このページは旅行記『メキシコとキューバの旅行記2008夏』 2008 jul. 19 - 2008 aug. 19 です。 |
私の日記 13日目
2008年7月31日 木曜日
◎ ビジャエルモッサ観光 ====================
(1)モラモッサの遺跡博物館見学
(2)アルマス広場でビールを飲む
21.00夜行バスでメリダへ移動
夜行バス内泊
=================================
10.00 起床
ゆっくり寝過ぎたかも知れない。10分でシャワーを浴び、5分でパッキングをしてホテルをチェックアウトした。荷物を預かってくれと頼んだら、ゴミ置き場みたいな扉も鍵もない部屋に置くように指示された。間違って捨てられないことを願うばかりだ。
上:私が宿泊した『ホテル・ポサダ』
10.20 朝食
朝食は、すぐ近くの食堂ですませた。(写真右の定食が)35ペソぐらいだったと思う。スペイン語でブドウを『ウバ』ということを初めて知った。何の肉を食べたかは分からなかった。
. ビジャエルモッサの遺跡博物館見学
それから目の前のタクシーに乗り、遺跡博物館へ移動した。20ペソ。ここまでは完璧だったが、博物館の展示物と私の期待が一致しなかった。
上:博物館は動物園と併設されている。たくさんの子ども連れがいる。
上:記念撮影
![]()
.
![]()
.
上:博物館の敷地内を歩く蟻。色とりどりの葉を運んでる。私は本物のジャングルをいくつか歩いたことがあるし、立派な彫刻もたくさん見たことがあるので感動しなかった。ただ、家族連れにとって20ペソはとてもお買い得だと思う。また、ここでは1人旅のメキシコ人女性にも初めて出会った。思い起こせば、女性に限らず1人旅はほとんど見かけない。
充電式の乾電池を買う
次に、乗り合いバスでセントロへ移動し(5ペソ)、充電式単3乾電池とチャージャーを購入した(85ペソ)。ちょっと悔しいが、デジカメの代金に入っていたと考えれば良い。
上:銀行『バンコメール』で幾らかを両替えした。セントロではジュース(10ペソ)を飲み、ゆっくり移動した。町はメキシコらしいとは思わなかったけれど、何がメキシコらしいかは個人によって違うから、これはこれで現在のメキシコの1つなのである。ここはスペイン人に支配された経験があまりないようだから、独自に発達してきたのだろうか。少しだけカラフルで、人々に危険を感じさせない空気がある。
上:美味しいジュースを飲んだ店いつの間にか展望台がある橋まできた。650の螺旋階段だったけれど、小窓から心地よい風が入り、しかも洞窟のように涼しいので、登っている感じがまったくしなかった。頂上からは、大きな川が見えた。これだけ大量の水が流れている川をみるのはメキシコに来て初めてだった。ここビジャエルモッサの意味は「美しい街」である。
上:誰も遊んでいない遊園地
上:展望台からみてビジャエルモッサの街
上:大きなグリハルバ川が流れている。
次に、乗り合いバスを使って、人類学博物館へ移動したが、生憎、展示物の入れ替え中だった。
前の遺跡博物館よりも期待していたのでショックだった。こんなことなら、ビジャエルモッサに来る必要はなかったけれど、ここまで来なければオルメカ文明に対する切ない思いが消えないから、これでよかったのかも知れない。私にとって、仏頭のような顔だけが存在することは、とても原始的で存在感がある。
博物館からは同じように乗り合いバスで展望台まで戻り、近くの公園で30分ほど横になった。
.
それから、アルマス広場へ移動し、ゆったりとしたソファーで良く冷えたコーヒーを飲もうとした。それらしい店に入ったと思ったら、そこはアルコールしかない雰囲気なので、ビールを飲むことになった。しかも、2本も、である(48ペソ)。
そうそう、この店はタンクトップでは入店できないようなので、私はリュックサックの中の汗臭いシャツを着た。そして、スペイン語の本を出して勉強のようなことをした。店を出てから、アルマス広場で再び横になった。30分後に起き上がった。たくさんの蟻や蚊に苛めらていたようだ。
右:正面にビールの店
. ホテルまで徒歩(カミナンド)で帰った。乗り合いバスはないし、タクシー乗り場を探すくらいなら直接帰った方が早いと思ったからだ。案の定10分ほどで着いた。こんなに近いなら、初めから徒歩だけを考えていれば良かった。タクシーだと10ペソの距離。
上:アルマス広場右:目抜き通り
. .
上:観光客用バス右:カラフルな民家
. 夕食は、朝と同じ場所にした。時間があるから優雅な食事にしたかったけれど、ここは2等バス乗り場の裏だから探しても無駄だろう。
.
上:表通りの雰囲気が味わえるオープンテラスの店は魅力的だ。今度は鶏(ポリョ)と林檎ジュースを頂いた。
上:夕食を頂いたレストラン宿へ戻って、荷造りをした。バスの中は本当に寒くなると思うから、着るものをしっかりと準備しなければいけない。それにしても、今回のバスチケットは430ペソもするから、かなりリラックスして過ごせるのではないかと期待している。心配なのは、ハードボイルドなビデオが一晩中流れているのではないかということと、ビデオに免疫がない自分が最後まで見てしまうのではないかということである。すでにこれまでのバスでは、2本も最後まで見てしまった。
上:ビジャエルモッサのADO(アデオ社)のバスターミナル
21.00 ビジャエルモッサ発
メリダまで夜行バスの旅
続きをどうぞ! 私の日記 14日目
8月1日