クロッキー F 美術館

クロッキーゼミ2010 - 8の記録 

2010年3月9日(火)17.15-18.30
東生涯学習センター美術室(名古屋市)
model:ながあめ
教師:F

今日は3人のゼミ生で行いました。
前回に引き続き、日本画家の近藤恵三子さんにお越し頂いたのは光栄な限りです。

ゼミ生 ゼミ生の課題
 理論的な解決策
加藤けい

(ア)感情的な絵(心象クロッキー)を描きたい
 これまでは『形やバランスをとって画面におさめるようなデッサン』をしてきたから、今日は『モデルさんのオーラ』を描きたい。モデルさんの狙いとは違っていても、モデルの内面を見ようとする目、自分自身に養いたい。
 (1)モデルさんとキャッチボールできると上手くいく
 (2)自分が描きたいと思うところ以外は描かない


 モデルさんは「リンゴをわたす人」を表現しています。

ということは、
手の上にリンゴが見えてきて、
わたす相手が見ててきて、
わたす人の表情を見えてきて、
そのための腕の形や位置が、
、、、
というように描いていきます。


今日は表面の形態やバランスに囚われず描けたようです。

杉さん

(ア)自由になりたい、
  肩の荷を降ろしたい

 (1)仕事を忘れ、
   自由に描いて下さい。

 (2)結果を忘れ、
   伸び伸びと描くこと、
   それを自体を楽しんで
   下さい。

 杉さん!
 早くしないと
 
 また
 つかまっちゃうよ!

 早く逃げて
 !!


日本画家
近藤恵三子

(ア)見せ場と手を抜くところを作りたい
 前回のゼミで『顔と指先を丁寧に描く効果』が分かったから、今回は『絵画全体のリズムやコントラスト』に注意したい
 (1) 大切なものから大切なものへと『続く流れ』、あるいは、大切なものどうしを『繋ぐ流れ』を探すと良いでしょう。例えば、顔を手をつなぐ首の流れ、目から手や指へ続く流れ、口と肩のつながりを探してみましょう。

.

note
 モデルさんが決めたポーズのテーマ
 1 リンゴを渡す人
 2 天にも昇る
 3 開かない
 4 おいていかれた
 5 つかまえた
 6 凝視

 7 やっとこさ休める
 8 やば、寝過ごした
 9 観客
 10 飽きた
 11 それ何、私にも教えて
 12 え、まじ
 13 あんたは何かないの

 モデルさんから一言「テーマがあるとキャッチボールしやすくなります」

このゼミについては『クロッキーゼミ2010へのお誘い

日時と場所については『Fへのお誘い』をご覧下さい

2010年3月10日公開

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