このページは旅行記『ギリシャ&アルバニア 2010夏 2010 AUG.3 - AUG. 24  です

食料事情
GREECE&ALBANIA 2010年8月3日〜8月24日(22日間)

はじめに

 私は美味しい食事をすることが好きですが、それより町中を散策したり、美術館や博物館を見学する方が好きです。その結果として、食堂やレストランではなく、ファーストフード店で食事をすることが多くなります。旅行先で誰かと食事するチャンスに恵まれた時は、努めてレストランへ入り、珍しい郷土料理を注文して、分け合って食べるようにしています。

 朝食は、時間があればホテルで食べるようにしました。朝食がついていない場合は、朝の散歩をかねて適当な店を探しましたが、お勧めできません。前日に果物を購入しておく方が健康的です。

 以下のページは、この旅行記の『私の日記』に掲載した飲食物に関するものを取り出したものです。先頭記事が3日目になっているのは、初日と2日めのファーストフードが記述するに値しないものだったため、日記に掲載しなかったからです。

食堂(レストラン、ギリシャ語で『タベルナ』)
 ギリシャやアルバニアなどのヨーロッパでは、食堂へ1人で入ることはありません。あなたが1人旅を計画しているなら、現地で、食堂へ入るための友達づくりを心掛けください。複数の珍しい郷土料理を注文し、愉しく食事することができるでしょう。料金はピンきりですが、日本の一般的なレストランよりも安く食べられます。ギリシャは30%オフ、アルバニアは50%オフぐらいです。もちろん、高価な食材を使った料理は日本と同じように高額になりますが、美味しさと値段は関係ありません。むしろ、本当に美味しいものは皆が気軽に支払える価格帯の料理にあります。また、チップの習慣はあまりないようです。請求書の項目を見て、サービス料やチップが含まれているか確かめたり、お店の雰囲気で判断してください。注文する時に、ミネラルウォーターやデザートを勧めるような店は、ある程度の注意力が必要です。

一般大衆食堂
 食堂よりも安価な一般大衆食堂に入ると、1人で食事をする男性を見かけることがあります(朝食、昼食時)。彼らは数100円から500円までの定番メニューを食べ、さくっと帰っていきます。もちろん、夜は複数客によってテーブルが埋まります。1人旅の私は、このような食堂を見つけると必ず入るようにしています。とくに、朝食時にこのような食堂に入ると、メニューを選択する余地はありませんが、あ想像以上に美味しいものが食べられます。

カフェ、バー
 食堂と同じように1人の客はほとんど見かけません。時折、本やパソコンを持ち込んで何時間も粘る客がいますが、私はそのような例外的客の1人です。カフェでは、冷たいもの(夏)や温かいもの(冬)を飲んで、一息つくことができますが、私は『エスプレッソ』を注文することがほとんどです。エスプレッソには、無料の水が一緒に出されます。出してくれない時は「ちょうだい!」と言って請求します。また、酒を出す場所をバーと言いますが、カフェとバーを厳密に区別することは難しいだけでなく意味がありません。

ファーストフード店
 サンドウィッチやピザの店は、どこの街にもあります。私はできるだけ利用しないようにしましたが、焼き立てのピザは無性に食べたくなることもありますし、実際、大変美味しいものです。

スーパーマーケット、キオスク、青果店
 スーパーマーケットは、豊富な食品や食材を割引価格で購入できるので、長期滞在者はもっともよく使う店になると思います。私はスーパーを見つけると必ずチェックし、フレッシュ・ジュース、キシリトール・ガム、果物などを購入していました。キオスクは割り引きが利きませんが、水やビスケットなどを簡単に購入することができます。青果店では、いろいろな果物を購入できます。お勧めは『桃』と『洋梨』と『リンゴ』と『バナナ』です。日本よりも遥かに安いです。バナナ数本とジュースを昼食としたこともありました。


 私の胃腸は強くありませんが、水道水で大丈夫な地域はそれを飲みます。『エスプレッソ』と一緒に出させる水は水道水がほとんどですが、大量でなければ大丈夫です。レストランで食事する時も、氷に入った水道水で大丈夫でしょう。心配な時はミネラル・ウォーターを購入しますが、持ち歩く時は500ml、夜眠る前は1500ml、気持ち良く1本飲み干したい時は『炭酸ガス入りの水』にすると良いでしょう。

エディハド航空の機内食
 普通に美味しい食事でした。


3日目 2010年8月5日(木)、アテネ(ギリシャ)

7:00 ホテルのバーで朝食
 右の写真は、まるで合成したように見えますが、本物です。このホテルのルーフ・バーからの眺めは本当に素晴らしいです。写真を撮ってから、オレンジジュースを飲んで、コーンフレークにミルクとサクランボ・ジャムを入れて食べて、パンにマーガリンを塗ってチーズを挟んで食べて、次に卵でサンドを作って食べて、コーヒーを飲みました。

 バイキング形式でした。

.
11:20 昼食
 アテネの国立考古学博物館近くの軽食店で頂きました。気温が35度Cを超えていたので、クーラ近くに座り、アイスコーヒーを楽しみました。サンドウィッチはチーズとチキンを選びました。

20:30 夕食
 疲れ過ぎてお腹が減って胃が痛くなったので、博物館の近くのタルナベ(食堂)に入りました。英語のメニューはありませんでしたが、店員さの「チキン?!」に「イエス!」と答えました。

 鳥のいろいろな部分のからあげは、とても綺麗に揚がっていました。そして、擦りおろしたニンニク・ソースを付けて食べると、頭がくらくらするほど大変美味しかったです。ビール『アムステル』はポーランド産ですが、ギリシャ国内で一番良く売れているようでした。実際、ギリシャの風土と料理によく合うビールでした。

 食べて飲んだらお腹も調子もオッケーになり、元気に帰ることができました。シンプルですが、思い出に残る1品でした。


4日目 8月6日(金)
カランバカ(ギリシャの世界遺産メテオラがある街)

19:50 夕食
 カランバカの中心にある有名レストランで食べました。室内ではなく、店の前の屋外広場にずらっと並んだテーブルの1つでした。



右上:羊の乳で作ったチーズが特徴の『ギリシャ・サラダ』と茄子をくり抜いてひき肉などを入れてチーズをのせて焼いたもの。

.
左上:ギリシャのビール『ミソス』で乾杯。とても甘いです。


5日目 8月7日(土)
7:00 起床
 昨日購入したフルーツの残り物を頂きました。この後、昨日の昼食として『オリーブパン』を買ったパン屋さんで『焼き立てビザ』を買って食べました。そして、メテオラ修道院巡りのお弁当として、昨日と同じ『オリーブパン』1個を買いました。
.

12:40 修道院のベンチで昼食
 とてもお腹が減っていました。ルサヌー修道院の入り口にあるベンチに座り、オリーブパンを食べました。昨日食べたものと同じですが、とても美味しいので大満足です。これを毎日の主食にしても良いくらいです。生温い水も飲みました。ここから最後の拝観場所となるニコラオス修道院へは、徒歩30分ぐらいかかりそうですが、急ぐことなく写真を撮りながら歩きました。


上:紙袋に入った食べかけのオリーブパン

20:45 夕食
 カランバカからバスで2時間に距離にある『イオアニア』の街にあるタルナベ(食堂)に入り、kガラスケースに並んでいる料理の中から『子羊の煮物(写真左)』を選びました。パン付きで9ユーロ(パンなしで8.5ユーロ)という話です。

 それにギリシャ産ビール『FIX』2.8ユーロを注文しました。味は、両者共そこそこに普通に美味しい、というところでしょう。ガラスケースに入っていたときは美味しそうだったのですが、私の皿はごちゃごちゃでした。茄子は普通に美味しかったです。


6日目 8月8日(日)
コルフ島の世界遺産がある街『ケルキラ』

20:40頃 夕食前の1杯
 ホテル前に道にはいくつかの小さな店が並んでいますが、その1軒の店先で『濁ったビール』を飲んでいる人を見つけました。この店は酒屋ではなく、甘いお菓子を売っている店ですが、店主がビール好きなのでしょう。私は2人の男と一緒に立ち飲みしました。とても美味しかったので、この地ビールが手に入る間に、あと2回は飲む予定でしたすが、結局再会できませんでした。。どこにでも置いてあるものではなく、私にとって幻のビールとなりました。

 美味しいビールも頂いたので、これから夕食にしましょう。海のものが食べたいです。

.
上:少し濁った地ビール『CORFU BEER(3ユーロ)』。ジョッキにアムステルと書いてありますが、中身は違います。ボトルを見てください。

21:10 夕食
 近くの大通りに面しているレストランで食べました。海鮮料理のアラカルト(9ユーロ)とギリシャ産ビール『ミソス』です。日本の魚料理と比較することはできませんが、タコ、エビ、カジキ、その他何種類かの魚を楽しみました。

 テーブル横に大型スクリーンがあり、その音楽映像に見入ってしまいました。ウエイトレスにチップもあげました。合計14ユーロだったので、サービス料も入っていたようですが、、、

.


7日目 8月9日(月)
8:45 ファーストフードの朝食
 宿泊料金を値切ったので朝食がついていません。そこで、近くのファースト・フード店でサンドウィッチとカプチーノを頼みました。がっつり食べたかったので、野菜なしサンドウィッチを選んでしまい、ちょっぴり失敗です。
.

14:00 屋外ベンチで昼食
 ちょっと悲しい昼食になりました。時間を失いたくないので、アジア美術館前の商店でポテトチップスとジュースを購入しました。合わせて4ユーロ以上しました。
.

17:00 港のバーでビール
 港にあるバーでビールを飲みました(写真右)。アルバニア行きの船乗り場は、昨日チェックしてあるので大丈夫です。目的のビールは、昨日飲んだ『コフル・ビール』ですが、4、5軒回ってもダメで、結局『ミソス・ビール(2.5ユーロ)』になりました。その店で、出航1時間前まで日記を書きましたが、そこで働いている青年とも話をしました。彼は今年高校を卒業したばかりの18歳で、ここから30分ほど離れた場所からアルバイトに来ているそうです。彼女はいません。お母さんはコフル島出身ですが、お父さんと祖父はアルバニア出身で、昨夏はお祖父さんの家へ1ヶ月ほど遊びに行っていたそうです。アルバニア人とギリシャ人は仲良しだそうです。
.

ここからアルバニアでの食事になります!

20:30 夕食
 ここはアルバニア屈指の観光地『サランダ』の海岸です。砂浜に机と椅子を置いたファーストフード専門(?)レストランで、牛肉サンドウィッチ(150レック)と生ビール(大ジョッキ、200レック)を注文しました。お腹が減っていたので、サンドウィッチに挟んであるフライドポテトがとても美味しかったです。もっと食べたかったのですが、食べ過ぎると太るので我慢しました。このスタイルのサンドウィッチは、昨年(2009年)も東ヨーロッパ諸国で食べて、美味しかった記憶があります。食べにくく、ヘルシーさに欠けるようですが、日本人好みの1品だと思います。
.


8日目 2010年 8月 10日(火)
8:00 ホテルのレストランで朝食
 特別なものはありませんが、コーンフレークを頂きました。チーズは塩辛くて残してしまいました。必要十分な朝食で満足しました。
.

15:45 昨日と同じ店で昼食
 お腹が減っていたので、ホテルの近くの店でサンドウィッチを食べました。昨日もそうでしたが、今日のサンドウィッチはもっと美味しくてビックリでした。この店と心中しても良いくらいです。具材の下ごしらえが丁寧なのでしょう。次回はクレープを注文しようと思います。
.

24:40 夕食
 昼食と同じファーストフード店でクレープを食べました。とてもにぎわっていたので、30分近く待たされました。夜遅くなるほど賑わいます。

 できたてクレープは雰囲気も見た目も良いのですが、昼に食べたパンには勝てませんでした。

.


9日目 2010年 8月 11日(水) 

14:30 昼食
 場所は山間部にある世界遺産『ギロカスタル』の中心、タクシー乗り場付近のバーです。食堂ではありませんが、5、6人の男性がビールと一緒に何かを食べていました。同じものを注文すると、マッシュルーム料理で、オリーブオイル、生クリーム、チーズが入っていました。ビールのおつまみみたいですが、パンとも良く合いました(写真右)。


上:アルバニア産ビール『コルカ』
 ジョッキまでがっつり冷えているところが粋です。

.
20:00 自室のテラスで夕食
 夕食は、街の果物屋さんで買ったフルーツにしました。これだけ買って1.5ユーロ(160円)です。プルーン、洋梨、李、桃、リンゴ2種類、ミネラルウォーターです。落ち着いた雰囲気の町並みを見ながら、アーミーナイフで果物の皮を剥き、「ほほー」と言いながらほおばるのは乙なものです。
21:50 ホテルの隣のカフェ
 すでにどれだけの時間が経ったのか分かりませんが、私はとても集中して日記を書いています。周りには酒を片手に語り合う男達がたくさんいます。私が1つのテーブルを占領してるからでしょうか。他のテーブルがとても窮屈に見えます。ご免なさい。でも、私があまりに集中して仕事してるから、誰も声を掛けられないのでしょう。それもご免なさい。いつもは暇を持て余した酔っぱらいが声を掛けてくるのですが、今日は何も起こりません。

上:カフェでエスプレッソ1杯で粘る


10日目 2010年 8月 12日(木)
ギロカスタル(アルバニアの世界遺産2/2)観光

9:20 2回めの朝食
 ギロカスタルの街の5叉路にあるレストランです。朝早い時間から、紙のテーブルクロスが用意してありました。店のご主人はよても良い感じです。英語は話しませんが、英語のメニューを持って来てくれました。私は焼いたチキンを注文しました。400レックなので、400円ぐらいのものです。主人が調理している間、私は日記を書きました。その途中、1人の男性が入って来て、チャーハンのようなものとヨーグルトを食べていきました。料理が出て来てから5分もかからない出来事だったので、彼は忙しい仕事に就いているのでしょう。私の料理はまだ出て来ません。

 死ぬほど野菜が美味しいのは何故でしょう。塩が最高に甘く感じます。これは驚くべき事実です。肉はチキンを注文したつもりでしたが、出て来たのはブタでした。味は普通です。これは仕方ないことでしょう。それより野菜にビックリです。もしかしたら、これ以上の野菜は死ぬまで食べられないかも知れません。恐ろしいことです。

.


上:街のレストランでの2回めの朝食


上:食堂風景

15:30 昼食
 美味しい朝食を出してくれたレストランへ行くつもりだったのですが、途中で声をかけてきた地元民お勧めの店へ行きました。そのレストランは観光客専用のような気もしましたが、美味しい料理を出してくれました。

写真右:サクランボジュース、米を丸めてあげたもの、ペッパーを炒めたもの。いずれも個性的な味で大満足でした。

20:50 夕食
 お酒を飲むつもりはなかったのですが、冷蔵庫に良く冷えてギロキスタス産の白ワインがあったので手が伸びてしまいした。これも仕方ないことです。茎が入っているのではないかと思うような癖のあるワインでしたが、楽しく頂きました。グラスワイン程度なら、何度でも頂いても良いと思う癖です。レバーを焼いたものは普通でしたが、野菜は本当に美味しかったです。驚くほど新鮮さを感じるのは、降水量が影響しているのでしょうか。


上:レバーを焼いたもの


上:英語のメニュー


11日目 2010年 8月 13日(金)
アポロニア遺跡見学とベラト散策

7:20 ホテルの食堂で朝食
 朝食開始時間10分前に準備できていました。バイキング形式でしたが、とても簡素でコーヒーがありません! お陰で短時間で食べることができて助かりました。卵は白身だけ2つ頂きました。
.
10:00 幹線道路沿いのレストラン
 
2時間ほど走ったところでエスプレッソブレイク。運転手は食事をしていたのかも知れません。25分ほどいたと思います。
21:30 2人でビール
 アルバニアの『ベラト』で出会った男性と一緒にアルバニア産ビール『ティラナ』を飲みました。「シャキーン」って感じで、味はとくにありません。席料込みで、140レック(140円)でした。


12日目 2010年 8月 14日(土)
ベラト散策

10:25 ホテルの食堂で朝食
 簡素な朝食でしたが、コーヒーのお代わりを頂きました。これで十分です。
.

15:50 遅い昼食
 午後3時半を過ぎたので散歩に出かけます。まだ暑くて、店を開けている人も道を歩いている人もまばらですが、昨日のピザ屋さんが開いていたので、それを昼食にしました。若い男子が2人で熱い厨房で働いています。とても立派だと思いました。
上:ピザ屋のお兄さん

 マヨネーズ、チーズ、ハム、オリーブをたっぷり乗せて、下340度C、上400度Cで焼いていました。5分少々で焼き上がりました。とても美味しいのですが、今日は最後まで食べられませんでした。ご免なさい。

.
上:ピザ屋の前でピザの記念撮影

 それから坂道を下り、川沿いのアイスクリーム専門店でキウイとバニラ味のダブルを購入しました(40レック)。とっても美味しいので、おかわりを注文するところでしたが、我慢しました。

上:アイスクリームとベラトの街

.
21:55 夜食
 炭焼きトウモロコシを食べました(50レック)。おじさんは100レックを意味する人差し指を立てていましたが、私は50レックしか出しませんでした。醤油か塩があれば完璧ですが、残念ながら何もかかっていません。顎が痛くなる野性、トウモロコシ豆を楽しんでいます。それから、生ビールを頂きましたが、なぜか60レックです。もう、どうなっているのか分からなくなって来ました。昨日の瓶は140レックで、ホテルではそれが130レックになって、今日は半額以下になってしまいました。生ビールは、瓶に入っていないので安いのでしょう。それともアルバニア人になってしまったのかなあ?

上:締めのビール


13日目 2010年 8月 15日(日)

12:15 昼食
 (アルバニアのエルバサンにて)
 公園の敷地内にある大きなレストランに入りました。英語のメニューがないので、隣の席に座っている2人の男性と同じものを注文しました。大きな豚肉がのっているチャーハンのようです。

 不味かったです。同じものを食べている2人の若者だけでなく、他のお客さんとも顔を見合わせてしまいました。

.
17:25 ホテルでビールを頂く
 (オフリド湖に面したリンにて)
 大ジョッキを飲んでいる人を見てしまったので、誘惑に負けてしまいました(120レック)。
 夕食
 マスを食べました。魚です。これが当たったのかどうか分かりませんが、一晩中お腹が不調でした。他に口にしたものは、サラダと店のご主人からもらった蒸留酒『ラキ』と水です。一番怪しいのは生水です。


14日目 2010年 8月 16日(月)
===オフリド湖畔の街『ポゴドレック』=====================

朝食。時間がなくなったので、さくさくっと頂きました。洋梨3個、リンゴ2種類。 .
.

14:30 遅い昼食
 食欲はなくても、胃がからっぽなので、何かを入れようと思い外に出ました。ファーストフード店で決まりです。150レックと50レック。

 部屋に戻ると、クラビットを飲み、ほとんど何もしないまま寝ました。生水が怖いので、水1.5リットル(60レック)を買いました。

夕方 ちょっと散歩
 カメラを持って、ちょっこと散歩しました。レストランで何かを食べようと思いましたが、結局、スーパーマーケットで買った『コーンのお菓子』2袋になりました。でも、意外に美味しく満足しました。


15日目 8月17日(火)
アルバニアからギリシャ北端の街『カストリア』へ
 8:20 ポゴドレック(バス)→ 9:05コルチェ 12:00 無国籍地帯→ カストリア

7:15 朝食
 ホテルの朝食は、バイキングではないので期待できません。決まりきったものが並んで出てくるだけのようです。困ったことは、コーヒーがないことです。粉ミルクを23℃の水で溶かしたようなものが出て来ました。せっかく良くなってきたお腹が再び壊れそうです。
.
左上:ホテルの朝食。白いカップの中身は白い牛乳のようなもの。羊乳でなくて助かりました。
右上:昨日買ったフルーツ。これらのうちのいくつかを食べたと思います。


16日目 8月18日(水)
カストリア

8:00 朝食
 セルフサービスでした。ゆっくり頂いてから、朝寝をしました。私の生活はカモと同じようなもnです。上:昨日と同じ朝食(朝食の時間は7:30〜10:00)
.
.
13:10 レストランで食事
 英語のメニューがあるレストランでした。伝統的な料理を食べたい、と言ったら豆を勧めてくれました。この他にグリーク・サラダ(ギリシャ風サラダ)などを勧めてくれましたが、パンと水だけで良いと答えました。でも、お店の人にとっては何も食べないより良いことです。合計7ユーロ。
19:30 夕食
 夕食はポテトチップスだけにしよう、と思っていたのですが、昼と同じレストランに入ってしまいました。美味しかったからです。茄子のグラタンみたいなもの(4ユーロ)。パンと水を合わせて6ユーロ。安くて申し訳ありません。


17日目 2010年 8月 19日(木)
===お仕事&移動================================

12:40 昼食
 バス乗り場のすぐ近くの食堂(タルナベ)で食べました。米のような形をしたパスタ、手羽先、オクラの3つを選びました。パンと水は無料で、合計6ユーロでした。パスタとオクラはゆで過ぎ煮込み過ぎでしたが、手羽先は美味しかったです。
上:私が昼食を食べた食堂
 バスの切符売り場から20mの距離です。
.
22:00 夕食
 アレックスと一緒に街へ繰り出し、地元の若い女の子に声をかけて安くて美味しいレストランを紹介してもらいました。彼は「いっしょに食事をしないか」と言い出すので、あららあ、と思っていましたが、彼女の後ろには彼氏のような男が2人椅子に座っていました。若い男の子にはよくある話なのでしょう。レストランは天井が高くガラスを多用した明るい店でした。並んでいる料理を見ていると、英語をよく話す若いウェイターが声をかけてくれました。私たちはテーブルに付いて食事を待ちました。彼はコーラ、私はビール『アムステル』で乾杯しました。料理はおいしかったです。女の子のお勧めは間違っていませんでした。


18日目 2010年 8月 20日(金)
デルフィ遺跡(世界文化遺産)

14:00 昼食
 ホテルの隣の隣のレストランで、アレックスと一緒に食べました。メニューは店長お勧めのギリシャ料理です。トマトソース味のパスタと羊肉にチーズがかかったものです。その他に、グリークサラダを頼みました。飲み物は炭酸入りの水にしましたが、思ったより喉が渇いていませんでした。食事が終ってから、アレックスがスイーツを注文したので、少し頂きました。蜂蜜味のパイでとても美味しかったです。
.
上:店長お勧めのギリシャ料理
.
上:博物館屋外にある博物館レストランで購入したフレッシュ・フラッペ(右端、5ユーロ)
 私はミネラル・ウォーターが欲しかったのですが、売り切れでした。泣く泣く5ユーロもするフラッペを買いましたが、蜂蜜たっぷり、日本人のお口には合いませんでした。予想通りで、・・・

21:40 夕食
 ホテルの3軒隣にあるレストランへ入りました。昼食と同じ店です。ここのテラスからの眺めは最高ですが、夜も素敵でした。私の他に客はいません。ギリシャのビールを飲みながら楽しい時間を過ごしました。途中から、天主と女性従業員2人と一緒になり、話が弾み過ぎてカメラとガイドブックをレストランに置き忘れてきました。

 トリのグリル、グリーク・サラダを合わせて10ユーロにしてもらいました。パンは無料、ビールは2.5ユーロぐらいだった気がします。


19日目 2010年 8月 21日(土)
オシオス・ルカス修道院(世界遺産)

8:10 朝食
 それから、メインストリーを歩きました。エスプレッソを出してくれそうなカフェを探しましたがありません。開いているのはホテル専用のレストランばかりです。どのレストランでも10ユーロ払えば喜んで食事を出してくれると思いますが、それは面白くありません。普通の店で食べたいのです。やっと従業員がいる1軒のカフェを見つけ、床掃除をしている女性に声をかけましたが、「クローズ」と言われました。早過ぎるのでしょう。不機嫌な返事だったので、がっかりでした。さらに歩き続け、建物がなくなりかけたところで、パン屋さんを見つけました。犬も歩けば棒に当たる、というものです。そこでハム入りパイ(2ユーロ)とミックスジュース(1.5ユーロ)を買いました。それを持って、昨夜寝そべった見晴らしのよい場所で食べようと思いましたが、その向い側に適当なカフェを見つけたので入りました。2人の男性がいて、彼らに「奥の席に行け」と言われました。
.

 そこは、見晴らしが良いだけでなく、パソコン仕事に丁度良いテーブルと椅子がありました。私はエスプレッソを頼み、パイをかじりました。先ほどの男のテーブルにあった何種類かのパン?の方が良かったのですが、仕方ありません(私のパイは焼き立てですが、油を感じるので、朝1番はちょっと厳しいです。ただ、ボリュームがあるので他のパイを買わなくて正解でした)。ジュースは良く冷えていて美味しいです。エスプレッソはもう少しゆっくり出て来て欲しかったのですが、ありがたく頂戴しました。ここで1時間ほど日記を書くつもりです。その間、新しい客は来ないと思うので、こんな客でも桜として十分な役割を果たすと思います。

.
13:30 昼食を奢ってもらう
 タクシースタンドに設置してある無料電話でタクシーを呼ぶことにしました。ちょっともたついている私を見て、すぐ目の前のレストランで食事をしている男性諸君(写真右)が私を手招きし、助けてくれました。自分の携帯電話でタクシーを呼んでくれたのです。それから、私は白ワインを勧められましたが、昼から呑むと世界遺産『オシオス・ルカス修道院』観光に差しつかえがあると思い、アンチョビの酢漬けとフランスパンだけを頂いていたのですが、待ち時間30分を過ぎたあたりから自然に白ワインが入りはじめました。これがトンでもなく美味しい地元産白ワインで、下の写真の右から2番目の男性の畑で採れる葡萄から造られているそうです。右端の男性はギリシャ古典の大学教授、中央は地元の大地主、その左は私、左端は世界を飛び回っている貿易商人で、日本にも2年滞在したことがあるそうです。つまり、ディスティモの名士達の集まりでした。彼らは、私の為にいくつかの料理を注文し、ドイツのビールや美味しい料理、そして愉快なお話で私をもてなしてくれました。英語はあまり通じませんが、とても素敵な時間を過ごしました。タクシーが来る気配はありませんが、タクシーや世界遺産などどうでも良い状態になりつつありました。

18:00 ディストモの教会のお菓子
 めちゃくちゃ美味しいのです! ナッツ10種類ほどが入ってました。もう一度食べたいです。

上:教会前でお菓子を分け合う人々

21:40 アルバニアの『バディア』で夕食
 ホテルから10分ほど歩いたとこで、3軒ほどのレストランがある広場を見つけました。良い感じです。英語のメニューもありました。とりあえず、水を入れると無色透明だったものが白濁する蒸留酒『ウゾ』を注文しました。右の写真は、氷が溶けて自然に白濁してしまったウゾです。

 次に、牛肉とチーズの焼き物(6ユーロ)を頼みました。ウゾはすぐに出て来ましたが、肉が出てこないので、メニューを見て何だか分からない『』という名前の物を頼みました。ニンニク入の素敵なマヨネーズでした。パンをそれと追加注文した『白ワイン』でかなり満足しました。ワインは昨日の方が圧倒的に美味しかったのですが、それは仕方ありません。合計13.3ユーロ


上:白ワインとニンニク入りヨーグルト(美味)

右:ポーランドのビール『アムステル』も飲んで、かなり御機嫌になりました。今回は、忘れ物をしないように十分に注意しました。


上:ウゾと氷水(1.2ユーロ)


20日目 2010年 8月 22日(日)
アテネの最終夜

9:10 ホテルのレストランで朝食
 食堂では、何組かの裕福そうな家族が食事をしていました。それは良いのですが、食後にタバコを吸う男性(お父さん?)が3人いました。禁煙マークがあるのに残念です。小さな自分の子どもの隣にいても、平気でタバコを吸っているのには呆れました。私は早々に退散しました。
.
.
15:00 ホテルにチェックイン
 ホテルは、今回の旅の初日と2日めに宿泊した『アドニス』です。立地条件が良く、ルーフバーからの眺めが最高なのです。電話予約hはしていませんでしたが、ばっちりオッケーでした。割り引きもしてくれました。それから、徒歩とトローリーバスで考古学博物館を目指しました。時間を無駄にしたくないので、昼食はファーストフード店です。客が1人もいない店で、さくっと注文して、食べながら歩いたのですが、博物館の前にあるピザ屋で、ピザも食べてしまいました(写真右)。これで準備完了です。

21:20 夕食
 ホテルから100mほど南に歩いたところにあるタルナベ(食堂)で頂きました。この小さな食堂はテーブルが6つほどしかないので、初めてアテネに来た時も今日もほぼ満席でした。私は店の一番奥の席に小さくなって座りましたが、1人で食事をする習慣はギリシャにはないようです。地元客にじろじろ見られました。

 イカのグリルは、今回の旅で1番美味しい料理の1つでした。新しければ良いというものではないイカの鮮度、焼き加減、塩加減、オリーブオイル、すべてが絶妙でした。このタルナベが地元民で溢れているのは当然、と思える1品でした。10ユーロという金額は安い部類ではありませんが、この味から判断すると激安でした。


21日目 2010年 8月 23日(月)
アテネ市内観光

7:20 朝食
 今回の旅の始まりと同じテラスでした。なんだか、とても新鮮な気持ちで美味しく食事を頂きました。

 初めにミルクをたっぷり入れたコーンフレークにジャムを入れたもの、オレンジジュース、マーガリンとチーズとパン、卵の白身2個、コーヒー。そして、テラスの向こうに、朝日を浴びたアクロポリス(写真右)。

 鳩も来ましたが、何もあげませんでした。与えるより、与えない方が難しいこともあります。彼らに食物を与えることは、糞公害だけでなく自然の生態系を乱す行為です。

.


エディハド航空の機内食

1日目 8月3日(火)

セントレア(中部国際空港)〜北京の機内食

上:名古屋で仕込んだもの

右:食後のコーヒーと映画

.
.
アブダビ空港内のカフェ
 7:50(アブダビ時間)カプチーノ(16)、クロワッサン(6、通貨単位不明)を頂きました。現金10ドルを出したら、3ユーロのお釣りが返ってきました。

アブダビ〜アテネの機内食

 アブダビで仕入れたものです。米が細長く、肉が羊のものになりました。

21日目 8月23日(月)
アテネ〜北京の機内食

↑ TOP

(c) 2010 fukuchi takahiro [→
home]