このページは旅行記『メキシコとキューバの旅行記2008夏』 2008 jul. 19 - 2008 aug. 19 です。 |
私の日記 3日目
2008年7月21日 月曜日
◎ テオティワカン遺跡見学 ====================
・テオティワカン遺跡見学
・グアダルーペ寺院(メキシコシティーの北部)
メキシコシティー泊3
====================================夜中に3回目覚め、4回目に部屋のカーテンを開けた。電気をつけ、腕時計を見ると午前7時10分になっていた。
それから、ノート・パソコンを開け、昨日の写真の整理し、日記を書いた。
8.10
今日は、世界遺産に指定されている『テオティワカン遺跡』へ出かける。朝食はホテルにあるパンにバターとパイナップルのママレードをつけて食べたけれど、パンそのものが不味い。
8.40
宿を出発。地下鉄で、北バスターミナルへ行った。そのターミナルは巨大で、数10社に及ぶバス会社の窓口が並んでいるので面食らった。インフォメーションで確認するべきだったけれど、昨夜、Fさんから「左手奥へ歩けば良い」と聞いていたので、長い道を歩いた。同じ方向に歩いているフランス人のカップルに話しかけると、彼らもテオティワカンに行くというので心強かった。購入したバス・チケットには『9時半出発』と印刷されていた。出発まで3分しかない。48ペソ。
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上左:北バスターミナルの入り口
上右:バスターミナルに入ると、ずらりとバス会社のブースが並んでいた。空港のそれと比較できる。
上:私が乗ったバス。バス会社の名前は忘れてしまったが、遺跡へいくバスは1社しかないような気がする。バスは窓際に座ったものの、すぐに寝てしまった。
「遺跡(ピラミダス)に着いたよ」と隣のメキシコ人に教えてもらう始末だった。
11.00頃 テオティワカン遺跡着
遺跡は思ったよりも広かった。入場料は、バス料金と同じ48ペソだったので、メキシコはこの金額が余程好きなのだろう。それより、朝食を忘れていた。私はすぐに食事を忘れてしまう。とりあえず、遺跡内の売店で高額なペットボトルのジュースとクッキー2種類を買ったけれど、こんなことなら、もっと美味しいものを事前に買っておけば良かった。それから、話は遺跡から逸れたままだが、私はメキシコに来てから毎日、3回はトイレのお世話になっている。とりあえずトイレはいたるところにあるら良いけれど、、、それに、メキシコ人はシツコクないし、、、
上:遺跡内の芝生が禿げているのは、蟻が巣をつくったからだ。それは良いとしても、小動物が転がっているようだ。近づいてみよう。
初めに見学した『ケツァルコアトル神殿』には、古い神殿を覆い隠すように新しい神殿が建てられていた。テオティワカン遺跡で1番の彫刻が残っているというけれど、ピンと来ない。
上:横から見たケツァルコアトル神殿
上:テオティワカンでもっとも良いといわれる彫刻。
上:正面?から見たケツァルコアトル神殿
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上:花次に、太陽のピラミッドまでの長い道のりを歩いた。
途中、西側に何かあったけれど正確なことは分からない。地下に古い建造物があることしか分からなかった。
上:何度か増改築をくり返したらしい。
上:同上太陽のピラミッドは世界で3番目の大きさだと言うが、それほど大きいとは思わなかった。それより、頂上からの景色が美しく、ぼけっとするには最適な場所だ。少なくとも1時間は、惚けていられる。好きな人なら遺跡に関する書物を読みながら1日過ごすことも悪くない。それほど良い。月のピラミッドは頂上まで登れないから、ここでお茶を飲み、クッキーを齧り、ガイドブックを読まなれけばいけない。
上:左奥に見えるのが、世界で3番目に大きい『太陽のピラミッド』
上:これが『太陽のピラミッド』のベスト・ショットですね。
上:頂上は最高です。これはお勧めです。後ろに見えるのは『月のピラミッド』。
上:頂上で記念撮影をする人々。
上:頂上からの眺め。
上:階段をおりる人々。それから『月のピラミッド』へ移動した。なるほど、ピラミッドとしては『太陽のピラミッド』よりも素晴らしい。ここから遺跡全体を見渡すと、物事の価値を決めるのは時空間であることを強く感じる。正しい位置と時間に配置されているものは美しく、人の努力と同じように完全なる成功に導く。逆に、時間(タイミング)や位置が悪いものはどんなに努力しても無理だ。鉄は熱いうちに打たなければいけない。時空を逃しては絶対にできない。また、時空は戻らない。今できないものは永遠にできないし、逆に、今できるものは永遠にできる。
上:月のピラミッドからの眺め。左奥に見えるが『太陽のピラミッド』。
上:記念撮影。それから、もう1つの入り口近くの部分を見学した。
上:赤い色が良かった。
上:遺跡内のレストランで昼食。これがベストメニューです。それから、『壁画の博物館』まで歩いたが、私には価値がわからなかった。私は無意識のうちに人の顔を探していたが、彫刻に比べて少ないのはどうしてだろうか。とにかく失われてしまったのか、それとも自らが、あるいは、侵略者や後進のものに破壊されたのか、さっぱり分からない。少なくとも悪意に満ちた破壊は感じない。
次に、博物館に移動した。多少歩いたが、そこそこの展示物があるので悪くはないだろう。
上左:型(左側)をつくって、面(右側)を作る。
それから、数10分かけて入り口まで歩いた。これは後から分かったことだが、帰りのバスはどこからでも乗れるので、太陽のピラミッドの近くで捕まえた方が良かったと思う。なにしろ、私が乗車した時にはすでに満席で、通路に腰掛けなければならない状態だったから。それに、私たちのバスの乗客がもたもたしているうちに、もう一台の大型バスが来てしまったから、かなり頻繁に運行されているようだ。実際、私が待っていたのは10分ぐらいだったと思う。
上:遺跡は驚くようなものではなかったけれど、期待していなかった分だけ良かった。私の想像力が豊かなら、遺跡全体を赤や緑の彩色できるだが、、、
上:サボテンと太陽のピラミッドさくっと北バスターミナルへ戻り、その脚で『教会』へ移動した。
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上:地下鉄構内で見つけたドラム缶のオブジェ。
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上左:本日のタコス
上右:シェイクを頼んだつもりが、何故かセットになっていたアあああ。そうそう、ここで食べたタコスは、これまでの中で1番美味しかった。生地も美味しいし、具材にもしっかり下味がついていた。ここのタコスなら、毎食でもよい。こうしてパソコンを打っているだけでも涎が出る。1個10ペソを2つで、20ペソ。その後、バーガーキングでシェイクを飲もうとしたところが、事もあろうに、チーズバーバーのセットが出てきてしまった。どこでどう間違ったのか分からないけれど、がんがん食べるしかなかった。33ペソ。
17.30頃? グアダルーペ寺院
ここは古くから信仰を集めている地域らしく、たくさんの出店があった。門前町のような落ち着いた雰囲気さえ感じた。
上:正面に見えるのがグアダルーペ寺院
上:ライフルをもった警備の人が5人。警察官を正面に撮影をするのは恐ろしいが、彼らにしてみても、あごひげを伸ばしたアジア人は珍しいから、大きな一眼レフを向けれてじっとしているのは難しいことだったと思う。この写真では遠くに見えるが、広角18mmで撮影しているので、実際は5メートルほどの距離である。
上:正面が古い寺院で、左にある体育館のような建物が新しいグアダルーペ寺院。
上:新しいグアダルーペ寺院の内部。感想は特になし。残念だったのは、黒いマリアさまを拝観できなかったこと。
上:帰り道でのワンショット。この寺院の前は、雰囲気がとても良い。
右:マリアッチが聞こえてきた。近づくと、とある家族が楽壇を雇って宴会を開いていた。
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以下は、帰りの地下鉄構内で見かけてたもの。
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こうしたプリギャラリーがいたるころにあるのは素晴らしい!
それから宿に帰って、再びすぐに、ウォールマートに出動した。
しかし、私が買おうとしていた防寒着はなかった。ここは量販店なので、ちょっとした品質のものは買えるけれど、ショッピングを楽しむことはできない。
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上:帰り道にサーカス情報を得た。チャンスがあれば行きたい。21時過ぎ 帰宿
少し情報交換をしてからシャワーを浴び、寝た。22.04 消灯
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7月22日