このページは、1年理科『生物』1999/takaの授業記録 です

  観察7 マツ、イチョウ 
              
                  1999 05 14(金)
  事前に理科便覧の写真を見せ、
    マツ、イチョウの花
    松ぼっくりを持参するよう指示した



 (写真左: マツの雌花)
 (写真右: マツの雄花)

    実際に持ってきた生徒はクラスによって差があるが、
    約2割。授業の展開上、支障はない

  <<授業の流れ>>
  1 理科便覧15ページをみて、プリントに『マツの種子』
   ができるまでをまとめる

  2 種子ができるまで2年かかることを知らせる

   
     (上: Aさんのプリント)

  3 雌花の内部を観察する
   (教師が雌花を切断し顕微鏡映像をテレビに映した)
   
  (左:雌花の内部)
                  から花粉が入り、受粉する

  4 雄花の内部を観察する


 (上:雄花の『りん片』
    白い粉は花粉)

 (右:雄花
    よく路上に落ちている)

  5 雌花、雄花をスケッチする
    実物を持ってきた生徒は観察し、プリントに貼り付ける
    (雄花については、私が全員に配布した)

  6 1年前の雌花、つまり『珠果』を観察する

   
   (上:珠果の表面)
      突起物の隙間に1つずつ種子が入っいて

      この後、もう1年かけて熟す

  7 2年前の雌花、つまり『まつかさ』にある種子を観察する

   
   (上:カサの間に種子が入っている)
      上の矢印は『種子の羽根』

  <さんのプリント>
   

  8 教科書を読み『被子植物』と『裸子植物』についてまとめる
   被子植物:胚珠が子房に被われている
   裸子植物:胚珠がむき出し
        原始的  マツ、イチョウ、ソテツ、スギ

     ※ マツに子房が無いことの説明はここで行った。
      先に板書した『雌花』の顕微鏡の図を使うと良い
      また、それに『花柱』『柱頭』を描き加え、花粉
      が直接つくことが明らかにした

  ===

  一斉授業はここまで。 時間切れである

  『イチョウの種子』を持参した生徒については個別指導

  (左:Cさんのプリント)

  <<授業を終えて>>
   結構面白い

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観察8葉、気孔



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(C) 1999 Fukuchi Takahiro