このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録:生物学 3年(2001年度)です

観察2 いろいろな細胞
              
                   2001 6 18(月)
 自宅からいろいろな細胞を持参させた。具体的には、「冷蔵庫にあるものは全て動植物なので、細胞でできているから何でも持って来い」と指示した。


(上:さて、何がみえるでしょう?)
 このプレパラートには肉眼で確認できる空気が3つあるけど、試料については透けるように薄くなっているので大変よろしい。赤くなっているのは酢酸カーミンを用いたからである。

生徒が持参した試料
・ レタス
・ ピーマン
・ ジャガイモ
・ 紫陽花の葉
・ ニンジン
・ 豚 肉
・ 魚
・ 貝
・ ねぎ
・ みかん
・ なすび


◎ 授業の流れ
1 放課中に移動した生徒から準備・観察を始める
2 観察できた生徒は先生の確認を受ける
3 テレビ投影装置で紹介する
4 黒板に、特徴などを発表する
5 先生の『印』をもらう

本時の注意点
・ 試料は、目に見えないくらい小さい方がよい(前回の「ほお細胞」を思い出すと理解できる)
・ 肉を持ってきた場合は、カバーガラスをかけてから押しつぶすとよい

◎ 観察できた主な細胞

(上:ピーマン)
  不規則な形をした細胞が面白い
  核は酢酸カーミンできれいに染色されている


(上:レタス)
  気孔がたくさん見える
  レタスは、やっぱり葉っぱなのだ


(上:キュウリ)
  なんだか特徴がない
  核も染色されにくい
  さっぱりした味の細胞だ


(上:ナ ス)
  種子の部分が特徴的だけど、細胞レベルまで観察できているのかなあ


(上:ニ ラ)
 教科書のタマネギより面白い。だって、無色透明の細胞に緑色の葉緑体が観察できるし、白い部分にははっきりと気孔が観察できるから。


(上:シメジ)
 どれが1つの細胞か分からないけど、菌糸でできていることは観察できる


(上:ジャガイモ)
 でんぷんが確認できる


  黒 板
  観察できた生徒が、黒板に発表した


  (上:Tさんの学習プリント)


授業を終えて
 面白いのでもう1時間やります

← 前 時
観察1動・植物の細胞

次 時 →
観察2.2いろいろな細胞

↑ TOP

[→home

(C) 2001-2005 Fukuchi Takahiro