このページは中学校2年理科『生物』/takaの授業記録2000です |
骨格と筋肉、感覚器官
2000 09 11(月)時間があれば『舌の実験』なんて面白いと思う。砂糖水、酢、にがい薬を用意して「どの部分で感じますか?」
(答:順に、先端・両サイド・奥)
◎ 授業の流れ
1 骨格と筋肉
左図は教科書を半分コピーし、残りの部分を生徒に書かせてもの。ろっ骨の数などを調べされるとよい。また、上腕と下腕の数の違いも面白い。
上腕: 1本
下腕: 2本「力こぶをつくって!」と上腕二頭筋を学習した後、「上腕三頭筋を鍛えるには?」と発問するとよい。
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2 感覚器官
目(視覚)→ 耳(聴覚)→ 鼻(嗅覚)→ 舌(味覚)→ 皮膚(触覚)の順に、5感について調べます。(1) 目(視覚)
(上:Aさんの学習プリント)
・ 最近は「角膜」のドナーが増えているので訊ねてみるとよい。
・ 「ガラス体」のところで白内障を説明したが興味深く聞いていた。
・ 「チン小帯の使い過ぎに注意しましょう!」は複雑な表情で聞いている。近視は、この筋肉が痙攣して「レンズ」がひっぱられたままの人であり、遠視は逆の人である。
・ 「網膜」については立体的に図示したがピンときてない。
・ 最後に「こうさい」を説明し、次のように『黒目』を書かせた。
・ その後、友達と見つめ合い「こうさい」の動きを観察した。至近距離だと互いに緊張して良く動く。アドレナリンの影響である。(2) 耳(聴覚)
・ 「こ膜」が破れた場合、中学生までは皮膚のように再生する可能性がある。
・ 「耳小骨」は3つの骨でできているが、大きな音の場合は「ぐらぐら」とゆれ、小さな音の場合は「しっかり」組み合わさって大きさを調節する。だから、ヘッドホンで骨折しないようにしましょう!と話をすると興味深く聞いている。
・ 「三半規管」は3つの器管がそれぞれ垂直に位置し、上下・左右・前後を計算する。「先生は、交通事故でひっついちゃって、バランス感覚悪いです。」「だけど、ジェットコースターやコーヒーカップは強いです。」と話をすると喜んでいる。さらにそのあと、時間があれば、片足で立つ実験をするとよい。
片足で立つ実験
1 目を開けたまま
→ ほとんどの生徒は1分間立っていた。
→ 好きな方の足でやらせる。2 目を閉じて
→ すぐに倒れる生徒が多い。1分間立っていられるのは数名である。あなたも挑戦してみて下さい。
→ これは「三半規管」「前庭器官」で計算するが、「目」によって位置を確かめられないので非常に難しい。
3 鼻(嗅覚)
・ じっくりやりたいけど、上の通りです。4 舌(味覚)
5 皮膚(触覚)
・ 以下の通りです。時間切れです。
・ 第6感って何ですか?
テスト返却3 |
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