 朝食のルームサービスも悪くないが、ナン、チーズ、バター、ジャム、チャイ、同じものばかり食べていては病気になりそうなだ。外の売店でニンジンジュースを飲む。

(上:ニンジンは冷凍してあったものを解凍してミキサーへ。300mlで3000リアル。悪くない味。その他に、小さなパンケーキ、発泡性ヨーグルト、胡椒味のポテトチップス。合計8500リアル。)

 再び部屋に戻って、仕事。
 写真の整理と日記に没頭する。

12:10 昼食
・ 近くのシシケバブ屋で

(上:ミキサーにかけた挽肉を串に刺して焼いたもの。)
・ あまり旨いものではない
・ 生の玉葱を時々かじってみる
・ ただ、肉汁がしみた部分のナンは美味しかった
・ レモン汁をかけると不味くなるので注意
・ レモン汁は、ペプシに入れると良いかも
・ 合計10000リアル


(上:焼いた肉をナンに挟んでサービスする。テイクアウトもできる。)

12:45 装飾美術館
・ 午後1時の閉館まで15分もあるのに入れてくれなかった
・ 別れ際、「良い1日を!」なんて言われても、
・ 私にとって、これが1日の始まりなんだから!
・ ぷんぷん
・ 黙って追いやってくれたほうが気が晴れる

 昨日と同じ道を歩いてエマーム広場へ向かう。
 途中、国立図書館の修復中の屋根が気になる。
 昨日の写真展の写真に影響されている。

(上:天井を修復するための足場が美しい。)

エマーム広場に出た。

(上:午後1時の光は完全な逆光で写真には適さない。)

 ↓
 昨日と同じ展望チャイハネでチャイを飲んだけれど、
 昨日と同じように感動しない。
 3000リアル。

 ↓

 2000リアルで割ったクルミを買おうとしたら、
 ほんの一握りもない。

 ↓
 バザールを通り、マスジェデ・ジャーメを目指す。


(上:道を間違えて、バザールの外に出た。)

 ↓
 バザールは城壁のような壁で守られているようだ。

 ↓
 城壁の外側に開いている入り口のようなところから内部に侵入した。


(上:工場かと思ったら、住居も兼ねていた。)

 ↓
 来た道を戻る

 ↓
 城壁内のバザールを歩く

 ↓
 ほとんどの店がシャッターを降ろしている
 (昼休み)

 ↓
 バザールの脇道に入る

 ↓
 それが中庭に面した住居だったり、
 大きな工場だったりする。

 ↓
 (写真下)
 爽やかな居住空間を見つけた
 サラーム!
(こんにちは)
 サラーム!
(こんにちは)
 軽やかな挨拶が交わされた
 


(上:とても清潔感溢れるイラン人の集合住宅)

 ↓
 今度は大きな工場に入ってしまったようだ。
 偶然紛れ込んでしまった収穫としては最大級。
 エスファハーン最大の出来事の1つ。


(上:染色工場に入ってしまった。)


(上:勝手に屋根まで登った。)
 < 感 想 >
 ・ 泥と土でできた屋根に感動しました。
 ・ 他の家より少し高いので見晴しが良かったです。
 ・ のしのし歩き回ったので、下から人が出てきました。「こんにちは。」
 ・ 屋根に穴が空いて落ちなくて良かったです。

 ↓
 再びバザールへ

 ↓
 何もないので路地へ

 ↓
 (写真右)
 
 ↓
 またバザールへ
 
 ↓
 だんだん商店が開いてきた

 ↓
 (写真下)



 つまり、エスファハーンの庶民の中心地『マスジェデ・ジャーメ』に近づいていたのだ。世界遺産に指定されているエマーム広場やマスジェデ・エマームは観光客のものだが、ここは今でも生きて生活している寺院だと感じる。僕はここの方が好きだ。/しかし、どちらが本当に息づいているかは、こことエマーム広場の金曜日の礼拝、両方を見なければ結論付けれない。

16:00 マスジェデ・ジャーメ

(上:マスジェデ・ジャーメの全容)

 もちろん入場無料。まず、トイレを使わせて頂きます。



(上:トイレの手荒い場。ありがとうございました。)




 これで、マスジェデ・ジャーメの見学は終了です。
 シーラーズ行きの飛行機が飛び立つまで時間がなくなってきたので、急いでホテルに戻りましょう。

 おやぁっ、バザールが活気づいている。
 撮影しなくちゃ。



(上:まずは定点ノーファインダー。)

それから時間がないので、がんがん撮りました。
もちろん、勝手に女性を撮ると警察に掴まったり、
既婚の女性の場合は、夫から殴られても仕方ない、
らしいので、こそこそなんですが・・・

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15:10 乗合いタクシーで宿に帰る
・ 1500リアル
・ 適当に乗ったら宿についた
・ 土地カンと運が付いてきました

18:00 ホテルからタクシーに乗る
 エスファハン市内は渋滞になっている。貸し切りタクシー乗り場には2組待っていたが、私の順番になるのはいつになるか分からない。今の時間帯は乗り合いタクシーで十分商売ができる時間なのだ。結局、乗り合いタクシーを無理矢理30000リアルで貸切った。乗っていたおばちゃんご免なさい。タクシーは渋滞の中をゆっくり進み、郊外に出た。時速100キロで15分ほど走り、空港に到着した。国際線と間違えていないか、何人かの人にチェックしてから降りた。運転手は喜んでいたので、良い商売ができたのだろう。僕も飛行機に間に合って満足だ。

18:40 チェックイン
 私の前に並んでいる女性が約80キログラムの荷物を運びこんだ。追加料金280000リアル。人1人分の料金より高い。

 腹が減ったのでピスタチオを食べる。僕の好物だったはずなのに、食べ過ぎでだんだん嫌いになってきた。食べ飽きるということは、本当は好きでないのかもね。

 今回の手荷物検査は、ちゃんと全部出したので問題なかった。ただし、ズボンを2毎かせ寝て履いていたので、自らチャックを下ろして下のズボンを紹介してあげた。

 唇が熱を持ち、いとも簡単に乾燥する。

21:10 エスファハン発

(上:エスファハンの空港)

22:20 シーラーズ着

 市内までは乗合いタクシーを利用した。
 料金を確認しなかったのが失敗だった。
 また、ラジオタクシーじゃないのもいけない。

 4人いた乗客が私1人になった。私を最後にしたのは、どう考えてもボったくるための作戦だ。タバコを吸えとか、ナッツを喰えとか言い始めた。もー頭に来た。お前も疲れているだろうけれど、こっちだって疲れているんだから!!・・・時間を喰った上に金までぼったくるのは絶対に許さん。皆と同じ10000リアルでも高いくらいだ。

 私の指定したホテルの前に着いた。
 10000リアルを出した。
 不服そうな顔。
 
 5000リアルを出し、10000リアルと交換。
 何やってんだ?って顔。

 ・
 ・
 ・

 思いっきり日本語で叫びまくったらホテルの人が3人出てきたけれど、
 これまた偉い迷惑をおかけしまして誠に申し訳ありません。

 ポリスを呼べとかいろいろ叫びましたけれど、
 血気盛んな若者はそう簡単には引き下がりませんね。

 とにかく、助けてくれてありがとうございました。
 事実の利はこちらにあるけれど、
 最後に長い夜だった。

23:20 チェックインかな?

翌0:20 消灯

続きをどうぞ!

私の日記 12月31日

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