このページは、Mr.Taka による中学校理科の授業記録 1年(1999年度)です

  月・太陽の日周運動2
                   1999 12 07(火)

  
  この辺りは、クラスによって
  指導順序を変えたので、一部
  前回と重複している

  
   (右:A君の学習プリント)


  <授業の流れ>
  1 太陽の動く早さ
   1) 昼間と夜間では、どちらが速いか?
     ア 昼間>夜間  イ 昼間=夜間  ウ 昼間<夜間
    → 正解は『

    → 生徒も正解者が8割。その理由については、触れなかった


   2) 朝夕と昼間では、どちらが速いか?
     ア 朝夕>昼間  イ 朝夕=昼間  ウ 朝夕<昼間
    → 正解は『

    → 『ア』と間違える生徒が3割いた。その理由について、問い掛け
     たところ、説明できる生徒はいなかったので、私から説明した。

   3) 夏と冬では、どちらが速いか?
     ア 夏>冬  イ 夏=冬  ウ 夏<冬
    → 正解は『

    → 『ア』と間違える生徒が2割いた。その理由については、ここで
     は説明しなかった。次時、次のように考えさせれば良いからである
     太陽が動いて見えるのは、地球が自転しているから

   4) まとめ 太陽が天球上を動く速さは一定である
    

  2 南中高度
    (下:Bさんの学習プリント)
    

   前時に、春夏秋冬の動きを描いているので、比較的簡単に説明できた
  <名古屋市の南中高度>
   春分、秋分の日= 90度ー(名古屋)
          = 90度ー35度
          = 55度 
   
      冬至の日= 90度ー(名古屋)ー(地軸の傾き)
          = 55度ー23.4度
          = 31.6度 

      夏至の日= 90度ー(名古屋)+(地軸の傾き)
          = 55度+23.4度
          = 78.4度


   また、「腕を伸ばして、今の太陽を指さしなさい」と指示すると面
  白い。そのままの角度を黒板に写せば、それが太陽高度になるからで
  ある。午前中の授業では30度以下になるので、生徒は驚いている。

  
  3 太陽の昇る角度
   それは、四季と通して変わらない
   → 先に学習した『南中高度』と比較されることは、理解度アッ
    プに有効だ。

  
         (上:C君の学習プリント)

    


  授業を終えて
  本時の月は『月齢29.0』。ほとんど太陽と一致しているので観測できな
  い。授業でも紹介したけど、、、
  それでも、毎時間紹介していくことが大切だ。

  ということで、最近、机上授業ばかりだけど生徒の理解度は上々なので
  満足している。これは、2学期期末テストからも明らかなので、この調
  子で進めていこうと思う。

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