このページは旅行記『バルカン半島9ヵ国 2009夏 2009 AUG.11 - AUG. 31  です

18日目 2009年 8月 26日(金)
===終日:ソフィア市内観光=============================
(1) ジェンスキ・バザール
(2) シナゴーグ
(3) バーニャ・バシ・ジャーミヤ
(4) 聖ペトカ・地下教会
(5) セルディカの遺跡
(6) 旧共産党本部
(7) 国立美術館
(8) 国立民族博物館
(9) 聖ニコライ・ロシア教会
(10) 聖ソフィア教会
(11) アレクサンダー・ネフスキー教会
(12) イコン博物館
(13) 海外アート・ギャラリー
(14) シティー・アート・ギャラリー
==============================ソフィア3/3=======

7:30 起床
 今日は丸1日ソフィア市内観光と決めている。上記ルートで14箇所をさくっまわりたい。途中でインスピレーションが湧くものや作品に出会えることを期待している。


上:私の部屋から見える『ライン橋』は、ちょっと有名なのかも知れない。

8:30 朝食
 昨日のホテルは期待できないので、美味しいパンを売っているお店でいくつか購入して、その店のテーブルでさっくりと頂く。


上:本日の朝食。リンゴジュースとエスプレッソもある。

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上:ブルガリア通貨を撮影してみた。

 腹ごしらえができたので、さっそくソフィアの散策に出かけましょう。

9:30
(1)ジェンスキ・バザール

 リンゴを買おうと物色していたら、その店の男性に「あっちへ行け!」と追い払われてしまった。彼は自分を卑下しているのか、過去に嫌な経験があるのだろう。私はとてもがっかりしたが、他の果物屋で小さな赤いリンゴを3個買った。これは食後のデザートにもなるし、昼食を食べ損ねた時にも使える。


上:花を売る人々。

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上の2枚:ジェンスキ・バザールのメインストリート。庶民のための市場。

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左上:食べ歩きできる果物、それから、非常食としてのリンゴが欲しい。
右上:ちょっとした教会。ソフィアのいたるころにあるような感じ。


上:ヨーグルトのような、豆腐のような、詳細不明。

10:20
2 シナゴーグ
 入り口の扉は鍵がかけられいていた。ブザーを押すと、中から1人の男が顔を出し、「入りたいなら入場料2を払え」と言った。高飛車な感じだったが、そもそも私は部外者、観光客に過ぎない。修復のための寄付金と思えば安いものだ。

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左上:シナゴーグの外観。シナゴーグとは、ユダヤ教の教会。
右上:その案内掲示板。

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左上:頭にこれを載せなさい、と指示させるままにして記念撮影。もちろん、記念撮影しろとは言われていない。
右上:巨大シャンデリアが美しい。


上:1階席は男性で、2階席は女性専用なのかもしれない。私は2階から撮影している。2階に上がって良いのかは不明。

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 シナゴーグに満足した私は次の目的地へ向った。


上:鉄道駅から南へ走る大通りに面したショッピングモール? 人はまばら。

10:30
3 バーニャ・バシ・ジャーミヤ
 バーニャ(浴場、トイレ)という名前から、近くに湧き水があることが予想されるけれど、それがどこにあるのか分らなかった。それから、このイスラム寺院内部を見学しようと、ゆっくり進んでみたが、信者達に制止された。部外者の立ち入りは禁止されているようだ。

上:昨日撮影したバーニャ・バシ・ジャーミヤ

10:45
4 聖ペトカ・地下教会
 観光地としては興味深いけれど、信者は礼拝しにくいような雰囲気だった。

上:聖ペトカ・地下教会の外観。実際は、交差点の真ん中にある感じ。


上:角度を変えてみた聖ペトカ・地下教会の外観。教会内部は撮影禁止。観光客のみなさんには、内部見学をお勧めします(有料)。

11:15
5 セルディカの遺跡
 興味深い遺跡だと思うのですが、不勉強な私にはさっぱりでした。
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左上:地下鉄構内を歩いているよう。
右上:一番目をひいた遺跡がこれ! 詳細は不明(無料)。

11:30
6 旧共産党本部
 それなりの感じがしました。知識があれば、もっと面白くなると思う。
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左上:正面に見えるのは『旧共産党本部』。
右上:旧共産党本部にある門の1つ。内部を見学できるかどうかは不明。


上:感じの良い路面電車(トラム)が走ってきた。

11:40
7 国立美術館、国立民族博物館
 知らないうちに併設されている民族博物館も見学してしまった。そこは写真撮影も可能だった。

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上の2枚:国立美術館の外観。民族博物館と隣接しているけれど、どこからどうなっているのは不明。入り口は同じような気がする。

 美術館だと思って見学していたら、そこは民族博物館だった。美術館のチケットしか購入していないのに・・・
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上の2枚:ブルガリアのとある地方の結婚式の一こまだと思う。


上:ブーケかなあ。
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 以上は国立博物館の展示物ですが、お目当ての国立美術館の作品は質が高く、十分に満足できました(画像は掲載してません)。

13:10
8 聖ニコライ・ロシア教会

上:お菓子のお城のように楽しく美しい聖ニコライ・ロシア教会の外観。誰でも自由に内部見学可能。

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上:聖ニコライ・ロシア教会の内部

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13:25 昼食
 聖ニコライ・ロシア教会の正面にある、オシャレな店でピザとコーヒーを頂く。

上:本日の昼食。ブルガリア気分とは全然違うけれど、その首都ソフィアっ子の気分を満喫。おしゃれをした女の子たちが、ちょっとしたお菓子やドリンクを楽しんでいた。私は窓際に座って、聖ニコライ・ロシア教会を眺めながらコーヒーを飲んだ。

 それから、近くの公園を散策。


上:中央公園からみたアレクサンダー・ネフスキー教会。この教会は、あとから見学する。

右列の2枚:聖ニコライ・ロシア教会の前にある比較的大きな公園。イコン(聖者の肖像画)やいろいろな油彩画などが売られていた。

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14:00
9 聖ソフィア教会
 この教会は4〜6世紀に作られた(画像をクリックすると教会の案内板)。ソフィアという名前が入っているから、由緒ある教会だと思う。

上:聖ソフィア教会とその前にある噴水。もちろん味わってみました。古い建物の近くには必ず水があるものです。


上:教会内部には地下があるようだった。

右上:礼拝堂正面。
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左上:教会の側面には花束が置かれていた。

 それから、教会前の公園で昼寝しました。数時間眠っていたのかも知れません。


上:ここで10レック紙幣を撮影しました。彼の顔が気になるのです。

17:20
10 アレクサンダー・ネフスキー教会
 この教会はブルガリアで一番美しい教会であると言われています。


上:教会の全体像。観光バスが停まっています。(クリックすると正面からの画像)


上:しばらくすると、新作映画?ドラマ?の宣伝トラックが来ました。内容はさっぱり分りませんが、イケメン俳優がポーズをつけていました。隣に写っているのは一般市民?観光客?です。


上:10 アレクサンダー・ネフスキー教会の内部。ここには、3つの祭壇が並んでいました。フルガリア、ロシア、スラブ諸国に対するものです。なんだか暖かい心になりました。

11 イコン博物館
 アレクサンダー・ネフスキー教会の地下は『イコン博物館』になっているので、合わせて見学することをお勧めします。イコンの質は高く、とても満足できます。1時間以上楽しめます。


上:アレクサンダー・ネフスキー教会の隣に、『イコン博物館』の入り口がある。内部の写真は掲載していませんが、とにかくお勧めです(有料)。

12 海外アート・ギャラリー
 まずまずの質があるので、興味ある方は是非どうぞ! 作品画像は掲載していませんが、日本を含む東洋の仏像、丸木画伯の巨大な『原爆の図』などが展示されています。

上:海外アートギャラリー(クリックすると入り口)

13 シティー・アート・ギャラリー
 公園の一角にある気楽に入れるギャラリーです。私は閉館間際に入ったのゆっくりできませんでしたが、時間があれば悪くないと思います。展示物は1週間単位で変わると考えて下さい。


上:市民ギャラリー近くの公園

右上:公園でゲームを楽しむ人々。どんなゲームなのかチェックする時間がありませんでした。囲碁か将棋みたいなものかな。いずれにしても男性ばかりです。なお、後ろに写っているカラフルな建物が目的の市民ギャラリーです。

右下:市民ギャラリーの入り口

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 これでソフィア市内観光は終了。預けておいた荷物をホテルでピックアップして、鉄道駅へ向います。国際列車に乗って、トルコの『エルミネ』へ移動します。


上:私のホテルは、黄色いホテルの左隣のピンクのホテル。

19:10 
 列車は時計で計ったようにして走り出した。驚きだ。僕の鞄の中には、水、オレンジジュース、ビール、チョコ、リンゴ、サンドウィッチが入っている。


上:ソフィアの鉄道駅のプラットフォーム


上:間違えては大変だから、車掌さんに切符を見せて確認しました。切符は昨晩購入したものです。


上:私のコンパートメント。2段の寝台列車です。

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上:危険なので良い子は真似しないで下さい。

続きをどうぞ!

私の日記 19日目

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