このページは中学校1年理科『生物』/takaの授業記録2002です |
実習2 いろいろな花
2002年4月25日(木)
理科室
自宅からいろいろな花を持参させた。
花屋で購入してきた生徒も1人いた。
(上:Aさんの学習プリント)
<授業の流れ>
1 いろいろな花を持参する
2 花のつくりの調べ方を確認する
・ 中心から雌しべ、雄しべ、花弁、がく片
・ 品種改良されているものに注意させる
・ チューリップの花のつくりを知らせる
(花弁は6枚ではなく3枚で、その外側に同じ『色・形』のがく片が3枚ある)
・ 数の規則性を発見させる
3 花を分解してプリントに添付する
・ 雌しべの子房に着目させる
・ 必要に応じて、参考書『校内の花』を利用させる
(上:私が分解した花)
・ タンポポと同じように根元の部分を持って、2つに引き裂くようにする
(上: たくさんのやく(花粉)の中心に雌しべ(柱頭)がある)
(上: ばらばらになった薔薇)
(上:2人1組になってセロテープに花弁を並べる生徒もいた)
(上:カキツバタ)
・ プリントに添付されているのは『花弁』3枚と『がく片』3枚
・ 実物は『花弁』ではなく『雌しべ』と『雄しべ』
・ 黄色い花粉のついている『雄しべ』のやくが分かりますか?
(上:Cさんの学習プリント)
(上: DさんはCさんと同じものを観察したけれど、発見したことが違う。)
(上: 添付した標本を観察する生徒)
(上:Eさんの学習プリント)
(上:カキツバタの花)
・ 途中の生徒は宿題とした
授業を終えて
タンポポ、ハルジオン、オニタビラコなど『キク科』の花は観察することが難しい。
品種改良された園芸品種の方がわかりやすい場合が多い。また、今年は例年よりも
暑くなるのが早いので、校庭でてきとうな野草を見つけることが難しかった。
季節が許せば、教科書にある『ナノハナ』をやらせたかった。