このページは、レンタカーで周遊するアイルランド、UK 2012 です。 |
7日目:ブレナボンとアイアン・ブリッジ見学
8月12日(日) ・レンタカーでUKドライブ3日目
・ブレナボン見学(世界遺産:文化)
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・アイアン・ブリッジ見学(世界遺産:文化)アイアン・ブリッジ泊 8:30 起床
世界遺産『ビッグ・ピット国立石炭博物館』近くの公園駐車場で野宿しました。寒くて夜中に何度も目覚め、最終的に持っている衣類(雨合羽を含む)をほぼ全て着ました。夜明け前にエンジンを回し暖房をつけると良く眠れました。排ガスで死ななくて良かったです。フルフラットは良いのですが、床から熱を奪われたことが敗因です。9:00 ブレナボン(世界遺産)見学(世界遺産:文化)
上:朝靄がかかるブレナボンのビッグ・ピット国立石炭博物館(開館1時間前)博物館入口は画面右の黒い扉。その左にある黒い細長い物体は駐車券の自動販売機。
上:同上(職員用駐車場へ移動しました)
上:屋外に放置されたキャタピラ付きの何か
上:まだ新しい感じがする屋外展示物ブレナボンはおすすめの見学地です(無料)。頭にヘルメットと懐中電灯、腰にバッテリーと非常用の食料?を取り付けてくれます。そして、大きなエレベーターで地下へ潜ります。深さを忘れましたが、50mぐらいだったかな。大きな建物の中央にある巨大な滑車は現役で、エレベータを上下させるためのものでした。
上:ヘルメットや懐中電灯を装着してもらう様子(私も同じようにしてもらいました)
上:気分上々の鈴村さんが自分のカメラで撮影してもらっている様子(私も撮ってもらったと思うのですが、気分が上がり過ぎて何故か写っていないような・・・)
上:当時の写真(ヘルメットに蝋燭?)石炭は黒い真珠といいますが、まさに真珠のようでした。私は見学中に少々拝借しましたが、見学後、私より大きくて立派な物を採ってきた観光客がいました。ガイドはそれを見て素晴らしいと言っているので、私もしっかり採取すれば良かったと後悔しました。
上:地下の坑道へ降りるためのエレベーター(ここからは撮影禁止です)私たちのグループのメンバーは、1人で来たドイツ人女性、私たち2人、その他に4人グループ、合計7人だったと思います。「坑内はアヒルのように1列で歩け」、「迷子になったらアヒルのようにグワっ、グワっと鳴け」ということです。赤ら顔の太ったガイドが何度もグワっグワっと鳴くので、初めは怖がっていた子どもたちも自然に鳴くようになりました。
上:当時の写真坑内で働くロバも大変だったと思います。ロバもヒトも太陽を浴びないと骨がダメになるので、命を削って働いていました。その結果得るものは何だったのでしょう。ロバもヒトも既得権者の道具で、ロバ権も人権もなかったと思います。さて、この構図は現在の日本でも当てはまります。「国民のため」「子どものため」「将来のため」「安全のため」「福祉のため」と何度も口走る政治家は危険です。理由はどんなに立派でも、実際に働いている人々を犠牲にすることは間違いです。日本国民のみなんさん、十分に気をつけましょう。今を生きているあなたのために、あなたの周りの人の幸せのために生きてください。それが集まり重なっていくことが自然で幸せな社会の在り方です。
上:見学後にバッテリーを返却する場所(この場所は現役でした。観光客が使用するヘッドライトのバッテリーをチャージしているのです。ちょっと感動しました)ツアーを終えて、周辺施設の散策をしました。
上:ウェールズの国旗(右)がひるがえるビッグ・ピット国旗は国の象徴で、国民が国旗に誇りを持つことは自然です。これはウェールズの国旗ですが、私はとても気に入りました。ウェールズの人々と会話していないので真相は分かりませんが、UK(いわゆるイギリス)の国旗ではないことろが素敵です。また、彼らは英語よりウェールズ語を愛しているので、英語の上にウェールズ語を表記する習慣があります。ちなみに、私は日本が大好きですが、日の丸と君が代は嫌いです。旅行中に出会った外国人に、自分からそれらの意味を語りません。語りたくないからです。さて、みなさんはどうですか。最終的に国という単位がなくなることが人類の目標だと思いますが、自分の国に誇りを持つことは1つの中間目標です。
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上:製鉄現場
上:掘削器機
上:見学を終えて大満足の私(とても寒いのでダウンを着ています)それから国道を北上しました。本当はもっとウェールズ州観光をしたいのですが、イングランド州へ入りました。目的はイギリスで興った産業革命の歴史的建造物『アイアンブリッジ(世界遺産)』を見学するためです。今日はこのブレナボンの石炭鉱山(世界遺産)と合わせて、産業革命ツアーにしたかったからです。
14:00 古城見学
とある古城を訪問しました。後日名前を調べます。
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16:00 とある教会
パス券を使って無料で見学できる教会が近くにあったので立ち寄りました。とても良かったです。
上:好い感じでした
上:別角度から
上:芝生の上で鈴村さんが寝ていました!
16:30 アイアン・ブリッジの宿にチェックイン
アイアン・ブリッジ周辺を30分ほど走って宿を決めました。周辺道路は細く、観光客がたくさん歩いているので注意しながら走りました。宿は道沿いにたくさんあり、空室の看板が出ているところもありました。最低料金は£49(朝食付き)だったと思います。
上:大きな駐車場と感じの良いレストランがある宿を選びました
上:朝食付きツインルームで£75(朝食なし£65)
この部屋の名前はレッド。強烈な赤と黒で統一された@@みたいな部屋でした。17:00 アイアンブリッジ見学(世界遺産:文化)
ネズミ色に塗られたアイアンブリッジは風格がありました。1779年に建設されたそうですが、何度もペンキを塗り重ねてきたからでしょう。当時のままの姿を保っているように思いました。また、アイアンブリッジ周辺の博物館の見学はしませんでした。解説を読んで楽しむための語学力がないからです。すらすら読めれば間違いなく見学したと思うのですが、、、。大切なことは『鉄の橋』を自分の目で見て、触ることです。明日はさくっと次の目的地『湖水地方』へ移動する予定です。どんどん予定が前倒しになっていく!
上:アイアン・ブリッジを背景に記念撮影
18:30 散策を終えて、宿のバーでビールを頂く
上:アルコール度数が低いものを頼んでしまい、ちょっと失敗19:00 風呂に入ってから夕食
バスタブが嬉しかったです。夕食はサラダとチキンを頂きましたが、サラダはばらばらの味でした。
上:サラダ(写真左)£9(1200円)は大失敗。チキン(写真右)はまずまず、添えもののジャガイモと茸は美味(£12.5)。食事と一緒にギネス・ビール(£3.5)を頂きました。初ギネスです。大変美味しいものでした。
20:00 アイアンブリッジ周辺を散策して、パブに立ち寄る
アイアンブジッジはこれでお別れなので、周辺散策しました。近くのパブに立ち寄り、鈴村さんは紅茶、私はハーフパインの強いビールを頂きました。ゆったりしたソファーで2人で無駄話をたくさんしました。私は酔っていたのかも知れません。
上:20:20撮影22:30 消灯
腰が折れ曲がるふかふかマットレスに苦労しましたが、がんばって寝ました。
→ 8日目:湖水地方の村とピーターラビット