このページは、Mr.Taka による中学校理科の授業記録 物理学 2年(2000年度)です

実験6(2) 電流による発熱
                      2000 11 20(月)
  
 前回の続きです。ただし、今回は、電力と発熱量が比例することを確かめることに専念します。ばんばるぞ!

<本時のねらい>
 『上昇温度は、電力に比例する』ことを、実験で検証する。

 


<授業の流れ>
 
「同じように装置を組んで!」と指示を出したところ、全部の班が「正しく」組んだ。本時の目的と関係ないけれど、もうそれだけで「実験を続けたカイがあった」と満足している。さあ、これからが本番だ。

1 実験装置の確認
・ 電圧は、4V、5V、7Vなど前回と違う数値で測定。
・ また、測定は1回ずつでよい。
・ 水の量を正確に測るようにさせる

2 生徒実験
3 実験結果のまとめ
4 結果のグラフ化

グラフの書き方
横軸: 電 力  1目盛り5W
縦軸: 上昇温度 1目盛り0.5度C


◎生徒の実験結果

(上:A君の学習プリント)
 前回(左から5つまで)は、温度計が水に入っていないという基本的な失敗。つまり、この結果は使えない。そして、今日の実験(赤の部分、電圧5V、6V、7V・・・)は大変良い結果が得られた。この結果をグラフにすると、次のようになる。

      ↓
      ↓
      ↓

◎ 実験結果をグラフにする

ということで、比例関係を求めることができた。


<授業を終えて>
 結果として、このグラフを得るためには2時間の授業が必要だったと思う。ただ、2時間使って行うだけの価値があるかどうはは、今後の検討課題だけれど、、、。さて、明日はカロリーとジュールの関係について調べ、熱量に関する学習を終了します。
 

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