このページは、1年理科『生物』1999/takaの授業記録 です

  観察6 種子2(カエデ) 
              
                  1999 05 13(金)快晴

  今日も、学校に来る前に勝負はついている

    前日の話
    「カエデの種子を持ってきなさい」
    「カエデって何?」
    「もみじ?」
    「そうだよ。国語では
と書きます」
    「種子なんてあるの?」
    「理科便覧14ページの写真を見なさい」

    
    (上: 校庭にある緑のカエデ)


  ほとんどの生徒が持ってきた
  これで授業の半分は成功である

    とはいうものの、通学途中に採集してきた生徒は数名
    多くの生徒は学校のカエデからである、残念

  <<授業の様子>>
   理科便覧の写真で確認する
   実物をスケッチする

   
     (上: Aさんのプリント)
         実物が左下に添付

   『種子』『果実』など各部の名称を確認する
   『柱頭』『花柱』を確認する

   
     (上: 顕微鏡映像をテレビに映した)

   ほとんどのものは萎え、取れてしまうが「ある人?」と尋ね
   ると数名の生徒が挙手した
   → これで『雌しべ』が成長したものである事が理解できた

   
   (上:Bさんのプリント)

   カキの種子
   ・ 理科便覧のイラストをスケッチさせる
   ・ 各部の名称を確認する
   → 一般的な植物で繰り返すことは好評だった

   の種子
   ・ 理科便覧の写真をスケッチさせる
   ・ 各部の名称を確認する
   → 私達が食べている部分は果実ではなく『花床』であること
    それは『カキ』の場合ここにあたる、と黒板に書いて知らせ
    ると驚いていた

  <<授業を終えて>>
  4月の授業で『カエデの花』を標本にしている生徒がいた。3割ぐらい
  でけっこういる。
  しかし、今回の授業ではそれに触れなかったので導入時に一工夫欲しか
  った。

  
     (上:D君のプリント)

  

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(C) 1999 Fukuchi Takahiro