このページは、1年理科『生物』1999/takaの授業記録 です |
観察5 花のつくり
1999 04 27(火)快晴
学校の中庭にたくさんのツツジが咲いている。理科室の『開か
ずの扉』を開ければ、まるで、専用庭園のようだ
(上: 形の良い花を選ぶ生徒達)
<<授業の様子>>
黒板に、前のクラスで書いたものが残っていたので、それを使い
『花のつくり』教えた。教科書以上の内容であるが、本時はこれ
だけなので、詳しく行うことにした(説明3分)
(左:A君のノート)
様子から判断して、理解度は高いと思われる
次に、教科書を見て『ツツジ』その他の観察方法の説明(5分)
それから、ツツジを採取させ、セロテープで添付まとめさせた
<注意点>
・ 雌しべは『子房』を含む
・ 雄しべの数は10本
・ 花弁は5枚がひっついたもの
・ がく片も、花弁と同じつくり
(上: Bさんのプリント)
全員のプリントを点検したが、結果は上々である。
(左:Bさんのプリントの一部)
さて、この学級には事前に「いろいろな花を持ってくるように」と
連絡しておいたので、たくさんの生徒が花を持ってきたが、時間の
都合で、まとめる事が出来なかった。そこで「次の時間も続きをや
ります。その時は、双眼実態顕微鏡の使い方、スケッチの仕方を勉
強します」と予告したところ、喜んでいた。また、『カラスムギ』
を見せ、「これは花ですか?」と質問したところ(読者の皆さんは、
どちらだと思いますか?)、
(左:カラスムギ)
(左端を切断し、内部が良く見えるように手で開いた)
「えー、花なの?」
と驚いていた。そして「これは上級者コースですが、この中に雌し
べも雄しべもあります。実(ムギ)ができるから当然でしょ」と紹
介した。
← 前 時
観察3タンポポを調べる次 時 →
観察4-2 花のつくり
(双眼実体顕微鏡)
[→home]
(C) 1999 Fukuchi Takahiro