このページは、Mr.Taka による中学校理科の授業記録 1年(1999年度)です

  地球の公転
                   1999 12 17(金)

 
 地球は、地軸を軸として1
 日で1回転(自転)しなが
 ら、太陽のまわりを1年で
 1周(公転)している。
       

 (右:Aさんの学習プ
        リント)


  ◎ 授業の流れ
   1 学習プリントに『地球の公転』をまとめる
 1 図の中心に太陽を書く
 2 その周りに4つの地球を書く
 3 地球の公転方向を書く
 4 黄道12星座を書く
        (前時の復習)
  全天には88個の星座がある
 5 地球の公転によって、見え
  る星座が変化することを話し
  合う。
  ア 地球が太陽の左側にあると
   き、見える星座は?
  イ 右側にあるとき?
  ウ さそり座が見える位置は?
  エ オリオン座が?
  オ 獅子座が?
  カ ペガスス座が?

(上:Bさんの学習プリント)

  <答> ア
太陽と反対側の星座 アと同じ ウ〜カ省略

  6 この図は『天の北極』から見たものであることを知る。
  7 地球は、公転面に対して23.4度傾いて自転していることを知る。
  (左:Cさんの学習プリント)

 2 季節の変化と太陽の高度
  1 季節によって気温が違う理由を考える
   ・ 夏、暑いのは何故?

   ・ 冬、寒いのは何故?
   → 主な生徒の答えは「昼が短いから」「太陽が低いから」。
    その後『太陽光線の傾きと光量の関係』下図のように説明した
  
     (上:Dさんの学習プリント)

   「夏、立ってるのと寝るのでは、どちらが暑い?」
    → 生徒は「寝いている方」と答える
   「冬、夏と同じだけ太陽光線を浴びる方法は?」
    → 生徒は「寝転ぶ」と答えるが「もっとも効果的な角度
     は?」と発問すれは「太陽と垂直」と答える

  2 教科書の実験結果を写す
  <実験内容>
   下右のような実験装置を作り、太陽の光に対して1つは垂直に
   もう1つは30度になるようにして設置する。1分おきに5〜
   10回、試験管の中の水温をはかり記録する。結果をグラフに
   する
  (左:Eさんのプリント)

  3 教科書を読む


  授業を終えて
  この記録は1ケ月も後になってから書いた

  すると、たくさん反省点が出てきた。1番良くないのは『天動
  説』と『地動説』の説明が不足していたこと。一般的な問題(入
  試など)は解けるレベルまで指導したが、私個人としては、もう
  1歩踏み込みたかった。実際、『3学期実力テスト』では『天動
  説』を使った問題を作成したが、生徒の正解率は低く、アンケー
  ト結果からも難解であったことが明らかになった。

  また、授業の後半は『四季の変化と太陽高度』にした。問題プリ
  ントをやって、知識の定着を確認する方法もあったが、前半があ
  まりに早く消化できたので、思わず次に進んでしまった。

  時間的に仕方無い側面もあったが、、、

  ===

  実験『水温の上がり方』は、生徒実験することも出来たが、教師
  の怠慢でカットした。
  

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