このページは『モロッコ旅行記 2007春』 2007 march -2007 april です。

世界遺産  ティトゥアンのメディナ

2007年3月29日(木)

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上:新市街と旧市街(メディナ)の出入り口の1つ『トゥット門』。


滞在時間を3〜5時間と決めていた。


上:右端の女性が冠っている帽子は、この地域に古くから住んでいる人々(ベルベル人)のもの。また、スカートは赤と白のストライプ。

考古学博物館に入った。


上:博物館のテラスから新市街の通りを望む。

海に近いためだろうか。大陸から攻めてきた船を攻撃するための大砲がある。
これは、次に訪れるヨーロッパとの玄関口『タンジェ』も同じである。

博物館の常設展の内容は忘れてしまった。


上:メディナのほぼ頂上に位置するカスバ。

ゴミが散在しているんはよろしくない。
また、ここからの眺望が良いので、ほとんどの観光客が写真を撮るためだろう。
羊を連れた地元の女性が「写真を撮れ」と言った。
民族衣装や綺麗な服を着ているわけではないので、私は断った。
そのようなことは、観光地ではときどき起こる。


上:↑画像をクリックすると拡大します。

ティトゥアンでは、カスバの近くの城壁に沿って歩いている時、
老女が私に話し掛けてきた。
アラビア語かベルベルの言葉か、いずれにしてもさっぱり分からない。

そんなこととは無用に老女は話し、私は何度も頷いた。

彼女が自分の進むべき道に来た時、彼女は私の腕を掴んだ。
さよならを告げるためであろう。

彼女が腕を放してから、私は腕を掴み返した。

まるで年老いた自分の母親のように感じた。

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