中学校理科の復習5 のページを提示しました


    == 凸レンズ・光の屈折 ==

    前回の『復習4』で、私から提案した復習を終了

  そこで「やって欲しい分野は?」と訊ねた結果、
  ・ 光、、、、、、、5、6名
  ・ 生物全般、、、、1名
  ・ 化学分野、、、、なし
  ・ 力、、、、、、、数名
  ・ 気象、、、、、、数名
  ・ 電気、、、、、、なし
  ・ 天文、、、、、、数名 

  正直な話し「これは困った」と思った
  光は不得意なのだ

  それに内緒のはなし
  「1年生の時、適当に教えたツケが回ってきた」
  と思ってビビッたが、私の教えた以外の生徒が多数だったので
  少しホッとした

     ===<<復習内容>>===

  ◎ 凸レンズ
   距離により、以下の5つに場合分けをする
  1 物体 >焦点距離の2倍
  2 焦点距離の2倍= 物体
  3 焦点距離の2倍> 物体 >焦点距離
  4 焦点距離= 物体
  5 焦点距離> 物体

   すると
  次のようになることを作図から確かめる
  1 実像(実物より小さい)
  2 実像(実物と同じ大きさ)
  3 実像(実物より大きい)
  4 像はできない
  5 虚像(実物より大きい)

  <Aさんのノート> 
   Aさんは定規を使って、赤と青の線をひいた

  ◎ 光の屈折
  1 光が、空気中から水に入ると以下のように屈折する
  2 光が、水から空気中に出ると以下のように屈折する
   <Bさんのノート>
   

  3 水中の硬貨が浮いているように見える理由を理解する
    <Cさんのノート>
    
  


  <生徒の様子と考察>
 ・ 作図は無言で集中していた

 ・ 学習の始めに、次の3点を押さえておく必要があることが分
  かった。特に3つ目が重要である。
  1 レンズに平行に入った光は焦点を通る
  2 レンズの中心を通る光は直進する
  3 それ以外の無数の光は、レンズで屈折して上記1、2の
   交点を通る
    
 ・ 無数の光については以下のように板書し説明したが
  これも非常に重要ポイントだった。つまり、
  『ある一点から無数に光が出ていること』と
  『その中から特別な2つの光を選ぶこと』を同時に理解することは
  中学1年生では困難だった。
  
   ※ 後から見直すと、平行ではなく垂直である(失敗)

 ・ 水中に浮かんで見える硬貨については一応理解できたが、
  それよりも『風呂の中で短く見える足』について
  考えたほうが面白そうだ
   
  

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  (c) 1999 fukuchi takahiro

(以下余白)