このページは『イラン旅行記 2004冬』 2004 dec -2005 jan です

スポーツクラブ(ズール・ハーネ)
ヤズドにて
2004年12月28日(火)
am
6:00〜 am 7:00

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(上:午前7時。運動を終え、一般会員が帰ってから記念撮影させてもらいました。)

棍棒の重さは合わせて30kg。
持っているだけで精一杯です。


昨日に続き、100年に1度の珍しい大雪が沙漠都市『ヤズド』を襲った。

私は、ただでさえ暗い午前5時半の街を彷徨った。

「誰もいないのでは?」
「クラブそのものが臨時休業?」
「入り口が分からない?」

様々な不安を持ちながら、大雪の街を歩いた。
傘がなく、頭から被っていた白いシーツが雪と化した。

予定の場所に来ても、それらしき建物も入り口もない。

たった1人だけいる通行人に声を掛けた。
英語は通じない。
エクササイズの真似事をした。
通じた。

間口90cmの小さな扉が開いている。

雪が積もったシーツを払い、適当な場所に広げて掛けた。

「ようこそ!」

筋肉質の青年に元気よく声を掛けられた。



勧められるままに、中に入った。

一段低くなった中央で、6、7人の男が運動している。
予想していた通りの光景に、私はとても嬉しかった。
会場の暖かい空気も嬉しかった。

ある男が『入場料10000リアル』と書かれたチケットを持ってきたので、
私は快く現金と引き換えた。

服、2枚重ねていたズボン、靴下を脱いだ。

しばらく見学し、

写真を撮った。

 大変よろしい。
ここは会員制のような感じがする。
男の社交場でもある。

ジッとしているのが馬鹿らしくなって、Tシャツになって下に降りた。

上半身のストレッチ(5分)

神への祈り(1分)

首のストレッチ(4分)

神への祈り(1分)

足を開いて腕立て伏せ(5分)

途中、めまいがして倒れそうになった時、インストラクターが膝をつけば良いと教えてくれた。


神への祈り(1分)

棍棒を持った運動(5分)

先の反省をもとに、1番軽い棍棒を選んだ。


神への祈り(1分)

飛び跳ねる運動(5分)

神への祈り(1分)

両手を開いてぐるぐる回る運動(1人ずつ)

私は一番最後に回った。遊園地のチューリップに乗っているかのようだった。


何をしたのか記憶がない(5分)

神への祈り(1分)

お疲れ様でした

チャイを飲む


(上:運動後に、お茶とお菓子を頂いた。)


(上:BGM担当のお兄さん。運動している人の体力に合わせて運動の回数を変える。)
また、インストラクターの合図によって、
会場全体をコントロールしているDJ(ディスクジョッキー)でもある。
太鼓と鐘と声で雰囲気を盛り上げる。


(上:この音楽は本番中のものではなく、後から演奏してもらったものです。)


(上:もう1枚、鉄の鎖を持って記念撮影。)

本気でふらふらになっています。

左後ろでは、布のカーテンの向うで一般会員男性が笑っています。
右後ろでは、インストラクター達がお疲れさまをしています。

イラン旅行を計画されている方は、是非どうぞ!!

早朝に効きます。

続きをどうぞ!

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