このページは、1年理科『生物』1999/takaの授業記録 です

  観察6 種 子 
              
                  1999 05 初旬

  事前に、カラスノエンドウの種子を持ってくるよう指示した
  「先生、ぴーぴー豆のこと」
  「そうだよ」

  
  (上:カラスノエンドウの種子) 


  はじめに反省:
  私はカラスノエンドウを選択したが失敗(?)だった。何故な
  ら『果実』が分かりにくいから。勿論、次の長所もある
  ・ 教科書に載っている(写真)
  ・ 理科便覧に載っている
  ・ 無料
  ・ この季節、校内いたるところで入手可
  しかし、次回は「梅干し持って来い!」と指示しよう

  授業の様子:
  まず、復習 「花のつくり」(3分)
        → 完全正解者は2割
         しっかり復習せよ!

  次に『胚珠』と『種子』『果実』について(5分)

  
  (上図: Aさんのプリント)

  ここで、調子乗って「受粉から受精まで」教えてしまったが
  やり過ぎである(3年の内容だった)

      (右図:上の続き)

  それから『カラスノエンドウの種子』の観察
  1 「分解してスケッチしなさい」
  2 「先端部分をみなさい。これは何ですか?」
   と言って、顕微鏡映像をテレビに写す
         (勿論、私が操作している実物である)
     
    (上図:柱頭を花柱を観察できる)
     → 数名の生徒がスケッチできていた

  

  3 「花弁はスケッチできて
     いますか?」
   → 「何それ?」と声が出る

  「では、これを見てください」

   (右図: 矢印が花弁)
       紫色だった


  4 「種子の『へその緒』を書きましたか?」

    
   (上: へその緒と『胚』をスケッチしてある)

  授業を終えて:
  「先生、種が21個あったよ」
  「先生、**個だよ」
  の声はには
  「あっ、本当」
  ほとんど無視である。おそらく規則性があるのだろうけど
  不勉強で知らない。

  そして、次回『カエデ』の種子を持ってくるよう指示した

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観察4-2花のつくり
(双眼実体顕微鏡) 

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観察6種子2(カエデ)


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(C) 1999 Fukuchi Takahiro