このページは旅行記『ギリシャ&アルバニア 2010夏 2010 AUG.3 - AUG. 24  です

15日目 2010年 8月 17日(火)
===アルバニアからギリシャ北端の街『カストリア』へ==============
 8:20 ポゴドレック(バス)→ 9:05コルチェ 12:00 無国籍地帯→ カストリア
カストリア散策
===========================カストリア泊(1/2)=====

6:30 起床
 隣のベランダから椅子を動かす音が聞こえて起きました。助かりました。昨日からの悪い流れを切りたくて、髭を切りました。カミソリは、昨日街で買ったものです(80レック)。


上:部屋のテラスから見た風景
 湖が半分、街が半分見えます。太陽はしっかり昇っていました。

7:15 朝食
 ホテルの朝食は、バイキングではないので期待できません。決まりきったものが並んで出てくるだけのようです。困ったことは、コーヒーがないことです。粉ミルクを23℃の水で溶かしたようなものが出て来ました。せっかく良くなってきたお腹が再び壊れそうです。

.

左上:ホテルの朝食。白いカップの中身は白い牛乳のようなもの。羊乳でなくて助かりました。
右上:昨日買ったフルーツ。これらのうちのいくつかを食べたと思います。

 それからチェックアウトして、長距離バス乗り場までタクシーを使いました。300レック(300円)程度の距離だったと思います。街の中心から離れていました。

8:20 ポゴラデック発
 ポゴラデックからは、ギリシャ行きのバスは出ていません。ここから国境方面へ30kmほど進んだところにある街『コルチェ』まで行き、そこで乗り換える必要があります。私は、幹線道路で見つけた乗り合いタクシーに乗車する時は緊張していましたが、運転手や乗客のみなさんは親切にしてくれました。タクシーは途中で拾ったり降ろしたりするので、満席を待たずに出発しました。200レック(200円)程度だったと思います。

9:05 コルチェ着
 大きなバスターミナルの前で降ろしてもらいました。私1人では、とても分からない場所でした。


上:エスプレッソ(0.5ユーロ)とギリシャ『カストリア』行きの切符。切符売りの女性が「40ユーロ」と繰り返すので驚きましたが、「14ユーロ」の間違いでした。fourtyとfourteenの違いです。

右:バス会社の看板
 イスタンブール行きもあるようです。

.



 上:長距離バス乗り場で、ギリシャへ旅立つ人を見送る人々
 このバスはアルバニアを出国してギリシャへ向うバスです。遠いギリシャの地へ初めて出稼ぎに出る人も何人かいるようです。私の2つ前の座席の小さな子どもを抱いた男性には、見送りの人が4人いました。おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、お兄ちゃんだと思います。彼らは10分以上も手を振っていました。いよいよエンジンがかかると、お爺ちゃんとお婆ちゃんが何度も涙を拭いました。とても印象的で、今でも私の胸に焼き付いています。

9:30 コルチェ発
 バスは順調に走りました。


上:アルバニアの変電所


上:とある街の風景
 街角にあるホテルの3階テラスに座って、ビールを飲みながら行き交う馬車を見るのは楽しいと思います!

12:00 無国籍地帯
 アルバニア出国は15分程度でしたが、ギリシャ入国ができません。

 かれこれ、アルバニアとギリシャの間の無国籍地帯に2時間います。

右:アルバニアの出入国審査所

.

 結局、ギリシャに入国できたのは14時過ぎでした。


上:バスの車窓から見たカストリア湖とカストリア市
 「来たあーっ!」て感じでした。上の写真は、わくわく感を出すために彩度を上げました。


上:同上

 バスはカストリアを通過せず、アテネに向けて幹線道路を南下するようです。私は、カストリア中心部が湖の向こう側に見える幹線道路(写真上)で降ろされました。市バスかタクシーを使おうと思いましたが、一緒にバスを降りた若い男性が「歩こう!」というので、一緒に歩くことになりました。英語はほとんど通じませんが、彼はカストリアで働いています。


上:気温35度Cの表示(画面左上の赤い電光掲示板
 気温は高くても乾燥しているので、あまり暑さを感じませんでした。それより、カストリア湖が夢のように美しいです! 写真をじっくり撮りたい私は、若者にお礼を述べ、1人で湖畔を歩きました。


上:カストリア湖とカストリア


上:同上


上:コウノトリ
 おっと、コウノトリが飛んでいます!

右:水鳥
 楽園の気配があります! ガイドブックによると、昔のカストリア湖には無数のビーバーが住んでいたそうですが、現在は鳥のようです。

.

.

.

上2枚:アヒル
 水溜りの水を飲んで(左)、横断歩道を渡っていきました(右)。行き先不明です。湖は反対側です。テレビのCMを見ているようでした。


上:鋪装された湖畔
 いよいよ街の中心が近づいてきました。


上:湖畔のカフェ
 500m以上にわたってカフェが並んでいました。

.
上:私が歩いてきた方向

 湖が見えるホテルを狙っていましたが、湖畔に面したホテルが見当たりません。きょろきょろ探して、ようやく丘の上に1つの大きな『ホテルの看板』を見つけました。湖を離れて急な坂道を登りました。


左:坂道
 想像以上に急な坂道でした。途中にある茶色のビザンチン教会を撮影していると、無数の鳥が飛んできました。
.
上:おじさん

 初めに見つけたホテルの看板は見失いましたが、とても素敵なホテルを見つけたので、そこに決めました。

15:00 ホテル『オレスション』にチェックイン
 40ユーロを35ユーロ(朝食付き)にしてもらいました。小さな部屋ですが、とても奇麗で自分の部屋にしたいくらいです。あまりに心地よいので、帰る時に、部屋をビデオ撮影しました。ところで、このホテルは領収書も丁寧に書いてくれたので、ギリシャ(カストリア?)の税金システムを紹介します。まず、消費したものに対して『街の税金0.5%』がかかり、その合計に対して『国の税金10%』がかかります。


上:ちょっとした公園の面した私のホテル(赤いブーゲンビリアが咲くホテル)


上:私の部屋

 荷物を置き、すぐにカストリアの散策へ出かけました。

.


上:カストリアで見つけた小さな陶芸工房


上:とあるビザンチン時代の教会


上:同上


上:同上


上:カストリア湖が見える坂


上:同上

.


上:誰も住んでいない民家?

上:とあるビザンチン時代の教会


上:とあるビザンチン時代の教会


上:とあるビザンチン時代の教会


上:とあるビザンチン時代の教会


上:カストリア湖を望む

上:犬


上:カストリア湖を周遊する遊覧船
 毎日12:00に運行する?


上:堤防にいるコウノトリ、鳥


上:ボート


上:同上


上:ハト


上:夕焼け

.


上:とあるビザンチン時代の教会の門


上:オシャレな民家


上:何でもない民家の門


上:ボート


上:遊覧船


上:カストリア湖に造られたアヒルの家


続きをどうぞ!

私の日記 16日目

↑ このページのTOPへ


(c) 2010 fukuchi takahiro
[→
home]