このページは旅行記『バルカン半島9ヵ国 2009夏 2009 AUG.11 - AUG. 31  です

16日目 2009年 8月 26日(水)
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(1) スコピエ散策(マケドニアの首都)
      15:00 スコピエ(国際バス)→ 22:00 ソフィア
(2) ソフィア(ブルガリアの首都)
=============================ソフィア1/2===

6:35 起床
 スコピエ国立美術館の内容がとても良くて、それだけでもう1泊しようかと迷っていたが、朝の光を浴びて今日15:00のバスに乗ることを決断した。目的地はブルガリアの首都『ソフィア』。

 シャワーを浴びて、7時からの朝食を食べよう。


上:ユースホステルの朝食


上:私の部屋。朝食を終えてからシャワーを浴び、チェックアウトしたと思う。

9.00 スコピエの国立美術館

 →前日にも訪問しました。以下のページは、前日のものと同じです。

国立美術館の中へGO!!


上:遺跡を発掘しているのか、ただの工事現場なのか不明

 それから、オールド・バザールを歩く。以下はバザールでのスナップだけれど、観光客は少なく閑散としている。地元民がぱらぱら、って感じです。


上:オールドバザールの石畳。


上:良い感じのお店で、朝食パート2。言葉は全く通じなかったけれど、美味しいものを頂きました。


上:2回目の朝食。庶民のための店なので、とても雰囲気が良く、しかも安かったと思います。


上: モスクの尖塔が見える。

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上:昔のハマム。

 とにかく、スコピエ1番の観光エリアだと思うけれど、観光客がほとんどいない。今日は2009年8月26日の水曜日。

10:00 何だかわからないギャラリー
 展示入れ替え中だったけれど、こっそり入れてもらいました。
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上:作品に政治メッセージを感じる。


上:常設展示物かのか、企画用なのか不明。


上:旧市街のメインストリート? この両側にオールドバザール(古い市場)があったと思う。以下はそのスナップ。

10:30頃 オールドバザール

上:ゆったりと商売する青年達


上:バナナ


上:タマネギ


上:香辛料


上:水飲み場が嬉しい!!

右:オールドバザールの地図。クリックすると拡大します。

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上:大きなトウガラシ


上:買い物する市民

11:00頃 ムスタファ・パシャ・モスク
 15世紀末のイスラム寺院。内部は見学できなかった。
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左上:ムスタファ・パシャ・モスクの外観
右上:その観光案内図(拡大します)

11:30頃 城塞の散策

上:一番奥に見えるのが城塞の城壁。数台の自家用車が停まっていたから、何人かが散策していると思う。


上:要塞の中は、発掘作業が進行中。ここでは、たくさんの野犬に吠えられた。かなり怖かったけど、作業員がいたので心強かった。


上:要塞からの展望。


上:展望その2(クリックすると拡大)

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12:00頃 現代美術館
 偶然に見つけた現代美術館。絶対に見たかったけれど、とても残念なことに展示入れ替え中だった。汗を拭きながら案内板を頼りに坂道を登って来たのになあ。

上:現代美術館の入り口(クリックすると、その案内)

12:30頃 聖スパス教会

上:聖スパス教会の入り口


上:教会の内部。ガイドブックによると、素晴らしい装飾があるはずだが、私は見つけられなかった。

13:00頃 昼食
 オールドバザールの中心付近にある、ちょっとしたオープンテラスのレストランに入っけれど、『遅い・まずい・高い』の三拍子だった。英語の話せる店員に、隣の客が食べているものと同じものを注文したはずなのに、・・・ 揚げたパンがついていたり、朝食べたばかりの豆が入っていたり、散々でした。観光客が見当たらないのも、サービス低下の一因でしょう。


上:挽肉を棒状にしたものが乗っている。ゆっくり食事を楽しむつもりが・・・ ところで、マケドニア博物館にはたどりつけなかった。なぜなら、旧市街には小さな博物館(フランス語で「ミュゼ」と発音すると良く通じる)がたくさんあり、誰もが自分の知っている博物館を指差すからだ。地図の見方もよくわからないようで、延べ5時間以上散策したのに失敗した。もちろん、最大の敗因は、自分が期待していなかったことにあると思う。

 時間になったので、そろそろ移動しよう。


上:街の北(オールド・バザール)側から写した石橋『カメン・モスト』。ようやく人通りが出て来た。

 石橋を渡り、マケドニア広場を通過し、スコピエ・ショッピングセンターを縦断し、宿で荷物を受け取り、バスターミナルへ向う。


上:スコピエ・ショッピングセンター。ここはとても新しい。


上:ショッピングセンターの中央通路


上:奥に見えるのが長距離バスターミナルで、高速道路のように見えるのは鉄道。地図上では、鉄道のスコピエ中央駅と長距離バスターミナルは隣接している。

14:15 ソフィア行きのチケット購入

上:バスステーションのカフェ・バーで日記を書く。日記を書いている時間は充実しているよ。もちろん、書くにはそれだけのことをしなければいけないから、たくさんの無駄な時間を使った後に楽しい時間が待っている訳だ。そのお供はコーヒー。

15:00 バスの出発時間
 出発時間になっても動き始めないので、ちゃんとソフィアまで走るのか不安だ。わずかなことで乗客を集めようとしても無駄だと思うけれど、、、定員55人のバスに、僕を含めて11人だけ。ガソリン代も出ないような赤字だけど、それでも走らなければ一流企業にはなれないよ。頑張れ! さもなければ、小さなバスを用意しなければ、、、


上:一応、指定席になっています。

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17:30 国境通過
 マケドニアからブルガリアへ

上:ブルガリアの国旗(白・緑・赤)が見えるのでブルガリアの出入国審査所だと思う。

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左上:ブルガリアの道路
右上:ブルガリアへ入国してから30分、とある店で休息


上:ブルガリアの小さな町


上:黄昏れてきた


上:ソフィア→スコピエの看板。このバスは、翌朝9:30、スコピエへ戻るのだろう。


上:バイクでツーリングする人。後ろには、石灰岩の山肌が見える。


上:馬車だ!


上:なんだか分らない観光地


上:運転手は、吸ってはいけない煙草をくわえた。彼は車窓の風景を熱心に撮影している私に声を掛け、一般乗客を座らせてはいけない座席へ手招いた。大喜びする私を見て、彼は1本の煙草を楽しんだ。

22:00 ソフィア着

上:ソフィアの長距離バスターミナル。ほどんどの乗客は、ターミナルに到着する前に、思い思いの場所を指示して降りていった。

 夜に到着したからだろうか。私は、このバスターミナルをとても大きく感じた。そして、バスを降りて10メートルも歩かないうちに、1人の青年に声を掛けられた。「僕はギリシャ人で、今とても大きな問題がある」 私は身の危険を感じ、「私はとても急いでいる。さようなら」と言って歩き始めたけれど、彼は私を追い掛けながら、「国へ帰る金がない。お金を貸してくれ」と呪文のように繰り返した。私はまったく無視して歩き続けたけれど、あの話の続きは、「パスポートと金を無くした、どうすることもできない、バス代を貸してくれ、今晩寝る場所もない、朝から何も食べていない」だろう。私は歩くピッチを上げ、バスターミナル2階に見える『HOSTEL』の看板を目指した。

 ホステルの入り口に寝そべっていた男は、「シングルはない」と言った。少し交渉したが、料金の折り合いがつかないので、私は町中で探すことにした。ガイドブックには、1kmも歩かない距離にいくつかの宿が紹介されているから、何とかなるだろう。


上:ブルガリアの首都『ソフィア』の町を歩く。路面電車も走っている。

22:30 チェックイン
 いくつかの宿を尋ねたが、結局、駅から一番近い場所にあるところに決めた。大通り沿いで、ベランダがある満足できる部屋だった。朝食なしのシングルルームで、37レック(19ユーロ)。

上:ベランダで撮影。路面電車は、今歩いてきた中央バスターミナルおよびソフィア中央駅とつながっている。500メートルほど右。


上:2日後に撮影した私のホテル。黄色いホテルではなく、その左にある肌色のホテル。私はその最上階の手すりのベランダがある部屋に泊った。

 それから、夜のソフィアを歩いた。怖さは全く感じなった。

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上:街の看板。 駅から北へ延びる道には、いくつかのhostelがあったので、手頃なホテルには困らないと思う。

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左上:南北に走る大通りに面したオスマン‐トルコ時代のイスラム寺院『バーニャ・バシ・ジャーミヤ』
右上:本日の夕食

23:00 夕食
 ホテルのすぐ近くにあるお店で、チキンとヨーグルトと野菜をはさんだクレープみないなものを作ってもらいました(写真右上)。そこで、ビールも購入しようとしたのですが、アルコールは売っていないということなので、売店を聞いたところ、大通りを渡ったところにある小さな店を教えてもらいました。私は鉄格子がある小さな店で『缶ビール』1本を購入し、部屋のベランダに机と椅子を持ち出し、ブルガリアの夜に乾杯! 素敵な夢を見れそうです。

 と思って、隣のホテルのベランダを見ると、あまりに歳の差がある熱々カップルを目撃。過激な現実夢を見てしまいました。

23:40 現地時間 消灯


続きをどうぞ!

私の日記 17日目

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