このページは中学校2年理科『生物』/takaの授業記録2000です |
観察1 アフリカツメガエル
2000 06 15(金)快晴今日は教科書の写真をちょっと見るだけ。入荷予定日は6月23日(水)です。
それから実にたくさんの出来事があって、なんともかんともどうにもならない。当初、描く教室に1ペアずつ配付する予定だったが、今では『たくさんのベイビー』と『5匹』になってしまった。嬉しいと悲しいの連続である。次に、簡単な記録を記す。
23(水) 東京から宅急便でやってきた。発砲スチルロールの箱に8匹(4ペア)。袋に入った氷も入っていた。また、発送3日前から『絶食』させ輸送により弱らないようにしてあるらしい。さっそく、理科室のプラスチック水槽に移した。水道水はよくないと思ったけど、準備していないので仕方ない。4つの水槽に1ペアずつ入れ、蓋をした。餌(フナ用。固形。直径3mm)を約50粒ずつ入れた。
(上:やってきました。体長10cm)
<雄> 小さい
<雌> 大きい。尻部分に突起がある。24(木)
餌をほとんど食べていない様子。水は相当汚れていた。「喰わなくても死なないだろう。」と思い、餌をごく少量にして、水だけ変えた。今日は『汲み置き』を半分使った。
それより驚いたのは『いきなり産卵』していたこと。ある1ペアが「やたらにひっついているなぁ」と思っていたら、、、ざっと200個ぐらい。卵は、きれいに半分ずつ白黒になっていて、昔高校で学習した『動物極・植物極』を思い出した。大きさは、直径3mm。
25(金)
餌は喰わん。困ったものだ。それから、隠れる場所を作ってやったほうが良いような気もするけど、凄いスピードで泳ぐというか、逃げ回るので「頭を激突して死んで」しまいそうである。どうしよう。いろいろ調べてみたけど分からない。
そうそう、卵は2つに細胞分裂していた。まるで教科書の通りなので「えええっ。」といやになるくらい。そして、また新しい卵が100個ぐらい。これらは卵は(親ガエルが泳ぎまくるので)バラバラになっているので、1つ1つ手で救い上げた。さもなければ、喰われてしまうだろう。
27(土)
28(日)26(月)
朝、理科室をのぞいてみると2匹死んでいた。さかんに交接していたペアであり、水道の流水『水槽』に入れておいたものだが、わずか2cmの隙間から飛び出してしまった。他の6匹は元気だった。また、これら6匹は、全て大きな『おけ』に移した。卵はどんどん分裂している。もう肉眼では確認できないくらいに成長している。「いつ、おたまじゃくしになるのか楽しみ。」と書きたいところであるが、すでに何匹かかえっていて、驚くより速い、速すぎる。「一体アフリカツメガエルとは何者なんだあああ!!!!」
(上: 泳ぎ回るおたまじゃくし達)26(月)
授業後、餌をやったら食べた。それ以降、毎日餌をやるようにした。
(上:おたま達は日に日に大きくなる。丸いものは餌です。)27(火)
オオカナダモを50本購入。それを、ベイビーと親の水槽に入れた。オオカナダモは良い隠れ家になった。
29(木)
授業後、いつものように水を交換し、餌をやろうとしたら蓋が開いている。「もしかして、飛び出しているのでは?!」と数えたら、やっぱり1匹足りない。必死に捜索した結果、ひからびたカエルちゃんが、戸棚の中から出てきた。ご免なさい。南無阿弥陀仏。
01(土)
順調である。明日は日曜日だけど、水も変えたし・・・そうだなあ。餌は水が汚れるといけないから控えめにしよう! ベイビーは順調に大きくなっている。
03(月)
親ガエル、ベイビーとも元気でほっとした。親への餌として、パンを与えたら食べていた。
04(火)
ベイビーが餌を食べているのか心配だ。
化学反応式2 |
観察2カイコガ |