このページは、レンタカーで周遊するアイルランド、UK 2012 です。

3日目:特記事項なし(ロンドン市内散策)

8月8日(水) ・国立ギャラリー見学
・ロンドン市内で中国のオリンピック選手10人程度と出会う
・エクセルというスポーツ施設で門前払い
ロンドン泊 3

7:00 外のパブで朝食を食べる
 ホテルの朝食は栄養が偏っているので、昨夜のパブへ行きました。看板:7時から朝食サービス(約£6)があったからでです。


上:本日の朝食(中央の黒いプディンは・・・ですが合格)

レンタカーの予約
 パブの無料ワイファイで日本のレンタルカー屋にアクセスし、予約しました。めちゃ嬉しいです。

8:50 ロンドン市内散策へ出発
 一度ホテルに戻ってから、ロンドン観光に出かけました。全て歩き。近くの寺院を訪問してから、国立ギャラリーとテート・国立ギャラリーを見学する予定です。

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中国のオリンピック選手(ウェストミンスター大聖堂の近く)
 
身長が高い人達が歩いてきました。どこからどう見ても本物アスリートです。赤いジャージに『中国』と書いてあるので99.999%中国のオリンピック選手でしょう。はっきり言ってわくわくしましたが、彼らにとって貴重な自由時間だと思うので努めて『知らんぷり』しました。他の国の選手にも会えるのではないかとワクワクしていましが、結局これが初めで最後でした。中国選手のみなさん、お疲れさまでした!! 本当にそう思います。

上:赤いウェアーの選手達(右端はコーチ?)

ウェストミンスター寺院(世界遺産)
 有料です。私は興味がないので入りませんでした。気になる人は自分の目で確かめてください。


上:ウェストミンスター寺院(世界遺産)
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上:ウェストミンスター大聖堂(世界遺産ではない)
 入場無料なので入りましたが、内部撮影は有料です。場所はウェストミンスター寺院(世界遺産)と徒歩5分の距離です。


上:聖人がたくさんいるウェストミンスター大聖堂(世界遺産ではない)

===ウェストミンスター寺院(世界遺産)に関する記述は以上です===


上:ビッグベンと国会議事堂


上:観覧車『ロンドン・アイ』


上:テムズ川沿いにあるBRITAの戦いの記念碑

10:00 ロンドンの国立ギャラリー(美術館)
 入場無料。まるで昨日見たかのように鮮明に覚えている絵が何枚かありました。ずっと昔からの知人、そこに住んでいる人々。いつまでも変わらないインスピレーションを与えてくれる生き物が住む世界。絵画ではなく、別々の世界にいた者どうしが久しぶりに再会したときの感覚です。生きている人と違うのは、彼らが歳をとっていないことです。私が永遠の精神を持っているとしても、肉体は確実に衰えます。得たものと失ったものを相殺すれば同じ結果になるような気がするのは錯覚でしょう。

 私は何枚かの絵を忘れ、通り過ぎてしまったに違いありません。逆に、新しい絵の前で立ち止まり、新鮮な出会いがあったのではないかと思います。出会いについて明言できないのは、それが出会いなのか分からないことに気づいたからです。記憶もインスピレーションも曖昧で、本物の基準も変わります。自然界の法則も変わります(興味ある方は私の著書をどうぞ!)。永遠も本物もないなら、人は喜びのために生きるべきです。その方法や価値基準は多様で、生物の多様性と整合しています。


上:国立ギャラリー前

 話が絵画から逸れてしまったので戻しましょう。絵画と私の接点は、私が見た彼らの表面上の輝きです。このオリジナルの輝きは、どんなに保存状態がよくても数千年で失われます。今と同じ感動を伝えることはできませんが、心配無用! 私は彼らより早く消失します。

 また、繰り返し新鮮な感動を与えてくれる作品は、私と同じ感覚を持つ人、あるいは、もう1人の私が描いたものでしょう。輪廻! 私は何度も生まれ変わり、異なる時間と場所で同じことをしているのでしょう。美術館に収蔵された作品はその証拠であり、それは私と同じ感覚の人が守っているのだと感じます。この感覚はごく少数が感じていると思います。それらの人々がリーダーになり、美術というジャンルをつくり、美術作品として守ってきたのではないかと思います。なお、今回の見学の収穫は次の3つです。1つは具体的な性的快感で、女性の乳首をいじる女性と男性、女性の恍惚とした瞳、男女両性の私を射抜くような瞳。もう1つは完全な美しさをもった1人の女流画家の自画像。彼女は本当に美しい。美を求める探究心が気品に包まれ画面全体にあふれていました。彼女に逢うためにもう1度ロンドンへ行こう! そんな気持ちにさせてくれる女性です。最後の1つは昔の風景画や風俗画を見て、当時の自然や人々を生き生きと想像できるようになったことです。過去は画面上に存在し、人々は画面の中で生きています。


上:国立ギャラリー前でゆったりする人々


上:同上

15:30 エクセルという巨大スポーツ施設
 エクセルはロンドン東部にある大きなスポーツ施設です。回り道をたくさんして到着しましたが、窓口で当日券を買うことはできません。サッカーとは違うようです。当日券は余っているようですが、ネットで販売しているそうだけれど、ネットは当然のように完売していました。日本人でも買えるらしいけれど、情報が錯綜し、本当に欲しい人が目の前まで来て、余っているチケットが買えないのは本当に馬鹿げています。これがロンドンオリンピックの実態でした。便利な情報化社会? 人と人が向かい合っても何もできない社会。最終的な判断や管理するのは人です。人が遅れているのか、邪心が邪魔しているのか。本当に馬鹿らしい、と思いました。合理化=利益、だったと思いますが、利益以外にも多くのものを失ったようです。


上:エクセルの敷地に入るためのゲート

17:40 ビールを飲み終えたところ
 エクセル敷地内のスポーツバーみたいなところでビールを飲んで、ワイファイでFacebookに投稿して、e-mailでレンタカーの予約確認書を受け取って、これからどうしようかな。カードを持って立とうかしら、、、。スクリーンは、私が見たいレスリングやテコンドーではなくて、モトクロスやバスケットボール。この会場で行われている競技と全く関係ないものを放映するのはセンスないと思う。誰も見ていないよ。

 ビールとチップスで£7.5。ミニマムは£8だったけれど、おまけしてくれたみたい。ぼったくり料金だけどサンキュー。


上:トラムから見たロンドン中心部


上:ビクトリア駅周辺

23:16 やっぱり同じパブでビール£3.45
 昨日と同じパブでビールを飲みました。ネットもしました。


上:何もなくても、生は旨い!

→ 4日目:ウィンブリーで『なでしこジャパン決勝戦』応援

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