このページは中学校2年理科『生物』/takaの授業記録2000です

神経と反射
                2000 09 13(水)

 教科書のコピー(右図)したろころ「気持ちワリー!」である。


授業の流れ
1 中枢神経

 脳、延髄、せき髄について
・ 延髄については指導する必要ないが、教科書の図がはっきりしないので教えてしまった。
・ 時間に余裕があれば『脳』内部について詳しく話をすると盛り上がるんだけど、、、

2 神 経
 次の2つに分類することができる(下:Aさんのプリント)

・ さきに運動神経について教えて方が分かりやすい。「運動神経の良い人?」と発問してもよいだろう。
・ 感覚器官は前時に学習ずみ。
・ この後、運動神経のよい生徒を選び『黒板消し』を投げた。彼は見事にキャッチしたわけであるが、この時の神経経路を次のように図示した。
  目 → 脳 → 筋肉 
・ この時、どの筋肉を動かすかは脳によって計算される。彼に「どこの筋肉を動かした?」と発問するとよい。
・ また、彼に黒板消しを返して、とお願いしたところ、丁寧に運んできてくれたので、「脳で計算できましたね。立派な感覚も持っていますね。」と誉めた。

3 反 射
 次のようにまとめた。

                     (上:Bさんの学習プリント)
・ 生徒は「反射神経」と言うが、反射とは「脳が関係しない無意識の運動」である。
・ 例を示してやるとよい。
・ このクラスではやらなかたが、教卓に椅子を置き、それに生徒を座らせ『かっけ検査』をした。わざと、スネをたたくと「先生、痛い!」と言って盛り上がる。また、関係ない部分なのに足を動かしたりすると生徒の場合は、さらに盛り上がる。
・ 心臓は、せき髄ではなく自ら動いているが調子に乗って「反射」であると教えてしまった。まちがってはいないけど、教科書では「せき髄が行う」ことになっている。


◎ Bさんの学習プリント

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セキツイ動物


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