このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録:生物学 3年(2001年度)です

胚の発生
                 2001 9 12(水)
『胚』、『細胞分裂と卵割』について理解不十分だったので、復習にたくさん時間を使った。

<本時の目標>
・ ヘッケルの法則を理解する
 生物の発生は系統発生をくり返す

(上:Aさんのプリンとから
『ヘッケルの法則』


◎ 授業の流れ
1 胚の発生のようす

 実力テストの反省から、細胞分裂について理解不十分であること、特に「体細胞分裂」「卵割」「減数分裂」が混乱していることが分かった。そこで、次の手順で授業を展開した。

ア) 受精卵、胚、子、親
 ・ それぞれの語句の意味を確認する
 ・ 胚(孵化)→ 子
       ※ 細胞分裂しない
  
イ) 細胞分裂は、次の3種類に分類できる
 1 卵割、発生
  ・ 受精卵から胚まで
  ・ 細胞の大きさが小さくなる

 2 体細胞分裂
  ・ 子から親まで
  ・ 普通の分裂
  ・ 染色体の数は変わらない

 3 減数分裂
  ・ 親の生殖器官(精巣、卵巣)内で
  ・ 生殖細胞(精子、卵子)をつくる
  ・ 染色体の数が半分になる

◎ Aさんの学習プリント

2 ヘッケルの法則
 生物の発生は系統発生をくり返す
 ・ 教科書p.53を説明してまとめる


<授業を終えて>
 細胞分裂について理解が深まったようなので、ひとまず安心。

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