このページは、Mr.Taka による中学校理科の授業記録 1年(1999年度)です |
月
1999 11 17(水)
前回の太陽と同じように代り映えしない(地道な)授業だけれど、生徒は十分に楽しんでくれたと思う。(右:Aさんの学習プリント)
彼女は月の裏側をスケッチした
<授業の流れ>
「教科書、理科便覧の写真やイラストから気に入ったものを写しなさい。
後から、ポイントを確認します」
と指示したところ、5分ほど熱心にスケッチ
ここで、シーンをするクラスが普通だと思うけど、熱心に質問が出るク
ラスもある。ここで、誤解を避けるためにはっきりしておくと、質問す
る生徒はスケッチできない、あるいは、普段の授業でも周囲の友達から
「うるさい」と注意される場合が多い。
ということで、
次のクラスから静かにするよう(私が)頑張った
(上:Bさんのプリント)
押さえたポイントは次の通り
1 クレーター (いん石が当たってできた)
2 大気が無い (クレーターができた理由は?と発問)
3 水が無い (海という名称から発問?)
4 生物がいない(上の1、2から考える)
5 自転している
注: その周期は、教科書に合わせて29.5日とした
次に、月の大きさ(直径)を調べる
・ 地球は4倍
・ 太陽は400倍
(上:板書案。 太 陽=地球の100倍 )
→ プリント裏側に、定規で正確に書かせると面白い
そして、(地球から見た場合)月と太陽が同じ大きさに見える
理由を考えさせる
→ 答え『太陽は月より遠いから』は教科書にある
次に、月は自ら光っているか否か発問する
→ ノーヒントで発問したところ半数以上が間違えた。そして、教
科書を読んで説明した(小学校の復習)。さらに、地球は?と発
問すると5、6人が間違える。「地球のどこが光っているの?」
「青く見えるのはなぜ?」「海は光っている?」と発問しながら
説明する。
<Cさんの月>
彼女は、自宅で月を描いてきた
次時に向けて
『月が発光している』と思っていた生徒が半数以上
「なぜ、光っている部分が変わるのか?」その理由を考えさせれば
納得したようだけど、今後が不安である。
次時は『月の満ち欠け』の原因を調べる
太 陽 |
月の満ち欠け |