このページは、中1物理1999/takaの授業記録 です |
実験7 大気圧
2000 3 10(金)
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◎ 授業の流れ
1 大気圧についてまとめる
大気による圧力を大気圧という
・ すべての方向から働く
・ 1平方cmあたり1kg重の力が働いている
(左:Aさんのプリント)
ここで皆さんに問題です
上右図のように「水半分」「コップ横位置」の場合、水はこぼれるか否か。生徒の答えは半々でした。
→ 正解・解説(クリックして下さい)2 大気圧を図解する
・ 地上では、上空10kmの高さの空気が頭上に乗っていると考えることができる
・ それらは、身体全体を押している
・ 富士山頂では頭上の大気が減るので、その分だけ低気圧になる
・ また、山でご飯を焚くと固くなるのは、水の沸点が低くなるので固い。(大気圧=0の宇宙では、水を鍋に入れる事すらできないので、当然、沸騰させれない)
(上:Aさんの学習プリント。一部修正しました)3 水圧と大気圧を結び付ける
・ 10m潜る毎に「1気圧」の水圧がかかる
・ だから、10mでは合計2気圧。20mでは3気圧。
水10mの圧力= 大気10kmの圧力
= 1kg重/平方cm
=1013hPa(ヘクトパスカル)
(上:Aさんの学習プリント。一部修正しました)
授業を終えて
「家に帰ったら、コップの実験を見せてあげなさい」と言ったけど、何人の生徒がやったのだろう。子供が親に教えるなんて、素敵だと思うんだけどサ。やる気の出た人はすぐやろう!
<ポイント>
・ コップの口は、つるっとしていること
・ 紙は、葉書のような厚紙がベストだけど、薄くてもできる
・ 紙は湿ると変形して、コップと隙間ができる。これを防ぐ工夫は
紙をできるだけ小さく
2 紙の両面を濡らす
・ ゆっくりやってもこぼれない
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ビーカーで演奏会