このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録:化学 3年(2001年度)です |
実験5 いろいろな電気分解
2001 4 27(金)
自分でもやったことのない電気分解は、 <塩化物4種> (写真右:第2塩化鉄の電気分解) |
・ 前時の学習プリントに書き足せば良いので、本時は特に用意しなかった
(白紙のみ)
・ 始業前に、前時と同じ実験装置を準備させた
<授業の流れ>
1 実験の確認
・ 実験器具について確認
・ 試薬の紹介
MnCl2
FeCl2
MgCl2
KCl
・ 水溶液は濃い方が反応速度がはやいので、薬さじ2杯の薬品を水70mlに溶かすように指示した。2 生徒実験
(上:実験台。H管の中は、塩化マンガン。)
どうして、茶色の物質が発生するのか不明。◎ 生徒のノートから<1>
・ 塩化マグネシウムの電気分解
・ プラス極、マイナス極から発生する気体について、爆発と脱色の実験を行っている。
また、「色」「臭い」「気体の溶けやすさ」についてもまとめてある。
・ さらに、発生する気体の量を3:1(+極:−極)としている。
・ 塩化マンガンについても、一部調べている。
◎ 生徒のノートから<2>
・ 前回のまとめ
塩化銅→ 銅+ 塩素
・ 塩化マグネシウムをセロテープで添付している
・ プラス極とマイナス極のようすを表にしてまとめている
◎ 生徒のノートから<3>
・ 塩化第2鉄について調べている
・ プラス極とマイナス極から発生する気体の割合について記録している
・ 塩化マグネシウムについては、水溶性、脱色反応を記録している
授業を終えて
「先生、薬が溶けとるよ!」
次の理科の時間、学習プリント開けた生徒がびっくりしていた。
見せてもらった私もびっくりしたが、生徒のみなさんは、もっと焦っていた。私は、「空気中の水分を吸収したからでしょう。仕方ありません。プリントが汚くなって嫌な人は、裏からもセロハンテープで貼っておけば多少防げるかも知れません。いずれにして、たくさん貼るのは良くありませんね。」とアドバイスした。
また、「先生、砂糖や塩がべとべとなるのも一緒なの?」との質問も出てきた。
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