このページは、Mr.Taka 中学校理科の授業記録:化学 3年(2001年度)です

  実験10 電池をつくる
              
 2001 5 15(火)

 ハッピー・バースデー・トゥ−...

 1番初めに電子オルゴールの曲
 を聞いた時には感動した。

 そのうち
 「先生、バナナの皮でも鳴るよ」
 「U君スペシャル・ブレンドジュ
 ースは、単品より音が大きい」
 など大発見連続した。

 (右:実験装置)
  電子オルゴールのマイナス極に
  『マグネシウム・リボン』、プ
  ラス極に『銅片』がつけてある
  ビーカの中はトマトジュース



  



  <学校で用意するもの>
  ・ 電子オルゴール
  ・ マグネシウムリボン
  ・ いろいろな金属(銅、亜鉛、スズ、アルミニウム)
  ・ リード線
  ・ ビーカー
  ・ マイクロ電流計

  <授業の流れ>
  1 演示による説明
   主な注意事項は次の通り
  ・ 金属の間隔は狭い方がよい
  ・ しかし、接触していると電流は流れない
  ・ プラス、マイナスを変えると電流は生じない
  ・ さらに詳しく調べたい班には、マイクロ電流計を貸し出す
 
  2 生徒実験
  生徒が家から持参した材料は次の通り

 ・ レモン
 ・ みかん
 ・ いちご
 ・ バナナ
 ・ トマト
 ・ ぷちトマト
 ・ グレープフルーツ
 ・ アメリカン・チェリー

 ・ キウイ
 ・ なすび
 ・ ジャガイモ
 ・ 梅ぼし

 ・ コカコーラ
 ・ こなつちゃん
 ・ サイダー
 ・ 梅 酒
 ・ レモンジュース
 ・ オレンジュース
 ・ 木の葉

 (右:オレンジジュース)
    マグネシウム、亜鉛


  ◎ 板 書
  実験結果が出た班は、黒板に発表させた
  また、ほかの班の結果を学習プリントに写させた。


  (上:板 書)

  
  (上:イチゴに電極をさして実験する)

 3 本時のまとめ
  ・ 2種類の金属を電解質水溶液に入れると、電流が流れる
  ・ 金属の組み合わせによって、プラス・マイナスは変わる
  <金属のイオン化傾向けいこう 理科便覧p.142
プラスイオン←K,Ca,Na,Mg,Al,Zn,Fe,Ni,Sn,Pb,(H),Cu,Hg,Ag,Pt,Au→マイナスイオン
  ・ イオン化傾向については、詳しく触れない
  ・ プラスマイナスについても知らせない方が無難である。
   なぜなら、プラスイオンになりやすい金属は「マイナスの電子を放出」する
   ので、結果としてマイナス極になる。生徒レベルでは、プラスマイナスが逆
   なるので激しく混乱する。説明したいなら、モデルを使って20分ぐらい覚
   悟すること。



  授業を終えて
  電子オルゴールは簡単になるので嬉しい。0.1Vでも鳴るんじゃないかなあ。
  とても微弱な時は、音楽になっていない雑音を出す。また、いろいろな曲が
  あるので、「先生、これ曲が違う。」といったレベルでも楽しめる。

  

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