このページは中学校1年理科『生物』/takaの授業記録2002です

  1〜8のまとめ
              
                   2002 5 9(木)
                   理科室
  中学校で初めての定期テストを来週にひかえ、1限に学年集会を行った。
  その流れから「問題プリント」を配付して、家庭学習および復習の方法を
  指導した。
  
  (上:理科便覧を調べる生徒)

  


 <授業の流れ>
 ・ 問題プリントを受ける
 ・ 問題を解く
 ・ 分からないところを理科便覧や教科書、授業プリントで調べる
 ・ 分からないところを友達と相談して考える
 ・ 答え合わせをする
 ・ 分からないところを友達と教えあったり、先生に質問する
 ・ 本時の「授業プリント」を受取る
 ・ 裸子植物と被子植物についてまとめる
   裸子植物・・・胚珠がはだか(マツ、イチョウ、ソテツ)
         → 子房がない
         → 果実ができない
         → 受粉、受精する
(← ここを間違えやすい)
   被子植物・・・胚珠が子房におおわれている

 ・ イネの種子を観察、プリントにまとめて添付する
  
  (上:Aさんの学習プリント)
   ・ 発芽後、1週間の実物が添付してある
   ・ これは全員に配付したものである
   ・ 胚= 葉+ 根(
胚芽米、発芽米などが市販されている)
   ・
 胚乳= (私たちが食べている米)
   ・ 種皮= (これを食べる人はいないでしょう)


  (上: 1週間バットの水に入れておいた『種もみ』)

  ◎ B君の学習プリント


  ◎ Aさんの学習プリント

 





 <評価基準>
 1 自然事象への関心・意欲・態度
 2 科学的な思考
  A 授業で学習していない内容を理科便覧などを使い自分で調べることができ

 3 実験・観察の技能・表現
  B イネの種子についてまとめることができる

 4 自然事象についての知識・理解
  B 問題プリントを解答し間違えた部分を覚えることができる


  授業を終えて
  バシバシ質問が来るかと思っていたら、ぜんぜんなので拍子抜け。生徒は自主
  的に学習し、難解な『理科便覧』を読み取って正解を出している。驚きなので
  ある。

  授業では教科書の内容をはるかに通り越して、基本的な「アブラナの花」や「
  エンドウの花」を扱わなかったけれど、それらについて質問は一切でなかった。
  
  「先生、完璧です。」とあしらわれた。
  あとは家庭学習(復習)だけなので、テストの結果が楽しみである。

  ===

  次に、本時の冒頭の言葉を紹介しておきます。
  「この問題プリントから20点出題します。ひねりはありません。問題も答えも
  そのままにしますから、全員20点とってください。初めてのテストなので平均
  点が高くなるようにしますので、みなさんの協力をお願いします。」

  

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観察4
マツ・イチョウの花

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